2022年度 行政書士試験 合格体験記｜07

R.Tさん

DATA BANK

行政書士を目指したきっかけ／学習時の環境

　遺言書を書く仕事に興味を持ち、そのために行政書士という資格が必要なことを知ったので行政書士を取得しようと思いました。親の仕事を手伝いながら、TACの「自習室」などを利用して勉強しました。

独学ではなく受験指導校を利用しようと思った理由

　法律関係の勉強は初めてで、何から始めたらいいのかも勉強法も分からない中、行政書士は合格率が低く難易度が高いと感じました。なので自分は独学では厳しいと思い、受験指導校で学ぼうと思いました。

TACを選んだ決め手

　他の受験指導校も見学して比較しましたが、TACは初学者でも分かりやすいと言ってくださり、また講義数も多く、科目ごとにテストがあるので勉強に張り合いがでるかなと思いTACに決めました。料金も早割キャンペーンなどを利用してとてもお手頃価格でした。

本試験までの学習方法（基礎期・直前期など）

　基礎期では、主に講義を大切にしていました。私は浜 多鶴子先生のクラスを選択していましたが、講師の話した事全てが大事な事でしたので、講義ではとにかく先生の話した事を全てテキストに書き込みました。自習の時は、テキストを理解するよう読み返したり「過去問集」を解きました。科目によって勉強法が違うと最初に教わったのですが、本試験を受けてなおその意味を理解しました。
　直前期では、民法と行政法の記述対策のために条文や、先生が重要だと言った箇所を書き込んだ紙を部屋やトイレの壁に沢山貼り暗記しました。量がとても多かったので直前期でなく言われて直ぐに貼るべきだったと後悔しました。なかなか覚えられない所は、文を見ずにひたすら紙に殴り書きしました。丁寧に書くより量を沢山書くことを私はおすすめします。

直前期答練や「全国公開模試」の活用方法

　活用法としては、どの科目から解くか、時間配分をどうするかを決めて本試験に向けての練習をしました。採点後は間違った箇所だけ見直しました。私は一般知識がとても苦手だったので、1年間、新聞やニュースを見たり調べたりしていても、答練や模試ではボロボロでした。一般知識で分からなかった問題はその分野を調べ年号順に部屋に貼り時代の流れで覚えました。

受講形態やフォロー制度で良かった点

　教室講座は、どの講師の講義を受けても良いところが魅力的でした。おかげで自分に合った講師を見つける事ができました。また、休んでしまっても他の日に振替できる「クラス振替出席フォロー」があるので融通が利きやすかったです。

教材で良かった点

　市販の過去問は、文章や問題数が簡略化されているものが多いですが、TACの「過去問集」は本試験の過去問そのままなので読み解く力が鍛えられる所が良かったです。普段聞きなれない難しい言い回しや言葉に最初は苦戦することもありましたが、TACの「過去問集」を繰り返し解いたおかけで、本試験では苦戦せずに素早く解くことができました。

カリキュラムや、講師で良かった点

　私は浜 多鶴子先生に出会えていなかったら、一発合格はできなかったと思っています。良さはここに書ききれませんが、とにかく受講生を合格させたい！！という一心で自分の事より受講生の事を一番に考えてくれます。絶対に合格したい！という本気の方には是非おすすめします！初学者の私にとっても分かりやすく、知識が豊富なので何故？と思うところがスッキリ分かり理解が深まります。おかげで難しい分野のはずなのに楽しく学習する事ができました。

これからの受験生へメッセージ

　使用した教材はほとんどTACで配付された教材のみで、市販で購入したのは40字記述式問題集だけです。効率よく勉強できれば、必ず合格できると思います。私の勉強法の多くは浜先生にご教授いただいた事なので、これから試験に臨む人は是非これらのやり方を参考にしてみてください！