不動産鑑定士 合格体験記|稲葉 孝夫さん

【合格の秘訣】愚直に努力すること

稲葉 孝夫 さん

稲葉 孝夫さん
(40代)

DATA BANK

受講コース 上級答練本科生
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら(試験前に休職3ヵ月)
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 2回
【論文式試験】合格までの受験回数 3回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 3年6ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 3年6ヵ月
得意科目 【鑑定理論、民法】
ITエンジニアであったことから理論的な説明は得意でした。
不得意科目 【なし】
不得意科目をなくすように勉強することを心掛けました。

スケジュール

不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

不動産関連のITエンジニアをしていたのですが、鑑定評価もシステム化し、ネット上においても不動産鑑定士の役割は存在するのではないかと考えたのがきっかけです。そこで不動産の鑑定評価を知るために勉強を始めました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

予備校を利用することを決めたのは、受験勉強からは時間が経ちすぎており勉強方法を忘れたため、受験テクニックを教えてほしいと思ったからです。また、論文式試験では独学だと自分の力がわからないので、答案の採点をしてもらう必要があると考えたからです。

TACを選んだ理由・決め手

最終的にTACを選んだのは、説明会に参加した際に、渡邊先生が不動産鑑定士の魅力を熱弁されており、本当にこの試験によって人生が変わりその事を誇りに思われていると感じたからです。こうした熱意のある方の下で学びたいと思いTACを選びました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

私は3回目の受験で合格しましたが、一番の失敗は2回目の受験で合格できなかったことです。模試等の成績から2回目で合格できる力はあったと自負しています。でも落ちたのは慢心や愚直さが足りなかったからだと感じています。効率のいい勉強などは存在せず愚直に勉強することが合格の近道であると思いました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強との両立

仕事との両立方法は隙間の時間も勉強にあてること。そのためにも日々の行動はルーティン化するようにしていました。例えば、寝起き後1時間は必ず基準の暗記を行い、お昼休みは必ず同じ具材のおにぎりを食べて勉強する等、毎日同じ時間に同じことを繰り返すことで勉強が習慣化され、勉強時間を確保していました。

効果的な学習方法

私は経済学が苦手で粟國先生の授業を教室で聞いていたときは「ちょっと何言っているかわからないですけど・・・笑」と思っていました。そこで、Webフォローで理解できるまで何度も粟國先生の授業を聞くようにしました。少しずつ先生の話している内容が理解できるようになり、配布されたレジュメに説明の内容を記載する等してオリジナル教材として使用し、この教材を合格まで使い続けました。経済学で苦しんでいる初学者の方はWebフォローで何度も授業を見ることをお薦めします。民法は得意科目のひとつですが、論証例の結論だけを全て覚えるのが最も効果的でした。次いで条文から事例分折をすると論証例を書かなくても十分に民法の答案になります。結論の理由は信義則でもなんとなくでもかまいません。ずいぶんと強引に感じるかもしれませんが、論証例主義となり論理矛盾をおこすよりは、よっぽど本試験での採点は高いと思います。

フォロー制度の活用方法と良かった点

フォロー制度は経済学の復習にWebフォローを利用しました。Webフォローを利用して理解できない部分を繰り返し見ることで、苦手を克服することが出来ました。特に経済学などで苦しんでいる初学者の方にはお薦めの勉強方法です。

TACを受講して良かった点①(講師について)

合格することが出来たのはひとえに講師の皆様のお陰です。特に鑑定理論では文章を書きすぎてしまうので渡邊先生に相談したところ、今年の受験生の中では最もバランスが良いと言われ鑑定理論に自信をもつことができました。また、民法についても、公文先生は本当に受験のための重要なことを教えて頂きました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

教材については鑑定評価基準の冊子がコンパクトで満員電車の中でも読むことができよかったです。また、鑑定理論のテキストは基準が記載され説明が右ページに記載されているので暗記と理解とを両立させることが出来て大変助かりました。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

カリキュラムは初学者の方と複数年受験生とで感じ方が変わるのかなと思います。私が初学者のときは、こんなカリキュラムでは出来るわけがないと思っていましたが、だんだんインプットとアウトプットでバランスが取れるようになり成績が上がっていきました。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

まず、公開模試は自身の実力を図るにはとても有効でした。ただ、公開模試で成績が良いからといって合格するわけではないので、油断しない様に気持ちを切らさないようにしていました。また、私は公開模試で順位が2位だったのですが、就職活動ではこの点をアピールすると企業の方の反応は良かったです。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

オプション講座では公文先生の「過去問講義・演習」が特に良かったです。初学者の時にこの授業を教室で受けたのですが、それまでの民法に対する考え方が大きく変わり、その直後の本試験では84点の高得点を取ることができました。それ以降、民法は得意科目となり今年の本試験でも得点源とすることが出来たのでなはいかと思います。

直前期の過ごし方

直前期は基本的には新しいことを覚える時間は少ないと思います。模試や答練の復習に時間をあて、直前期までに覚えてきたことを繰り返していました。直前期は模試等の復習に時間が取られがちですが、直前期までに新しい事を覚え暗記量を増やしていたので、直前期の復習が短縮され暗記の精度を上げたり、演習に力を入れることが出来ました。

本試験当日のエピソード

本試験において一番の敵は疲労です。1年前は緊張で前日も眠れず疲労困憊していた気がします。なので、今年は睡眠薬や頭痛薬を用意する等、万全の準備をしていたのですが、ちゃんと準備をしたためかそれらを利用しなくてもよく眠れました。本試験においては勉強よりも、こうした準備を万全にしてよく眠ることを薦めます。

これから目指す方への応援メッセージ

すべての方が限られた時間制約の中で合格を目指すわけですが、そこに近道は存在しません。自身にとって最も効率のいい勉強方法を模索するとは思いますが、私は愚直に素直に勉強することが最も効率がいいと思います。重要度順に暗記するのではなく全てを暗記する方法を一度検討してみてください。皆様の合格を祈っております。

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