不動産鑑定士 合格体験記|横山 幸次さん

【合格の秘訣】全国模試を本番と思って仕上げること!!

横山 幸次さん

横山 幸次さん
(20代)

DATA BANK

受講コース 論文本科生B
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら(試験前に休職4ヵ月)
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 2回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 2年7ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 1年10ヵ月
得意科目 【鑑定理論(演習)】
実務を1年ほど経験したうえ、早期に過去問(全記述)で訓練したため。
不得意科目 【会計学】
独特の言い回しに馴染めず暗記に苦戦したため。

スケジュール

不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

不動産仲介業務を5年ほど経験し、一通りの業務ができるようになったため、次のステップとして何か資格を取得して他者との差別化を図ろうと思い、不動産関連資格の最高峰である不動産鑑定士の取得を目指すことにしました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

社内制度として、年に一人不動産鑑定士の合格をバックアップする選抜制度があります。難しい資格であることは承知していたので、その制度を利用して短期合格をしたいと考えました。

TACを選んだ理由・決め手

上述の会社の制度でTACが指定されていたためです。毎年の社内選抜試験もTACで作成してもらっています。何より合格者占有率の高さが会社の担当部署としても依頼している理由のようです。会社制度に含まれないオプションコースについては「答練が何より大事」と考えていたため積極的に申し込みました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

勉強の遅れによるプレッシャーから起床時間を少しずつ早くしていった結果、毎日朝3時起床という生活スタイルになりました。そのせいで3月に急激な頭痛に悩まされましたが、思い切って1日寝ると治りました。4月以降は勇気をもって「寝る」ことを重視したところ、その後体調には悩まされず、勉強も捗りました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強との両立

3月までは仕事をしながら勉強しました。教室講義を休まず受けるのがやっとで、復習に手が回りませんでした。私は夜がめっぽう弱いので、朝方に勉強時間を作るように努力しました。早く起き自宅で1~2時間、7時ごろから職場近くで2時間ほど毎日時間を取りました。移動時間などはもちろん基準の暗記です。

効果的な学習方法

暗記が進んでいないときは、答練の復習はあえてせず、自習時間はほぼ暗記にあてました。直前期には演習の時間を取れないと思い、あえて基礎期に演習だけは過去問に手を付け、白紙に大凡の項目立てができる程度にはなっていました。経済学は体が拒絶反応を示すほど苦手で、早い段階で対策せねばと思い、年末年始を「経済学のための期間」と決めて徹底的に勉強し、グラフの意味くらいは分かるようになりました。会計学は嫌いなので後回しにし、直前期に定義などを覚えるための単語帳(3冊)を作り、毎日寝る前の1時間だけ定義の暗記にあてました。直前期には『TACの答練ですべて合格点をとることができれば合格する』と信じ、ミニテスト、基礎答練、応用答練、直前答練、公開模試、アクセスα、アクセスβ、総まとめテキスト、上級答練の問題を科目ごとにファイリングして何周も何周も解きました。鑑定理論については「鑑定理論 論文特効ゼミ」以降はその問題集だけをぐるぐる解いていました。おかげで本番では初見の問題はほとんどなく、経済学の難問も焦らず見切ることができました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

考えても答えの出ないことは考える時間が無駄なので、積極的に質問メールを利用しました。特に会計学の言い回しなどについて多く質問した記憶があります。また、直近の過去問を使って7月に模擬本番を3回やりましたが、毎回別の校舎の自習室を利用し、慣れない場所での受験の訓練をすることができました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

高橋先生の「鑑定理論 論文特効ゼミ」は秀逸だと思います。ただし、よく先生が仰る「基礎体力」なしにはついていけないので、5月ごろまでに暗記をある程度進めていなければなりません。民法の講義は、先生がいかに受講生の記憶に残る方法を考えて講義しているかが伝わりました。少々驚かされる発言もありますが、それによってキーワードが頭に入り、事例と論証例が結びつき、合格答案に最短で行きつく勉強ができたと思います。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

前述の通り私は『TACの答練をすべて解くことができれば合格する』と信じて勉強しました。そして、それによって自信をもって本番を迎えることができました。後々使うことを想定して答練の問題はきれいに書き込みせず取っておくのがお勧めです。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

仕事をしながらだと多少ハードですが、早い段階で教養科目の講義もあり、短答式試験合格の翌年に論文式試験に合格するには適した内容だったと思います。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

4月以降、私は出社免除で勉強に集中することができたのですが、上司から「その間の業績は全国模試の結果で評価する」と言われていました。ある意味、私にとっては本番以上に結果を残さなければならないものでした。そのため2回とも全国模試の日までにできることを全てやり終える気持ちで挑んでいました。科目ごとのランクや順位が表示されるのは、私としても客観的に自分の努力の成果を会社に示すことができたので良かったです。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

「アクセスコース」のα・βは答練重視の私としては必須でした。本番でも基礎的な問題が出たので、特にアクセスαの大事さを改めて感じました。「鑑定理論論文特効ゼミ」はとても良かったです。私はぎりぎり暗記が間に合っていたので講義も効果的でしたが、暗記が間に合っていないとしても、ここで配布される問題集は宝物です。これだけやれば絶対受かる、そう信じることができる問題集でした。

直前期の過ごし方

7月は講義がなくなるためスケジューリングが重要になります。私は直近3年分の過去問(全科目)はあえて一度も手を付けずにとっておきましたので、7月の毎週末にTACの様々な校舎の自習室で模擬本番を行いました。

本試験当日のエピソード

暑かったですね。会場に着くまでに汗をかきました。初日は空調が強すぎて、羽織るものを持っていて良かったです。答練を死ぬほどやっていたことと、全国模試の順位が良かったことから、自信をもって本番に臨むことができました。また、公開模試のほかに何度か模擬本番を行ったので、落ち着いた気持ちで受験できました。

これから目指す方への応援メッセージ

私は会社の制度を利用して受験したので、チャンスは一回、相当なプレッシャーでした。同様の境遇の方もいらっしゃると思いますが、TACの実績を信じ、何かに憑りつかれたように答練を繰り返すことで、落ち着いた気持ちで本番を迎えられます。まずは焦らず、早い段階からコツコツと暗記を頑張りましょう!

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