不動産鑑定士 合格体験記|岩瀬 基彦さん

【合格の秘訣】自分なりに出来ることを全てやる、ベストを尽くす

押野 将太さん

岩瀬 基彦さん
(30代)

 

一発合格

 

DATA BANK

受講コース 10ヵ月本科生
受講形態 DVD通信講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 1回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 1年10ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 9ヵ月
得意科目 【鑑定理論(演習)】
類型や評価手法が限られているので、それぞれの計算の進め方に慣れればテンポ良く解答を進めることが出来るようになったため。
不得意科目 【会計学】
これまで殆ど触れたことがない科目だったこともあり、学習内容が専門用語の羅列のように感じられ、単純な暗記をするにも頭に入ってこなかったため。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

私は建築分野の技術職で建築が好きなのですが、不動産を含む建築に関する見識を広めたい、様々な業務に携わりたいと思う中で、不動産分野の資格として不動産鑑定士があることを知ると共に、不動産の経済価値を論理的に説明できる鑑定理論に興味を持ち、取得を目指しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

市販のテキストを活用して独学で短答式試験まで合格しましたが、教養科目を含めた論文式試験の勉強の仕方、答案の添削の仕方などが分からず、予備校で受講することを決めました。

TACを選んだ理由・決め手

短答式試験をTACの市販テキストで勉強していたことや、奨学生選抜試験の受験のためTACの校舎に足を運んだこと、体験講義で受けた高橋先生の講義が大変分かりやすかったこと、自習室へのアクセスが良かったことから、TACでの受講を決めました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

働きながらの時間捻出という苦労もありましたが、加えて私は基準の暗記に苦労しました。特に昨年の合格者答案を特効ゼミで見て、多くの方が基準を正確に解答していることが非常にプレッシャーに感じました。暗記に限界を感じていたのですが、高橋先生に「苦手な部分を集中的にやるように」とアドバイスいただき、大分気持ちが楽になりました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

通勤や休憩といった隙間時間を活用しました。具体的には、暗記アプリによる基準暗記や、音声データの聞き流しなどをして、出来る限り勉強から離れないようにしました。また、講義や暗記は平日に、答練や鑑定理論の演習はまとまった時間が取れる休日にまわすなど、メリハリをつけて勉強していました。

効果的な学習方法

私は朝早く起きてということが苦手だったので、仕事の終業後、深夜まで勉強しておりました。またテキストなどを各科目1冊程度に絞り、やることを集中させたことが理解や暗記に効率的だったと思います。模試や答練を長期的な目標としつつも、短期的には1週間の最後に次の1週間の学習内容の予定を決め、平日はその予定に関係する教材を全て持って職場に行き、仕事が終わった時間に応じて、帰宅時間までに出来る教材をやり、残ったものは帰宅後や休日に回すという方法をとっておりました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

自習室は平日休日ともあいていて、使用する方も皆さん勉強に集中されており、自分も頑張ろうというモチベーションの中で勉強に励むことが出来ました。適度な間隔で勉強方法の紹介などのオンラインイベントがあったり、講師にオンラインで質問できるコーナーがあったため、通信生である中で疑問点の解消やモチベーション維持に当たって大変助かりました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

鑑定理論の高橋先生の講義が分かりやすく、講義の際には基準の暗記や答練の目安として「今であれば〇割位は書けてほしい」など独特な緊張感のあるご発言もあり勉強の励みになりました。教養科目の先生方は、テキストの内容だけでなく、大枠(例えば民法という法律)としての考え方や日常に起こっている事象に照らした例などもご紹介頂き、問題を解くに当たって立ち返る際の拠り所になりました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

どの教材も勉強すべき情報が含まれており、また受験生の学習環境や掛けられる時間に応じて、最後に絞る1冊を選択しやすいと思いました。講義の際の先生のちょっとしたコメントが本試験で出題されることもありますが、テキストには適度に余白があり、その内容をはじめとした講義内容のメモにも有効でした。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

カリキュラムは講義や答練など多々ありながらも、録画された講義をWEBで各自のペースで視聴できるので社会人として助かりました。答練は本試験直前まで添削して頂けますが、答練毎に得点ランキングが公表されるため、同じ土俵で自分の立ち位置を把握するためにランキング反映期限内に答案を提出する必要があり、答練提出を継続するモチベーションになりました。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

全国公開模試で最も役に立ったことは、3日間の受験を通じた疲労感も含めた上で、自らの答案を書くスピードを把握できたことです。本番では、「そろそろ答案記入を始めないと間に合わない」といった予測が出来、悩んで時間を消費する難問であっても答案構成に時間を掛け過ぎない判断をすることが出来ました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

論文特効ゼミは必要な学習内容が殆ど全て網羅されていると思いました。また開講時期である直前期にもう一度おさらいとして全体を網羅された講義(ゼミ)を受けることや、重要論点チェックブックや暗記チェックブックを読み込むことで一層理解が深まり、また理解が不十分な点を把握することが出来ました。

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

私は音読は声が枯れて苦手だったので、講義や基準の音声データを耳で聴くのと、基準を目で見て暗記して、覚えが悪いものは書いて覚えておりました。章ごとの暗記というよりは段階的な暗記を意識しまして、まず定義と呼ばれるような30個くらいを暗記(これは単語帳をラミネート加工して風呂でも暗記)し、次に先生がAランクと呼ぶような重要な内容、次に論文特効ゼミの暗記チェックブックレベルの内容、最後に列挙事項・総合的勘案事項(まとめて暗記が必要なものは語呂や絵で描いて覚えるなども駆使)や特効ゼミの問題で書けなかったものなどの暗記を進めました。暗記アプリに登録することで、初期に暗記した内容も忘却曲線に応じ時折出題されるので、段階的な暗記とその定着に有効だったと思います。

直前期の過ごし方

試験1か月前からは24時間利用できるコワーキングスペースを借りて勉強していました。内容は、1冊に絞ったテキストの暗記や各種答練の答案構成を繰り返していました。また、民法の田畑先生にお勧めされましたので、教養科目については、実際の試験と同じ開始時間に過去問の答案構成を行い、本試験に体を慣れさせていました。

本試験当日のエピソード

本試験当日は緊張で手が震えたり、暗記した基準が出てこず基準通りに書けなくなったりと散々で、気力だけで書き進めていた状況でした。合格した現在からすれば、当時の自分には「落ち着け。周りもそこまで出来ていない」と言い聞かせたいです。

これから目指す方への応援メッセージ

論文式試験は合計点のボーダーラインに多数の受験者が固まっており、数点の差が合否を分けているように思います。そのような中で後悔しないためには、自分を過信することも不信になることもせず、自分が出来ることを全てやり、ベストを尽くすということかと思います。応援しております。頑張って下さい。

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