二級建築士試験の突破法

二級建築士の「学科試験」と「設計製図試験」について、試験分析データや効率的な学習法などをお伝えします。

1.試験分析データ

試験分析データ(学科)

二級建築士の学科試験の受験者数・合格者数・合格率の推移(過去5年間)

年度 受験者数 合格者数 学科試験の合格率※
令和3年[NEW] 19,596人 8,220人 42.0%
令和2年 18,258人 7,565人 41.4%
令和元年 19,389人 8,143人 42.0%
平成30年 19,557人 7,366人 37.7%
平成29年 19,649人 7,197人 36.6%

学科試験の受験者数に対する合格者の割合

試験分析データ(設計製図)

二級建築士の設計製図試験の受験者数・合格者数・合格率の推移(過去5年間)

年度 受験者数 合格者数 設計製図試験の合格率※1最終合格率※2
令和2年 11,253人 5,979人 53.1%26.4%
令和元年 10,884人 5,037人 46.3% 22.2%
平成30年 10,920人 5,997人 54.9%25.5%
平成29年 10,837人 5,763人 53.2%24.3%
平成28年 11,159人 5,920人 53.1% 25.4%
  • 設計製図試験の受験者数に対する合格者の割合
  • 学科試験および設計製図試験の延べ受験者数に対する合格率

2.学習時間・目安

二級建築士試験の学習時間の目安

受験経験の有無や学校・実務における知識の習得などにより学習時間は異なります。

 試験形式 学習時間 学習期間
学科試験五肢択一式(合計100問) 300時間程度 6ヶ月~8ヶ月
設計製図試験設計図書の作成(1課題) 100~150時間 2ヶ月

3.学科試験の合格基準

二級建築士の学科試験の合格基準は、科目別の合格基準点が各13点以上かつ総得点が合計60点以上です。(本試験において想定していた合格率との乖離が生じた場合、合格基準点は補正されることがあります。)

  合格基準点出題数学科合格率(令和2年度)
学科Ⅰ(建築計画) 13点25問(各1点)-
学科Ⅱ(建築法規) 13点25問(各1点)-
学科Ⅲ(建築構造) 13点25問(各1点)-
学科Ⅳ(建築施工) 13点25問(各1点)-
総得点 合計60点合計100問41.4%

4.設計製図試験の合格基準

採点結果の区分

二級建築士の設計製図試験は、ランクⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4段階区分で採点され、合格は採点結果における「ランクⅠ」のみです。

採点区分  採点結果割合(令和2年度)
ランクI 「知識及び技能」を有するもの53.1%(合格)
ランクII 「知識及び技能」が不足しているもの6.9%
ランクIII 「知識及び技能」が著しく不足しているもの32.6%
ランクIV 設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの7.4%

設計製図試験の過去5年間の課題一覧

課題
令和3年[NEW] 歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)
令和2年 シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)
令和元年 夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)
平成30年 地域住民が交流できるカフェを併設する二世帯住宅(<鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3階建> )
平成29年 家族のライフステージの変化に対応できる三世代住宅(木造2階建て)

5.学科試験の突破法

基本知識を大切にする

二級建築士の学科試験は、各科目ともに建築士として最低限必要となる基本知識が問われており、過去問を中心とした、基本的な事項を重点的に学習することで、無理なく合格することができます。

一級建築士への足掛かりにする

一級建築士試験と二級建築士試験の出題分野および出典の基礎となるものに大きな違いはなく、二級建築士が定量的な仕様規定からの出題であるとすれば、一級建築士はその性能や運用面に係る定性的かつ実務的な出題といえます。 近年は建築士の受験要件が変わり、一級建築士にチャレンジする方が増えてきている一方で、難易度が高いことから合格までなかなか辿り着けず、何年も受験を続ける方も多くなっています。 このような方には、まずその足掛かりとして「二級建築士の取得」をお勧めします。 「いち早く有資格者(建築士)になれる」、「一級建築士の学習をスムーズに進めることができる」、「一級建築士取得までの道のりでかかる費用、時間などで有利」といったメリットがあるからです。 TACでは、本試験を徹底的に分析した、効率的・効果的な学科試験対策を用意しています。

6.設計製図試験の突破法

基本は作図力

二級建築士の試験では、作図力が大きなウェイトを占めます。未完成の図面は即失格となってしまうため、面積表も含めて時間内に図面を完成させることが不可欠です。 特に木造では、詳細な納まりを表現する「矩計図」や「部分詳細図」、構造(梁の架構など)の理解が問われる2階床伏図兼1階小屋伏図の出題があり、これらの図面を時間内に「早く(完成させる)」、「きれいに(プレゼンテーション)」、「正確に(各図面が整合する)」描き上げる能力が必要となります。 また、3年ごとに鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)なども出題される可能性がありますので、公表された課題に基づく入念な準備が大切です。

近年はプランニングも重要

課題は住宅が中心となりますが、現代社会の問題点を提起するような、例えば、家族三世代の交流(ソーシャルミックス)をテーマとしたものや、近隣住民や趣味仲間とのコミュニティーをテーマとした設計条件の課題が多く見受けられます。 したがって、単に要求室を並べるのではなく、課題の特色を十分に考慮して機能的な ゾーニングおよび動線計画とし、また、木造であれば梁や耐力壁などの架構計画、RC造であれば構造グリッドを理解したプランニング力を養う必要があります。

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