不動産鑑定士 合格体験記|内山 仁さん

【合格の秘訣】効率を追求しつつ、早く終わらせる(受かる)ために今は追い込む

内山 仁 さん

内山 仁さん
(20代)

DATA BANK

受講コース 上級答練本科生
受講形態 ビデオブース(個別DVD)講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 2年6ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 2年6ヵ月
得意科目 【会計学】空き時間やすき間時間にテキストをまわしていただけですがそれで十分だった(6月模試2位)。空き時間すき間時間に勉強しやすい科目だと思う。
不得意科目 【鑑定理論(演習)】空き時間、仕事帰り、通勤が勉強の主であり、机に向かわないとできないこの科目の勉強時間が少なくなってしまった。

スケジュール

不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

私は金融機関に勤めているのですが、融資などの金融知識に加え、もうひとつ金融と関わりのある専門性をつけたいと考えたことがきっかけでした。また、もともと個人として技能を持ち、努力次第で他人にはできない分野や範囲において人の役に立てる士業に対するあこがれもありました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

独学では勉強の仕方がわからず、無駄な労力、時間を費やしてしまうと考えていましたので、独学というものは選択肢にはありませんでした。科目毎にどれくらいの強度でやるべきか、今年はどんな問題が出る可能性が高いか、ライバル達はどれくらいのレベルでどう対策をしているのか年度によっても異なり、独学では分かりにくいです。

TACを選んだ理由・決め手

合格者が圧倒的に多数だからです。TACで出た問題→本番で出来ないとまずい問題、TACで出ていない問題→本番で出来なくてもある程度しょうがない問題という、おおよその整理ができます。この整理ができると本番落ちついて取り組むことができ、精神面での点数のブレを減らすことができます。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

2016年の短答式試験の直前で病気になり、半年近く勉強を離れた後に奮起して、働きながら頑張って2017年に短答式合格、論文式はあと少しというところで落ちてしまいました。答練の成績も悪くなく、模試では問題なかった会計学が本試験では平均点以下という結果で落ちてしまいました。受かったと思っていたのですさまじいショックを受けました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強との両立

私は金融機関に勤めており直前期も含めて残業していましたので、移動時間と仕事後のカフェでの勉強が中心でした。移動時間も常に参考書を手に持ち、歩いているときはボイスレコーダーで民法の論証例や会計学の定義などを聞いていました。工夫すれば、気持ちさえあれば方法はいくらでもあると思います。

効果的な学習方法

会計学はテキストに答練で出た暗記すべき部分を貼りつけ、まわしていました。それ以外はせず、通勤時間が勉強のほとんどでした。テキストでは覚えるところ、読むだけのところ、たまに読むところ、全く読まないところを分けていました。経済学は短期記憶と割り切り、応用答練も4月に自主的に提出し、5月、6月の模試に合わせて総復習することを目途としました。その中でも計算問題集、総まとめ暗記レジュメ、答練のすべてを復習できたのは本番だけでした。鑑定理論は論文特効ゼミでかなり理解度があがりました。特効ゼミ前半の50問(応用B以外)と答練を少しやっただけでした(問題演習に関しては)が、これだけでも相当上位にいけると思いますし、全部できたら3番以内を目指せるのではないかと思います。民法は先手必勝と考え、5月の模試までに総まとめまで暗記する意気込みでやりました。民法の暗記が進むと全体のスケジュールに余裕がでてきます。

フォロー制度の活用方法と良かった点

Webフォローがよかったです。Webフォローは能動的に勉強する気力がないときに効果的でした。私は答練を教室で受けても解説はWebで見ていました。ついついスマホをいじってしまうときはWebフォローを見るとよい気がします。

TACを受講して良かった点①(講師について)

民法の公文先生等、気合を入れてくださる方々がいます。私は「言われるうちが華」という考えでいます。厳しい言葉は期待しているからこそ、相手を思う気持ちがあるからこそだと思います。先生も相手のレベルに合わせ、臨機応変に言葉を発しているはずです。鑑定理論の高橋先生の講義もわかりやすく、理解が深まりました。会計学の小坂先生の授業もコンパクトでわかりやすかったです。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

これを全てやれば勝てるという要素がぎっしり詰まっています。上位陣も特別なことをやっているわけではなく、TACのテキスト以外は使っていない人がほとんどだと思います。なので、TACのもの以外は使う必要はないと思います。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

総まとめ、答練の時期も非常によいと思います。社会人にはかなりハードな内容だと思いますが、これが全部できたら無双状態という意気込みでやりました。ただ現実には、社会人は全科目で自分のピークを本番にもっていくのはとてつもなく能力が高くないと無理だと思いました。模試で30番以内を目安にしていました。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

自分の点数を知ることも重要ですが、このぐらいの問題ならみんなはこのぐらいできるんだという、周囲を知ることが非常に重要です。その感覚が本番にも生きます。本番で難問が出ても「これは周りもあまりできないな」と思うことができれば落ち着いて解けます。模試や答練は周囲の点数をよくみるとよいと思います。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

「アクセスβ」は窓口で答練をもらうのみでした。6、7月に1問15分くらいで解き、必要だと思うもののみ暗記していました。
「会計学計算マスター」はこれをやって他のところから出たら落としていい問題、ここに書いてある難しめの問題が出たら他の受験生と差をつけることができると考えていました。本番では見たことがない計算問題が出たので、落としてもしょうがないと思えました。

直前期の過ごし方

よく学習した教材は、鑑定理論論文特効ゼミ、総まとめ、直前答練、アクセスβです。最後の最後に基礎をやりたいと考えていたので、直前10日くらいまではこれらの回転頻度を高くし、基礎は回転数を減らし、最後の10日は基礎を中心にしました。直前の講師の方々の予想(Webで公開される)をかなり参考にしていました。私は性格的に絶対に落ちたくないという思いから全部を完璧にしたいと思い、社会人の中ではまんべんなく勉強した方だと思います。順位が下がると落ちる確率があがるという前提で、目指す順位、確保できる勉強時間、割り切り方によって勉強の仕方、量は変わってくると思います。

本試験当日のエピソード

一番困ったのは透かしが出来ない紙質になっていたことです。文量で得点を稼ぐタイプなので致命的でした。2回とも時間が足りず、もう15点~20点くらいとれそうな状態でタイムオーバーでした。(鑑定理論)演習は苦手なので足切りを避け、50点を目標に致命的なミスを避けようと考え、たくさん検算をしました。時間が足りず本当に50点くらいだったと思います。

これから目指す方への応援メッセージ

私はこの試験勉強中に病気にかかるというアクシデントもあり、本当に苦労しました。家族にも反対されましたし頭が悪すぎて無理だとも思いました。仕事もかなりハードでしたが結果的には模試も30位前後で合格もできました。工夫とねばりが大事だと思います。苦い経験ですが今は良い思い出になりつつあります。

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