合格者が語る!企業経営アドバイザーの魅力
富 嬈 さん

★資格取得者★

企業経営アドバイザー合格者

富 嬈さん
IT・情報サービス業勤務
企業経営アドバイザー

Web通信講座 フルパック[財務入門付]受講
2025年検定試験合格

「知識を増やす資格」ではなく、物事の捉え方や意思決定の前提を見直す「考え方を変える資格」

企業経営アドバイザーを受講された理由は?

インターネットで経営に関する情報を調べている中で偶然見つけ、「企業経営アドバイザー」という資格があることを知りました。資格取得を目指して調べたところ、TACの対策講座は実務に直結する知識を体系的に学べる点に魅力を感じました。

私はこれまで約20年、営業職に携わってきましたが、経験を重ねる中で、単なる製品・サービスの提供にとどまらず、顧客の経営課題や事業成長に直結する価値を創出することの重要性を強く感じるようになりました。

経営者の視点に立った提案ができるようになりたいと考え、企業経営アドバイザー資格の取得を目指しました。将来的には、経営者に寄り添いながら課題解決を支援する「伴走型コンサルタント」として価値を提供していきたいと考えています。

選択したコースと受講した感想をお聞かせください。

Web通信講座のフルパック[財務入門付]コースを受講しました。 講師の説明は非常にわかりやすく、難しい内容でも要点を整理しながら解説していただけたため、理解が進みやすいと感じました。1講義あたり約30~40分という適度な長さで構成されており、集中力を保ったまま受講できた点も大きなメリットでした。

加えて、講師ご自身の実務経験や具体的な事例を交えた解説が多く、試験対策にとどまらず実務に直結する視点で学べたことが印象に残っています。教材は要点が整理され、情報を詰め込みすぎた圧迫感がないため、効率的に学習を進めることができました。

財務、企業経営、組織、法務、事業性計画、生産管理など、企業経営全般を幅広くカバーする知識体系が網羅され、各テーマに具体的な設例が用意されていたことで、重要なポイントを実務イメージとともに理解でき、定着につながったと感じています。

学習の初期段階から修了まで「最終的に何を目指すのか」「どのレベルまで到達すればよいのか」が明確で、今自分がどの位置にいて次に何を学ぶべきかが把握しやすく、全体像を意識して取り組めたことがモチベーションの維持にもつながりました。受講内容の中で特に参考になったのは、事業性評価の分野です。これまでの業務でも一部触れてきましたが、本講座では統計的な視点も含めて体系的に学べた点が非常に印象的でした。

ローカルベンチマークや経営デザインシートを活用し、企業のどの部分をどの観点で分析すべきかを具体的に理解でき、単なる数値分析にとどまらず、企業の強みや将来性を見極める視点が身についたと実感しています。企業経営の本質に迫る重要な学びでした。

一方で、難易度を感じたのは中小企業支援施策、特に補助金制度に関する分野です。中小企業基本法や中小企業等経営強化法をはじめ、数多くの補助金や支援制度が存在し、それぞれの目的・要件・相違点を整理して理解する必要がありました。内容が多岐にわたるため、当初は情報の整理に苦労し、一時的に混乱することもありましたが、繰り返し復習することで徐々に理解が深まり、知識として定着していきました。

また、財務入門講義については、もともと会計資格を保有していたこともあり、講義内容は特に難しくは感じませんでした。財務諸表の入門や財務分析の講義では、単なる会計処理の説明にとどまらず、企業活動のルールや意思決定を財務諸表の視点から捉える形で解説されており、会計の復習をしながら企業としての財務活動をより実践的に理解することができました。全体を通して、非常にわかりやすく丁寧な講義だったと感じています。

1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。

学習時間は平日が約2時間、休日が約3時間を基本とし、直前期には平日4時間、休日は8時間に増やしました。学習方法としては、「動画視聴→教材内容の復習→確認テスト→トレーニング→Webテスト→間違えた問題の復習」という一連の流れを基本にしました。まず、やるべき学習内容をすべて洗い出し、それぞれに必要な学習時間を見積もった上で、全体のスケジュールを作成しました。

学習期間は約4か月とし、最初の2か月で動画視聴と教材内容の整理を完了、次の1か月で問題集とトレーニングを集中的に実施、残り1か月で間違えた問題の復習と教材の再確認に充てました。このように計画的に学習を進めたことで、知識の定着と弱点の把握がしやすくなり、効率的に対策を進めることができたと実感しています。

試験対策に関しては、知識科目・実践科目ともに2回受験しました。1回目の不合格の主な要因は、学習時間の確保と時間配分が甘く、仕事と受験勉強のバランスが取れず、結果として問題集を最後まで解き切れなかった点にありました。2回目は早い段階から計画的に学習を進めたことで十分な準備ができ、落ち着いて試験に臨めました。1回目で弱点を明確にでき、2回目はその分野を重点的に復習して得点を積み上げられたことが勝因だと考えています。

実践科目は記述問題が多いため、インターネットで回答の基本パターンを調べ、それを参考に自分なりの解答案を繰り返し練習しました。この対策が本番で落ち着いて記述できた要因になったと感じています。仕事と勉強の両立にあたっては、スキマ時間の有効活用を強く意識しました。具体的には、通勤や顧客先への移動時間を活用し、講義動画を「見る」というより音声で聴く形で視聴しました。

帰宅後は可能な限り毎日2時間程度の学習時間を確保することを目標にしましたが、平日だけで学習をすべて消化するのは難しいため、試験直前の1週間は休暇を取得し、1日を通して集中的に学習して総復習と仕上げを行いました。こうした時間設計とメリハリのある学習が、合格につながったと感じています。

CBT受験について、感想と受験のコツや注意点を教えてください。

CBT受験については、1回目は知識科目・実践科目ともに「比較的やさしい」と感じたものの、不合格という結果でした。今振り返ると、理解が浅いまま知識をなぞるように解答していた部分が多かったのだと思います。

2回目は問題そのものは難しく感じましたが、一つ一つの設問に対し自分の頭で考え、理解した内容に基づいて解答することを意識しました。試験直後は不安もありましたが、結果的に合格となりました。この経験から、単なる暗記ではなく、内容を深く理解した上で考える力が重要だと強く実感しています。

知識科目では時間配分を特に意識し、試験開始直後は計算問題をいったん後回しにして、ひと目で解ける問題から先に取り組みました。その後、時間に余裕を持って計算問題に取り組み、易しいものから順に進め、難しい問題は最後に回しました。

また、CBT試験ではメモ用紙が最初1枚だけ配布されるため、1枚目を使い切ったところ早めにスタッフに2枚目を受け取ることをおすすめします。電卓はパソコン上の電卓を使用しましたが、慣れないと操作に戸惑う場合もあるため、事前に練習するか、会場ルールの範囲で自分が使いやすい電卓を用意しておくとよいと感じました。

対話力向上講習について

コンサルタント役・経営者役・評価者役に役割分担し、事例分析のグループディスカッションを行いました。役割を切り替えながら議論することで、自分の考えを整理できただけでなく、他者の発言を客観的に評価する視点も身についたと感じています。

企業経営アドバイザーとしての対話を実務に近い形でリアルに再現しており、臨場感のある講習でした。今回学んだ内容は今後の仕事に十分活かせると考えており、これまでの提案に加えて、経営者の視点から事業全体を捉え、「事業としてどのように取り組むべきか」を意識した提案ができるようになると思います。

知識の習得だけでなく、実践を通じて経験を重ねることが重要だと考えており、今後は経営者のお客様との距離を少しずつ縮めながら、現場での経験と実践を積み、より実務に根ざした支援に取り組んでいきたいです。

これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか?

今後は、名刺やプロフィールに資格ロゴを明示し、自己紹介の際にも簡潔に触れることで、経営視点を持っている点をしっかりとお伝えしていく予定です。

具体的な提案や議論の場では、単なる営業や業務の視点にとどまらず、「経営者にとって何が本質的な課題か」「事業としてどう判断すべきか」といった観点を意識しながら提案していきます。現場と経営の両面を理解した立場で価値提供できることが、自身の強みだと考えています。

これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

企業経営アドバイザー資格は「知識を増やす資格」ではなく、物事の捉え方や意思決定の前提を見直す「考え方を変える資格」だと感じています。現場での経験がある方ほど、「この判断は経営として正しいのか」「事業全体で見ると何が最適か」といった視点が自然と身についていきます。

資格取得はゴールではなく、日々の仕事や提案の質を一段引き上げるための武器です。ぜひ前向きにチャレンジしてみてください。

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