通関士試験をズバリ解説! 通関士試験の難易度は?合格率は?詳しく解説
通関士試験の合格率は10~15%程度!
通関士試験の合格率は年によってばらつきはありますが、合格率を数年分をまとめて見てみると14~20%程度で推移しています。また、受験者数は6,000人台で安定しています。最近は合格率が上昇傾向にありますが、ある程度の期間しっかりと対策をしなければ合格するのが難しい「難関資格」といえます。
通関士試験の受験者数と合格者数・合格率の推移
通関士試験8年間の数字を個別に見ていきます。受験者数は2018年まで下降傾向にありましたが、最近は上昇傾向にあり、1,000名程度で安定。コロナウィルス感染症が終息してきた2020年頃から増員。8年間で最多が6,997名、最少が6,218名です。一方、合格者数はばらつきがありますが、最近は1,000~1,500名程度です。8年間で最多が昨年2023年の1,534名、最少が688名です。極端に合格者数が増えた2017年は問題の難易度が比較的低かったことがわかります。
年度 | 受験者数 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|
2016年度 | 6,997名 | 688名 | 9.8% |
2017年度 | 6,535名 | 1,392名 | 21.3% |
2018年度 | 6,218名 | 905名 | 14.6% |
2019年度 | 6,388名 | 878名 | 13.7% |
2020年度 | 6,745名 | 1,140名 | 16.9% |
2021年度 | 6,961名 | 1,097名 | 15.8% |
2022年度 | 6,336名 | 1,212名 | 19.1% |
2023年度 | 6,332名 | 1,534名 | 24.2% |
通関士試験の合格基準点【令和5年度(2023年度)】
通関士試験に合格するためには、各試験科目ともに合格基準を満たす必要があります。全科目ともに合格基準は60%以上で満点を狙う試験ではありませんので、押さえるべきポイントを押さえて効率よく得点していきましょう。なお、年によって合格基準が変動することもありますので注意が必要です。
科目 | 配点 | 合格基準 |
---|---|---|
通関業法 | 45点 | 60%以上の得点 (45点中27点以上) |
関税法等 | 60点 | 60%以上の得点 (60点中36点以上) |
通関実務 | 45点 | 60%以上の得点 (45点中27点以上) |
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