資格試験・資格取得の情報サイト>弁理士>2019年度弁理士合格者座談会 ~学習意識編~

2019年度 弁理士合格者座談会 ~合格への軌跡~

VOL2 学習意識編 ~合格者はどのような意識で学習したのか?~



松宮:それでは、皆さんにお伺いしていきます。この1年間合格のために、どんなことを意識して勉強してきたか。まず、嶋根さん、教えてください。

嶋根:はい。私はあまりトントン拍子に試験を通過してきたわけではないのですけど、特に苦手を克服するように意識づけして勉強しました。短答がダメだった年は下三法で点数が足りなかったので、翌年は下三法をすごく勉強して、ほぼ満点に近い点数になりましたが、その年受けた論文は、今度は商標が少し足切りになってしまったので、商標を上げるためにどうしたらいいのかなとか、そこを考えながら苦手を克服する意識でやっていました。

松宮:そうですか。だから今年の商標はすごく良い点数だったのですね。

嶋根:ちょっと奇跡な気がします(笑)。得意な科目がなかったので苦手を作らないという意識でした。

松宮:そうですね。苦手を作らないというのは重要だと思いますよ。では、小林さん。小林さんはこの1年、どういうことを意識して勉強してきましたか?

小林:はい、私の場合は、論文の答案を作成する時に、短答も受かっていたからか、意外といろんなことをたくさん書いてしまうということがあり、ゼミの中で全文書きとかをする時にも時間切れで終了になってしまうということがよくありました。そうならないように、時間配分や記載内容をコントロールできるように注意して勉強していました。

松宮:自宅で勉強する時はどんなことを勉強していましたか?

小林:自宅ではゼミの予習・復習と条文を読むのがメインでした。

松宮:分かりました。ありがとうございます。では続いて柴崎さん。柴崎さんはこの1年間どんなことを意識して勉強しましたか?

柴崎:この1年は、知識が抜けないようにというところは意識していました。

松宮:知識が抜けないように?柴崎さんの場合は、実は去年の論文の試験も合計点でいうとすごく高い点数でしたよね。ただ1科目だけ足切りになってしまったんですね。そこは、この1年、勉強する上で何か意識しましたか?

柴崎:はい。同じことにはならないように、すごく意識していました。具体的には、足切りをあった問題というのが、相手が何を言っているのか分からない状況で、「エイ、ヤー!」で書いたら、そんなことは聞いていないという状況でした。

松宮:「エイ、ヤー!」で書いたのですか(笑)

柴崎:いや、正確にいうと「エイ、ヤー!」ではなく、深く考えた末に「これはこういう意味に違いない!」という自分の確たる信念を持って書いたのですが、違っていました。それで、そのようなことが起きないように、相手が何を言っているかをしっかりと捕まえることを意識していました。

松宮:分かりました。ありがとうございます。では、丸山さんは?

丸山:はい。私は今年、短答免除の年で、論文を1年どういう風に勉強しようかなと考えた時に、長文を書けるようになるというよりは、ミスなく、時間内に、ちゃんと項目を挙げられるように、浮き沈みがないような安定した論文を書けるようになりたいと思っていたので、たくさん書くというよりは、松宮先生の模範答案を見ながら必要最低限の項目を安定して挙げられるということを意識して勉強していました。

松宮:そうですか。ありがとうございます。最後に久野さんはこの1年、何を意識して勉強してきましたか?

久野:私も今年は短答が免除でした。論文がメインの勉強ということで、2つ意識して学習しました。1つ目は論文用のテンプレートを作り、三段論法のリズムを身につけるという勉強と、2つ目は短答で学習した判例や、審査基準などの知識の補充を実施しました。その2つを柱に勉強してきました。

松宮:そうですか。ありがとうございます。齋藤先生は、論文試験を受ける方に対してどのようなことを意識して、普段、講義されていますか?

齋藤:論文が2年目の方は短答が免除の方がほとんどです。ですが短答で学習した条文の知識が抜け落ちてしまっている方が多いのが現状です。本当に求められているのは、論文でも短答でも条文の知識なのですが、講義においては、その知識が欠落しないように意識して勉強するように指導しています。

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