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金井 宏之さん(50代)
DATA BANK
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経営していた印刷会社をM&Aにより売却することになり、次の本業をどうするかで悩んでいました。不動産賃貸も行っており、宅建も合格していたことから、不動産に対する専門家となりたいと考え、この業界で最高峰である不動産鑑定士を目指しました。
以前、損害保険会社に勤務していたとき、不動産鑑定士にトライしようとした時期があり、難易度が高いことは知っていました。行政書士等は独学で勉強しましたが、科目数の多さ、試験の難易度、鑑定評価の参考書の少なさから独学は困難と判断しました。
TACの利用者が不動産鑑定士試験の合格者の70%以上を占めていることを知り、TAC以外の選択肢はないと考えました。他に予備校があることも知っていましたが、これ程のシェアを持っている以上、合格させるノウハウはTACが一番だろうと考えていました。
不動産鑑定士に合格するには短答式試験と論文式試験に合格する必要があります。私は仕事もあったので、1年目の5月に短答式、2年目の8月に論文式に合格するのが最短スケジュールと考えました。このスケジュールにピッタリだったのが、「1.5年L本科生PLUS」。このコースは11月から鑑定評価と行政法規を勉強し、論文式科目の民法、経済、会計を5月以降にスタートなので私のプランには最適でした。
失業期間が短くなるよう一発合格を目指していましたが、暗記量が膨大であり、苦しみました。書かないと暗記ができないため、右手は長い間、腱鞘炎で、現在も治っていません。暗記用資料を自分でコンパクトにまとめたのが勝因だと思います。
M&A先から、2年間会社をまかされています。会社の経営は順調ですが、勉強に割く時間が非常に長くなる(特に直前期)ため、相手先にはやや申し訳ないかなと思うこともありました。自分の人生の上で重大な岐路だったので、試験を優先しました。
2018年の1月から2月頃、暗記に疲れ、また体調も良くなかったので、この時期に鑑定理論で重要(A・B)と指定された部分、民法の論証例、経済学の定義等、完全に暗記しようという部分を抜き出し、ワードでまとめました。以降、暗記はほぼこれしか行いませんでした。この方法は必要な暗記を確実に行うのに有効と思います。また5月以降、TACの答練とオプション講座「鑑定理論 論文特効ゼミ」で配布される論文マスター問題集を繰り返し(3~5回程度)行いました。この試験で重要なことは、①必要な範囲を明確にして完全にアウトプットできるよう暗記すること、②TACの答練等を繰り返し行うことだと思います。
TACは都内に多数の教室があり、自習室にはお世話になりました。会社に近い八重洲校、自宅から便利な渋谷校及び日吉校には、本当にお世話になりました。札幌に旅行に行ったときは札幌校で勉強していました。自習室ではテレビもネットも見ることができないので、勉強に集中できます。
Web通信講座であったため、鑑定理論は渡邊先生が中心でした。重要なポイントを明確にしていただいたため暗記の範囲を明確にすることができました。渡邊先生には3度相談に伺いましたが、「A・Bを覚えれば、受かりますよ。」と話していただいたことを最後まで信じていました。また、経済学の粟國先生の講義はわかりやすく、経済の基礎はほとんど理解でき、今後の人生でも教えていただいた知識を活用できそうです。
鑑定理論 論文特効ゼミの「論文マスター問題集」は秀逸です。これ一冊を繰り返せば、論文対策は十分だと思います。また、経済学は粟國先生のレジュメを理解できれば経済の7割は終わったことになると思います。合格発表まで勉強を続けていましたが、受験後に総まとめテキストが非常によいことに気付きました。
受講中には、講義の進め方が早過ぎだとか、会計学などはもっと早くスタートできないのかと思っていました。しかし、終わってみると、鑑定士の試験範囲が膨大なのに、よくもこれだけコンパクトかつ的確にまとめられているなと感じます。
TACの全国公開模試は、順位にこだわることと復習が重要だと思います。特にほとんどの受験生が受けるため、仮にこの模試と同様の問題が本試験で出題されると、相対評価試験なのでできなければ他の受験生に差をつけられるとTACから説明を受けましたが、事実だと思っています。
「鑑定理論 論文特効ゼミ」は絶対に参加すべきと思います。「論文マスター問題集」を繰り返し行えば、論文問題はほとんど対応できるようになるからです。私はこれで受かったと思っています。また「アクセスコース」は教室で受けるべきだったと反省しています。本試験の演習で、隣の人が手早く計算を始めたとき、動揺して最初の計算を間違え、発表まで暗い気持ちでいましたが、実際に教室で経験していればこのようなこともなかったでしょう。
朝から鑑定理論の基準、民法の論証例、経済学の定義、会計学の重要な文章を5時間、暗唱していました。その後、TACの各答練と論文マスター問題集を繰り返していました。暗唱用の文章は自分でワードでまとめたものです。それが全てでした。
論文問題は、自分が正しいと思っていることを書くのですから、終わった直後はできたと思って満足していましたが、TACの答案例が開示され、民法の論点をはずしたことと、演習の頭の計算を誤ったことで、合格発表まで落ち込んでいました。演習の最初は慎重さが重要です。
この試験は優秀な人間が集まり、本気で戦う舞台です。そして記憶力、計算力、思考力とも相当に鍛えなければなりません。自分で合格すべき期間を定め、その時がきたら必ず合格するという信念を貫かなければ合格できません。でも、本気で勉強することは、何よりも楽しいことだと思います。頑張って下さい。
TAC不動産鑑定士講座の合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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