不動産鑑定士 合格体験記|杉本 光央さん

【合格の秘訣】理解重視が結局合格への近道だと思います。

住岡 浩之さん

杉本 光央さん
(20代)

    

DATA BANK

受講コース 上級答練本科生
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 3年
学習期間中、TAC受講期間 2年8カ月
得意科目 【鑑定理論(論文)】
本科目が苦手では合格できないと感じ、基準の暗記を主にかなりの時間を割いたからです。
不得意科目 【経済学】
基礎問題以上の難易度の問題は対策しにくく、模試等の点数のブレが大きかったです。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

前職の市役所での仕事で不動産鑑定士を知り、その後仕事を辞め自身のキャリアについて考えた際に、不動産鑑定士としての専門性を身につけキャリア形成をしたいと考えたためです。また、前職の役所を退職し時間の融通が効く環境となり、取得に邁進しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

独学で勉強にも市販されている教材が少なく、独学が不可能に近いと感じたためです。また、自宅で勉強ができない性格だったため、自習室に利用が必須だと考えていた為です。

TACを選んだ理由・決め手
2024年に確実に合格したいと考えたときに同じ受験生のレベル感を知りながら勉強に取り組みたいと考えました。そうした際に演習量を増やし、また実際に教室で答練が受けられ先生に質問しやすい環境を求めてTACを選びました。


受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

失敗談としては、会計学の勉強方法があります。学習初期から論証例の暗記に走りましたが、会計学は他の科目に比べても特に暗記だけでは理解が進まず、効率の悪い状態になっていました。3月ごろからは矢野先生へ積極的に質問に行くようになり、理解に重点を置いた勉強する事ができ飛躍的に暗記精度が向上し論点落としが減りました。他の科目でもいえる事ですが、理解をし暗記に移る事が大事だと思いました。


仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

私は勉強期間のほとんどで仕事をしていますが、合格に向けて本格的に勉強した期間(合格までの1年3か月)は比較的時間に融通が効く塾講師等の仕事をしていたため、勉強を中心に仕事調整しながら生活を進める事が出来ました。

効果的な学習方法

演習については、電卓のスピードや問題文の読むスピードが点数に非常に反映されると考え、短答式が終わった頃からは毎日過去問や答練等を一題ずつ解くようにしていました。 他の科目については、論証例集の他校のテキストに答練や模試、過去問の論証例を写し、知らない論点が無い状態に暗していました。また、民法については特有の法律用語、例えば虚偽表示や詐欺等の用語について試験委員の方へ理解が伝わるように各用語の定義を暗記し、書くように意識していました。この事は基礎的な理解を深めることに役立ちました。演習以外の科目については、各論点を確実に理解して勉強進めることができているのかを常に念頭に置いて勉強を進めました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

自習室で勉強時間の殆んどを過ごしましたが、他資格の受験生も多いですが、勉強のモチベーション維持に大きく寄与しました。また、質問コーナーは先述のとおりですが、利用すれば非常に理解に役立つと思います。

TACを受講して良かった点①(講師について)

全ての教科で質問時間を利用しました。特に理解に苦しんだ会計学の矢野先生については、毎質問時間に伺うなど非常に沢山利用させてもらいました。他の教科の先生方も質問対応には誠実に対応していただき、利用するたびに理解が深まり有意義な時間となっていました。TACの講師の方々あっての合格だと感じています。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)
私は答練をメインに利用しましたが、各答練は本試験以上の難易度が出る印象があり、答案構成の練習になりました。合格者の大半がTACの受講生だという事を踏まえて答練等の出来で自身の勉強の進捗度を知る事が出来ており非常に良かったと感じています。


TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

答練の難易度や日程間隔は勉強を進めるうえで非常良い指針となっていました。TACのカリキュラムどおりに勉強を進める事が出来れば合格に近づくと思います。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

模試は日程や時間が本試験と同様に行われ、非常に良い練習となりました。最も良かった点は3日間の試験のため、1,2日目後の気持ちの切り替えの練習ができたことです。終わった科目のことを気にしないように過ごして次の日の科目に集中することは非常に難しかったです。しかし、2回目の模試では1回目の模試の反省を踏まえて気持ち切り替えを心掛けることができ、本試験でもこの経験は生かされました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

周囲の方が受講しており知らない論点をなくすために受講しました。近年の試験では基本的な論点が問われ論点落としが致命傷になる可能性があると感じ、テキスト記載の論点で知らないものについては暗記するように努めました。 

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

基準と留意事項の文言を赤シートで見えなくなるマーカーペンで少しずつ塗りつぶし、暗記を進めました。机で勉強する際には手を動かしひたすら書いて覚えました。直前期までは1週間で一周するようにし、6月くらいには3日で一周くらい、本試験直前には忘れてしまうのが怖く1日で暗記の確認をしていました。応用答練が始まるくらいまでに暗記が7割がた終わっているとスムーズに勉強を進めることができると思います。

直前期の過ごし方

模試での成績から勉強の進捗は順調だと感じていた為、基本的な論点の理解度の確認や点数の安定しなかった経済学や演習に大半の時間を割いていました。また、暗記の精度が点数に大きく反映される理論や会計学の基礎論点の見直ししていました。直前期に近づくにつれて勉強時間を減らしミスしないための体調やメンタルの管理に時間を使い、試験時間に合したスケジュールを変更しました。

本試験当日のエピソード

長机の隣の方が消しゴムを多用する方で非常に机が揺れるというハプニングはありましたが、経済学以外は余裕を持って解答することができました。一方で、経済学が難しく試験終了後落ち込みましたが、模試の経験からしっかりと気持ちを切り替えて望むことができました。

これから目指す方への応援メッセージ

暗記は重要で合否を分けると思いますが、理解がなければ暗記をしても上手く答案上で表現することは出来ないと感じました。したがって、講師の方々への質問等で理解を深めることが合格への近道だと思います。そして、しっかりと時間をかけて暗記を行う事で合格できる試験だと思います。頑張ってください。

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