不動産鑑定士 合格体験記|貫田 次郎さん

【合格の秘訣】 限られた勉強時間でも最大限に効果的な勉強方法を模索する

貫田 次郎 さん

貫田 次郎さん
(30代)

DATA BANK

受講コース 上級本科生(短答付)
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 2回
【論文式試験】合格までの受験回数 1回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 8ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 8ヵ月
得意科目 【鑑定理論(演習)】
仕事で担保評価の経験があり、馴染みがあったこと。また資料の読込や計算が得意であったこと。
不得意科目 【民法】
問題に対する解答の仕方がわからず、学習をはじめてしばらく非常に苦戦した。

スケジュール

不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

私は現在金融機関に勤めており、仕事の中で、企業の持つ不動産の有効活用(CRE戦略)に興味を持っていました。不動産鑑定士としての見識を身に着けることで、企業に対する有益な助言ができるようになりたいと考えたことが不動産鑑定士を目指した理由です。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

仕事との兼ね合いもあり、集中的に短期間で学習を進めたいと思ったことが理由です。受験指導予備校に通うことで、独学で学習をするより効率的に学習を進めることができたと思います。

TACを選んだ理由・決め手

最大の決め手は、多数の合格実績です。多数の合格者の輩出の背景には、合格に必要な学習ノウハウが多く蓄積されていると考えられました。また、受講生数が多いことから、受験生全体における自分の相対的な位置を予想しやすいことも、学習を進めていく上で有益だと考えました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

論文式の問題に対し、どのように解答すればよいか分からず苦労しました。その打開のため、答練等の自分の答案と向き合う時間を多く作りました。悪い点数の答案を見直すことに最初は抵抗感がありました。しかし、解答の何が良くなかったのかをよく考えて復習することが、非常に役立ったと思います。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強との両立

仕事との両立では特に時間の使い方を意識しました。電車等の隙間時間は暗記や過去問の答案構成に使い、平日朝や就業後のまとまった時間は答案を書く練習に充てる等、確保できる時間を最大限有効に使えるよう工夫しました。また、仕事中でも試験の関連分野に触れた際には、少し時間を取り理解を深めるようにしていました。

効果的な学習方法

特に学習に苦労していた科目には、以下のような学習方法で対応していました。
【民法】答練が非常に役立ちました。学習当初は論証例をただ暗記しようとしていたのですが、中々進まず苦労していました。しかし、答練で答案の構成を辿り、一つの問題の中で、何が論点でどの論証例が使われているのか一連の流れとして理解した上で暗記するようにしたところ、理解と暗記を進めやすくなりました。
【鑑定理論(論文)】短答式試験までは理解重視の学習をし、短答式試験後に暗記を強化しました。特に苦労したのは暗記でした。テキストを一巡するのに1~2ヵ月かけると最後に行き着く頃には冒頭部分を忘れてしまいます。そのため、①暗記重要度が低いポイントは省略する、②テキストを一巡させる期間を短くし回転数を増やす、③記憶に残りやすい方法を見つける、ようにしました。特に③は、私の場合、読み上げながら書き取りをする方法が一番頭に残りやすかったです。暗記力に関するノウハウ本を一度見てみることもおすすめです。

フォロー制度の活用方法と良かった点

働きながら講義を受けるにあたって、振替受講ができたことはありがたかったです。仕事の繁閑に応じて、平日と休日の講義を組み合わせて受講することができました。また、自習室は、他の資格の受験生を含め、たくさんの方が利用されており、自分も頑張らなければという気持ちを高めることに繋がりました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

1.経験豊富な講師陣の持つノウハウを活用できること
①インプットでは、各科目の試験対策上の重要なポイントを教えていただき、効率的に学習を進めることができました。②アウトプットでは、答練の解答ぶりを相談し問題の趣旨と自分の解答のズレを教えてもらうことで、どうすれば点数を伸ばすことができるのかを指導してもらえたことが良かったです。
2.モチベーションの維持
学習を進めていく上での悩みの相談にも乗っていただいたことで、最後まで頑張り続けることができました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

1.テキストの良かった点
論点ごとの重要度が明示されており、学習の優先度を付けやすかったです。
2.答練の良かった点
解説冊子に論点ごとの細かい配点が見える化されていたため、添削後の解答と見比べることで論点ごとにどれだけ得点ができたのかを把握しやすかったです。これにより復習すべき点が明確になり、学習を効果的に進めることができました。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

インプット講義と答練がバランスよく組まれており、TACのカリキュラムに沿って学習を進めることで、効率的に学習を進めることができたと思います。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

全国公開模試は、自分の現在の位置を把握することに非常に役立ちました。不動産鑑定士試験の合格のためには、受験者の中での相対的な順位を高めていくことが重要だと考えていました。論文式模試は、受験者の中での現在の位置を知ることができる良い機会でした。また、本試験前に2回開催されるため、各回の順位がどう変動したかを確認できたことも刺激になりました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

オプション講座では、「民法過去問講義・演習」が役立ちました。この講義の受講以前は、民法の答練で中々点数を伸ばすことができず苦戦していました。この講義は解説を聞いた後に答案を書くという流れで進み、「点数が取れる答案」を書く経験を積むことで、どうすれば点数が伸びるのかを理解でき、本試験では落ち着いて解答を書くことができました。

直前期の過ごし方

直前期には、鑑定評価基準について、とにかく記憶を詰め込もうと足掻いていました。自分なりの暗記に適した方法は、読み上げをしながら書き取りをする方法でしたが、ある程度まとまった時間が必要になります。そのため、朝起床する時間を通常期より30分早め、出勤前の学習時間を長くするようにしました。

本試験当日のエピソード

平常心で本試験に臨めるよう、自宅から試験会場までの下見や、集中力を高めるための「ルーティン」作りをしていました。私の「ルーティン」は、試験前にカフェで勉強し、試験開始直前にチョコやブドウ糖を食べ、試験後に軽く運動し頭をリセットすることでした。自分の力を最大限に発揮するための準備も大事だと思います。

これから目指す方への応援メッセージ

仕事や大学と試験勉強を両立している方にとって、毎日まとまった勉強時間を作ることは大変かと思います。ただ、効率的・効果的な学習を行えば、短い時間でも実力は付いていきます。努力は裏切りません。講師の教えを信じて頑張ってください。

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