現役官僚インタビュー 財務省
国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継ぐ。

黒野 瑠夏さん
Ruka Kurono 国際局調査課 課長補佐
入省後の略歴と職務内容
全省庁の予算をとりまとめ、財政政策の音頭をとる部署に配属。
・2018年 主計局地方財政係
地方交付税交付金等の担当として、消費税引上げによる増税収の国と地方との配分に関する折衝に携わる。
・2019年 広島国税局 国税調査官
中国地方の大規模法人の税務調査に従事、現場を知る。
・2020年 厚生労働省職業安定局需給調整事業課 係長
デジタル化・高度化する就職サービスに対して、新しい規制を導入。
・2022年 英国留学 London School of Economics
あらためてマクロ経済学を学び、経済学修士を取得。
・2024年 大臣官房秘書課 課長補佐
全国7万3千人の職員が働きやすい職場をめざし、働き方改革を推進。
・2025年 国際局調査課 課長補佐
経済安全保障環境の変化を受けた、対日直接投資の審査制度の見直しを担当。
Q1 国家総合職(入省先)を志した理由を教えてください。
その組織でしかできないこと、替えの利かない仕事に貢献したいと思い、それぞれの分野でまさに国にしかできないことに携っている国家公務員に関心を持ちました。「財務省はお金の流れのデザインを通じて社会全体を支えている」という先輩職員の言葉に惹かれ、その業務の幅の広さや時間軸の長さからしても、本当に社会の基盤を支える仕事ができるのではないかと思い、財務省を志望しました。
Q2 今まで経験されたお仕事で、最も心に残っていることはなんですか?
これまでの仕事のそれぞれが印象深く、また、いつもそのとき担当している仕事を好きになってしまう質なので迷ってしまいますが、2年目に地方財政を担当する係で、自分の担当の経費をもって他省庁との折衝に当たったことはとても良い経験になりました。一つ一つの数字の背景に、様々な制度があり、経緯があり、現場があることを実感した一年でした。
また、今まさに取り組んでいる対日直接投資の審査制度の見直しも、自分が入省する前には想像だにしなかった仕事であるという点で感慨深いです。海外から日本の企業への投資について、国の安全の観点から審査をする制度ですが、変化の激しい経済安全保障環境の中で、まさに「お金の流れのデザイン」の面から、どんな貢献ができるのか、日々奮闘しています。
Q3 これから取り組みたいお仕事はどんなことですか?
昨今はニュースでも特に「税」に関係する話題に事欠かないのではないでしょうか。日々の生活に深く関係しているものですが、関心が高まっているときにこそ、どんなあり方が望ましいのか、誰がどれくらい負担すべきなのか、納得感のある公平な税制を議論するチャンスになるのではないかと考えています。替えの利かない仕事の一つとして、近い将来にその議論に携わりたいと思っています。
Q4 キャリアをめざす受験生へ熱いメッセージをお願いします。
「誰かの役に立ちたい」、「社会のために働きたい」という気持ちが少しでもあるのであれば、国家公務員はとても魅力的な仕事はないのではないでしょうか。そして、「より多くの人」、「より幅広い分野・属性の人・会社」の役に立ちたいと、さらにもう一歩欲張る気持ちがあるのであれば、財務省ほど魅力的な職場はないと思っています。
財務省の担う政策は、決して一面的な議論だけで独善的には決められないものばかりです。様々な意見に耳を傾け、考え、よく議論してはじめて形になり、多くの人の協力があって実行される、規模も大きく、労の多い政策が数多くあります。
でも、財務省には、キャリアパスの中で、様々な分野で研鑽しながら、そんな政策を担うことができる人材を育てる土壌があります。「誰かの役に立ちたい」、「社会のために働きたい」、そんな志ある皆さんを、国家総合職、そして財務省の仲間としてお迎えできる日を心から楽しみにしています。
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