現役官僚インタビュー 出入国在留管理庁
「自己の成長」⇔「国家の発展」

渡辺 智暁さん
Tomoaki Watanabe
政策課 係長
入庁後の略歴と職務内容
・2020年 出入国在留管理庁政策課
特定技能制度に関する企画立案・連絡調整(外国政府との協議)
・2021年 東京出入国在留管理局調査第五部門、執行第二部門
退去強制業務(違反調査、動静監視)
・2022年 法務省訟務局行政訟務課
国の利害に関係のある行政訴訟の処理(書面の作成、公判への対応)
・2023年 出入国在留管理庁参事官室
所管法令に関する企画立案(法令案の作成、法令の解釈等)
・2025年 現職
育成就労制度に関する企画立案(法令案・運用要領の作成)
Q1 国家総合職(入庁先)を志した理由を教えてください。
国の政策立案・政策形成に携わることでその発展に寄与し、同時に自分自身も成長したいと考えたからです。
また、元々外国と関わる職に就こうという思いがあったところ、日本の将来においては国外だけでなく国内における外国との関わりが重要になるのではないかと考えたこと、さらに、学生時代の留学生活を経て自分を含む外国人の社会統合の過程に関心をもち、日本国内における外国人との共生社会を実現するための制度設計に携わることで、外国人政策の観点から日本という国家の基盤作りに貢献したいと考えたことから、出入国在留管理庁(入管庁)を志望しました。
Q2 今まで経験されたお仕事で、最も心に残っていることはなんですか?
入庁4年目で着任した部署において二度の大きな法律改正に携わらせていただいたことは、特に貴重な経験となりました。
いずれの改正も社会的な注目度の高いものであったため、対外的な説明や国会審議の場において多くの苦労や困難に直面しつつも、それだけ学びや充実感に満ちた日々を送らせていただきました。
また、入庁前に法律を専門的に学ぶ機会が乏しかった私にとって、この法律改正という業務は、不得手・不向きと自覚していた分野であり、一層プレッシャーを感じるものでしたが、同僚らと協力して業務に取り組むことで有意義な成長の場とすることができ、さらに、その先の職業人生も前向きに乗り越えていく自信を得ることに繋がりました。
Q3 これから取り組みたいお仕事はどんなことですか?
益々大きな期待と責任を背負う入管庁の政策立案・政策形成の場においては、前例に縛られない自由な発想や閃きが求められつつも、それらの前提となるのは、やはり専門的な知識や学術的な分析力であるという信念に基づき、引き続き様々な分野の業務を経験しながら、大学院留学を含む各種研修の機会を活用することで、そのような能力を養っていきたいと考えています。
また、高まる社会的な注目度に応えるためには、行政の適正な執行に努めることに加え、適切な周知・広報が重要であると実感してきましたので、そのような業務に注力することで、国民の皆様と共に外国人政策に関する世論を形成していく過程に関与したいと考えています。
Q4 キャリアをめざす受験生へ熱いメッセージをお願いします。
自己実現、社会貢献、成長可能性、学術的関心、国際経験…。進路を決める上で重視する基準は個人によって異なり、時代によっても変化し得るものだと思います。
したがって、皆様に向けた万能な誘い文句は思い当たりませんが、「自己の成長によって国家の発展に寄与し、国家の発展によって自己の成長の機会を得る」ことができる国家総合職という進路は、強い決意が求められつつも、職業人生における至高の贅沢を享受することができるものであり、また、まさに成長過程にある外国人政策に対する確固たるチャンネルを有する入管庁という職場は、前述したような(あるいはそれらに留まらない未知の)「仕事欲」を満たす場を期待する方にとって有意義なものであると確信しています。
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