気になる情報はここに! 【警察官】愛知県警の「日程・倍率・試験内容」を解説!

愛知県警を目指す

 愛知県警の採用試験について、試験内容日程気になる倍率についてご説明します。また、愛知県警を受験する場合に、知っておくべき愛知県の取り組みやキーワードについてご紹介します。

都心部に位置し、組織の規模も大きいため受験される方が多い自治体です。その分、競争率も高くなり最終合格のためには万全の対策が求められるでしょう。愛知県警の採用情報をいち早くキャッチして、早速対策に取り掛かりましょう。

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1.令和7年度 採用試験日程

試験日程

愛知県警では、「警察官(5月試験)」及び「警察官(9月試験)」で実施されています。

〈第1回〉

1次試験 5月11日(日)
2次試験 口述試験・身体検査 6月2日(月)~18日(水)までの間の平日のうち指定する1日
体力検査・適性検査 5月31日(土)、6月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)及び15日(日)のうち指定する1日
最終合格発表 8月8日(金)

〈第2回〉

1次試験 9月21日(日)
2次試験 口述試験・身体検査 10月14日(火)~24日(金)までの間の平日のうち指定する1日
体力検査・適性検査 10月11日(土)~13日(月)、18日(土)及び19日(日)のうち指定する1日
最終合格発表 12月12日(金)


 例年、愛知県警の採用試験は「警察官(5月試験)」及び「警察官(9月試験)」の計2回の日程で実施されます。他のほとんどの道府県警察官の採用試験と試験日が重なっているため、併願を検討している方は、自治体ごとの採用案内をご確認ください。

※受験年度の日程は最新の採用案内をご確認ください。

Check! 愛知県警 併願のモデル

 愛知県警を第一志望の受験先として、併願スケジュールを組む場合の例をご紹介します。下記はあくまで一例ですので、お住まいの地域や他の試験種への受験を加味して検討くださいますようお願い致します。

日程 試験種
4月 13日(日) 警視庁警察官Ⅰ類①
5月 11日(日) 愛知県警察官A①・東京消防庁消防官Ⅰ類①
6月 15日(日) 政令市消防職A日程
7月 13日(日) 市役所消防職B日程
9月 21日(日) 愛知県警察官A②・東京消防庁消防官Ⅰ類②

 警察官・消防官試験は、自治体ごとに試験を実施しており、試験日が異なっていれば、警察官・消防官試験を問わず何種類でも受験することが可能です。警察官を第一志望としている場合であっても、消防官を併願するパターンもありえるのです。

警察官を受験される方の中には、消防官を併願されるケースが見られます。それは、試験科目が重複していることも大きな理由です。学習の成果を様々な試験種で活かすというのが公務員試験のスタンダードと言えるでしょう。リスクを回避するためにも「併願」という選択肢を皆様の受験スケジュールに組み込まれることをおすすめします。

2.採用試験の特徴

愛知県警では、1次試験と2次試験の2段階で実施されています。

1次試験 教養試験・論作文試験・適性検査Ⅰ
2次試験 口述試験・適性検査Ⅱ・身体検査・体力検査

 1次試験では教養試験論作文試験が課されます。

 教養試験は、択一式で大きく分けると①一般的知識、②一般的知能から出題されます。一般的知識は、法律・政治・経済・社会一般・日本史・世界史・地理・物理・化学・生物・地学等の科目で構成されます。一般的知能は、文章理解・数的処理等の出題があります。公務員試験全般に言えることですが、深入りしすぎず万遍なく学習することが重要です。

 論作文試験は、愛知県警の場合、課題文に対して90分間(字数不明)という制約があります。専門性を問うというより、課題文に対して適切に応答することが求められ、加えて文章作法に気をつけながら書き上げることが重要です。

 体力検査では、警察官として職務遂行上必要な体力(20mシャトルラン・腕立て伏せ・握力・立ち幅とび・上体起こし・反復横跳び等)について検査されます。

 身体検査では、胸部X線・血圧・BMI・尿検査・心電図・視力・聴力等の医学的検査を実施します。愛知県警の場合、医療機関で身体検査をした検査書の提出によって判断されます。

 口述試験は、いわゆる人物試験と言われコミュニケーション能力や人柄について評価されます。志望動機はもちろん、希望する仕事や警察業務について知っていること、愛知県の取り組みなどが質問される傾向にあります。人物試験は、「1次試験のあとから対策…」では間に合わないという受験生の例が見られますので、筆記試験の対策と並行して取り組む必要があります。面接練習を繰り返して、合格レベルまで引き上げましょう。

3.採用倍率

令和6年度 愛知県警 採用倍率

 倍率を見てみると、男女ともに約2~2.5倍で推移しています。特に、警察官採用試験では第2次試験以降の競争率が高くなる傾向にあるため、筆記試験のみならず人物試験の対策も入念に行う必要があります。

第1回

令和7年
(男性)
申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
130 414 388 177 2.3
令和7年
(女性)
申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
40 158 150 74 2.1

第2回

令和7年
(男性)
申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
30 213 388 177 2.3
令和7年
(女性)
申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
10 58 150 74 2.1

Check! 直近2年間の倍率(各年度 第1回のみ記載)

 直近2年間の倍率を見ると、男性は約3倍、女性は3〜3.5倍で推移していることが分かります。全体としての倍率だけを考慮すると、競争率はさほど高くないことが見て取れますが、以下の点に注意が必要です。それは、2次試験の考え方です。2次試験は1次試験を突破した受験生との競争です。全体としての倍率が高くないとは言えども、レベル感としては高い水準であることが予想されます。したがって、一次試験日に実施される教養試験を含めて人物試験には特に力を入れて臨む必要があります。

- 申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
令和6年
(男性)
- 468 438 195 2.4
令和6年
(女性)
- 136 127 66 2.1
- 申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
令和5年
(男性)
- 518 458 169 3.1
令和5年
(女性)
- 170 138 49 3.5
- 申込者 受験者 1次試験合格者 最終合格者 倍率
令和4年
(男性)
- 150 139 38 3.9
令和4年
(女性)
- 41 36 8 5.1

合格者決定の方法と配点

 令和5年度受験案内によれば、第1次試験の合否は、教養試験の点数によって判断されます。第1次試験で実施する論作文試験及び適性検査Ⅰの評定結果は、第1次試験の合否決定には反映されず、最終合格決定の際に他の試験科目の成績と総合します。最終合否は、試験科目の成績を総合して決定されます。

4.愛知県警の取り組み

女性交通機動隊「セーフティ・アイリス」

  • 厳しい白バイ乗務訓練に耐え、専門的な教育を受けた警察官しか入隊できない精鋭部隊である「交通機動部隊」。その中でも、愛知県警「セーフティ・アイリス」は女性警察官のみで構成される部隊です。交通指導の取り締りやマラソンの先導、交通安全キャンペーンなど幅広く活躍しています。(参考:愛知県警察ホームページ)

「組織犯罪特別捜査課」発足

  • 特殊詐欺の被害が拡大する中で、愛知県警では令和4年より、「組織犯罪特別捜査課」が新たに発足しました。オレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺の対策強化を目的として、専門性を有した捜査員によって構成され、捜査や取り締まりにあたっています。

大学生防犯ボランティア「APP(あいちパトロールピーポー)」

  • 大学生によって構成されているAPPは、地域内の防犯力の向上を目的として活動するボランティアです。特殊詐欺防止活動や、高等学校の生徒に対して、同世代の目線から、オンラインミニ授業を開催するなど、幅広く活動を行っています。(参考:愛知県警察ホームページ)

TAC警察官・消防官講座担任 安達講師

この記事の著者 TAC警察官・消防官 担任 安達 圭亮 講師

 前職は公務員であり、専門の理系科目の指導と自身の受験経験をもとに、受講生への指導を行っています。
毎年100人以上の面接練習を対応している警察官・消防官試験対策のプロフェッショナルです。

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