弁理士合格体験記|山田 朋範さん

弁理士試験に合格するまで

山田 朋範 さん

山田 朋範さん
(37歳)
広島大学大学院
理学研究科
化学専攻 修了

DATA BANK

受験回数 4回
受講講座 論文答練パック
得意科目とその理由 意匠
一時期不得意だったので、集中的に勉強したから
不得意科目とその理由 商標
実は範囲が広いから
(それに見合った勉強時間を確保していなかった)
ズバリ合格の秘訣 勉強をコンスタントに継続すること
1日の平均学習時間 入門期~基礎期 平日2~3時間 休日6時間
直前期 平日2~3時間 休日6時間
弁理士を目指した理由

 私は、もともと、日本や米国の大学で研究員をしていました。研究員は、研究がうまくいっている間は楽しく充実したキャリアを歩むことができますが、研究がうまくいかないと、自分の先行きが不安になったりします。そのような中で、私は、研究以外で興味のあった知財関係の仕事にキャリアチェンジすることを決意しました。4年ほど前のことです。
 知財の分野でプロを目指すのであれば、やはり弁理士の資格を取得すべきだと思いました。弁理士資格を取得し、実務能力を磨けば、比較的安定して仕事をしていくことができるだろうと考えました。つまり、自分の力で人生を進んでいけるような気がしました。そのようなことから、弁理士を目指しました。

TACの講師、教材、カリキュラムで良かった点、活用したフォロー制度

 私は、TACに通い始めてから、弁理士試験に合格するまで、3回受験しました。このうち、短答試験を2回受け、論文試験を2回受けました。この3回の受験の結果をみて、少し驚いたことがあります。それは、TACの答練及び模試で最終的に取れるようになった点数が、本番で取れた点数とほぼ同じだったということです。例えば、短答の答練で、40点以上安定して取れるようになると、本番でも40点以上取れて合格できました。論文答練でも、安定して60点取れるようになると、本番でも60点前後の点数を取れました。また、論文試験本番を受けた直後に自己分析した科目ごとの予想点数が、本番の試験結果の点数と全科目ほぼ同じでした。つまり、答練や模試を受ける中で、自分の実力を正確に分析し把握できるようになっていました。自分の実力を把握できるようになれば、合格までの距離がわかるようになり、とても勉強しやすくなりました。
 TACの講師について良かった点は、講義が聴き取りやすくわかりやすかったこと、 講義の内容などで疑問に思ったことを質問したときにじっくり教えていただけたこと、勉強の仕方について相談にのってもらえたこと、弁理士の仕事についていろいろなお話を聴けて勉強のモチベーションを保てたことです。
 TACの教材について良かった点は、答練や模試の問題が豊富で、幅広い知識を身につけることができたという点です。短答及び論文の答練で出た問題が本番の試験でも出たので、各答練を受けたことが合格につながりました。基本講義(逐条編)で使用する基本講義テキスト逐条編(旧:短答⇔論文ハイブリッド講義テキスト)については、重要なポイントが凝縮されており、インプットすべき事項がまとまっていた点が良かったです。
 TACのカリキュラムについて良かった点は、基本講義で、短答と論文を両方視野にいれた勉強ができ、効率よく知識をインプットできた点です。また、各年、1月と2月に短答の答練が行われ、2月~5月に論文の答練が行われるので、短答と論文の勉強を、それぞれの答練の時期に合わせてうまくバランスをとれたことも良かった点です。1月~5月の期間は、短答試験の勉強と論文試験の勉強をどのようにバランスをとって行うかは、受験生にとっての悩みどころだからです。
 このほか、TACには、様々なフォロー制度が充実しています。例えば、質問メールでテキストの内容や答練の問題及び解答などについて、なんでも質問できる制度があります。私はこの制度を活用し、納得がいくまで何度も質問させてもらいました。また、自習室がありますので、この自習室を、講義や答練の終わりなどに使用させてもらうことで、勉強時間を確保できました。

オリジナル学習法

 短答試験のための勉強で行ったことは、基本講義テキスト逐条編(旧:短答⇔論文ハイブリッド講義テキスト)で基礎知識をインプットしたこと、条文を読み込んだことと、過去問や答練の問題を解いたことです。過去問は、設問の枝ごとに、自分の理解度を、例えばA~Eでランク付けしました。そして、完全に理解できたランクAの枝は、斜線を引いて消していき、すべての枝がランクAになった設問のページは、破り捨てるということを行いました。つまり、過去問の内容の理解度に伴って、過去問のページが破り捨てられ、過去問の厚さが小さくなっていきます。内容を理解してページを破り捨てるのは、楽しくて病みつきになりますので、この方法はおすすめです。
 論文試験のための勉強で行ったことは、基本講義テキスト逐条編(旧:短答⇔論文ハイブリッド講義テキスト)で論点をインプットしたこと、条文を読み込んだこと、答練の問題を解いたこと、過去問を解いたことです。また、必要に応じて青本や審査基準にも目を通しました。条文を読み込む際には、条文の番号(何条、何項、何号)も覚えるように努めました。本番の試験中に法文集を開いていちいち確認するのは、時間のロスだからです。答練や過去問を解いた後は、できなかった問題に関するポイントが記載された青本や審査基準を参照しながら復習をしました。また、条文の趣旨などのインプットすべき内容は、暗記カードに書き込み、この暗記カードをいつも持ち歩き、通勤中や仕事の休憩時間などの隙間時間にその内容を暗記しました。
 口述試験の勉強では、職場の同僚や家族に頼んで何度も模擬面接を行ってもらいました。  

直前期の学習方法

 直前期は、上記と同じように、条文の読み込みや過去問の復習などを行いました。つまり、直前期に特別な勉強法を行ったわけではありません。

これから受験する人へのアドバイス

 弁理士試験は、コンスタントに、根気強く勉強を続ければ、確実に合格できる試験だと思います。しかし、人生、いつでも好きなだけ勉強時間が確保できるわけではありません。特に、仕事をしながら試験勉強をしている人は、残業が続くなどして、まとまった勉強時間を長期間確保できず、歯がゆい思いをすることもあると思います。しかし、そういうことがあっても気にしなくて大丈夫です。そういうときは、例えば寝る前に1日5分~10分でも、例えば条文に目を通すといいと思います。あきらめない限り、必ず合格できます。

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