1級建築施工管理技士 試験速報

令和5年 一級建築施工管理技士二次検定の速報「試験分析」を公開。

令和5年度 1級建築施工管理技術検定
第二次検定 TACの分析

本日2月2日、令和5年度の1級建築施工管理技士の第二次検定の合格発表がありました(カッコ内は前年)。

受験者 14,391名(13,010名:前年比110%)
合格者   6,544名(  5,878名:前年比111%) 
合格率   45.4%(  45.2%:前年比100%) 
合格基準は60%以上です。

合格者の皆様、本当におめでとうございます。
監理技術者に進まれる方が多いと思いますが、皆様のさらなる活躍をお祈りいたします。

「監理技術者」となるためには、合格後「監理技術者講習」受講の必要があります。
ホッと一息ではありますが、すぐに講習の受講申し込み手続きをしましょう。
受講完了後、晴れて「監理技術者」となりますので、もう一息です!

残念な結果に終わってしまった方、さぞおつらいことと思います。 皆様の奮起を祈念しております。

再受験申込はインターネットより手続きが可能です。
2/22(木)申込み開始
3/ 8(金)締切
申込み手続き、お忘れなきように。

TACでは8月から二次検定対策が始まりますので、一緒に頑張っていきましょう。

令和5年度 二次検定試験参考答案例はこちら

令和5年度 1級建築施工管理技術検定
第一次検定 TACの分析

難易度と合格ライン

6月11日(日)に実施された、令和5年度の「1級建築施工管理技士 一次検定試験」の問題は、過去問ベースの出題傾向は変わりません。五肢二択の内容は、問われ方が変わっていたり、細かい所・間違えやすい部分が出題されるなど、正答に迷われたと思います。
全体的な難易度は昨年よりやや高くあったものの、やはり応用問題五肢二択の6問で合否が決まる試験だな、という印象です。

合格ラインですが、全体の6割である36点は動かないと思いますが、五肢二択は、令和3年と同様に3点以上に修正される可能性が高いと想定しています。

試験問題の総評

では、ジャンル別に本年の特徴や難易度を述べていきましょう。

№1~15〔建築学〕

建築学は、全体的にやや難しいといった印象を受けました。
環境工学は、過去問ベースでの出題でNo,2の用語の定義部分で悩まれたかと思います。
力学は、No,9はなんとか解ける問題ですが、その他2問は10年振り返っても類似問題がありませんでした。
各種構造は、免震構造はH27年度からの出題でしたが免震構造の基本問題でした。また、他は過去4年の過去問からの出題になりますので十分対応できる問題でした。

№16~20〔設備、外構、契約等〕

設備、外構、契約等では、例年通りの難易度で、久しぶりに植栽が出題されたことと、No,18給排水設備の肢3-4が見慣れない問題で戸惑ったかと思います。その他3問は過去問からの出題でした。

№21~30〔躯体施工〕

躯体施工の難易度は、総じて例年通りといった印象を受けました。
全体的に過去問ベースですが、No,22とNo,24は問い方を変えてきているのでしっかりと理解されてる方は悩まず解答できたと思います。ただ、No,27は見慣れない問題で、No,29は重機がどう使われるのか知識が必要でしたので、それぞれ解答回避でも良いと思います。

№31~39〔仕上施工〕

仕上施工の難易度は、例年通りといった印象を受けました。
躯体工事に比べて目新しい問題もほぼなく解答しやすかったと思います。その中でもNo,38のALCパネル工事の問題は難しく、床版敷設筋構法は過去10年中でも初出題でしたので、これは回避問題です。

№40~54〔施工管理法〕

施工管理法の難易度は例年通りです。
本年は、施工管理4問、工程管理3問、品質管理3問、安全管理5問という構成でした。ほぼ過去問7年分からの出題でしたので、しっかりと得点していきたいところです。

№55~60〔応用問題-五肢二択〕

応用問題-五肢二択の難易度は、難しいという印象です。
躯体施工から3問、仕上施工から3問という構成は変わらずほぼ予想通りでした。正解する確率が五肢一択の1/5から1/10となるように、出題形式的に難易度が高いうえ、内容も他の問題と比べて高いものが多いため、苦しんだ受験生が多かったと思います。
No,57は肢5が間違いとわかっても肢3が誤りというのが悩まれたかと思います。また、No,60の各種工事の検査の問題は、初めての出題パターンで戸惑ったと思いますが、すべて施工管理-検査・試験の過去問7年分からでした。

№61~72〔法規〕

法規の難易度は、近年の中ではやや難しいという印象です。
建築基準法が3問、建設業法が3問、安衛法が2問と、労働基準法、廃棄物処理法、振動規制法、宅地造成等規制法が各1問という構成でした。なお、宅地造成等規制法は、令和5年5月26日に改正施行され、「宅地造成及び特定盛土等規制法」というように法の名称も変更しました。1級建築施工管理技士の試験で、「法令等は令和5年1月1日に有効なもの」と試験案内26ページに明記されているため、戸惑った方も多かったと思います。

さて、全体で36点以上で五肢二択で4点以上だった方はもちろんのこと、五肢二択で3点だった方も、二次検定に向けて準備をしてほしいと思います。特に経験記述は、事前の準備がとても大切です。最終合格に向けて、頑張ってください。

 また、合格点に届かなかった方は、次年度に向けてしばらくゆっくり休みましょう。次年度は、受検資格に関連して試験制度が変わります。何らかの情報が入れば、いち早くこのホームページや講師室ブログ等でご提供いたしますので、ご期待ください。

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二次対策本科生は一次検定の合格者のために経験記述にウエイトを置いたカリキュラムとしています。記述の書き方から答案添削まで最終合格を目指して指導します。


通常受講料99,000円(税込)

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