警察官・消防官 合格体験記2022年度

寺山　昂伸さん

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消防官を目指した理由

　私は小学5年生の頃に東日本大震災を経験しました。テレビで消防官や自衛隊の方々が毎日救助活動や人命救助にあたっている姿を見て、私も人の命を救う仕事がしたいと考えるようになりました。また、父が消防官ということも、消防官としての仕事に関心を持つようになりました。さらに、中学校から大学まで部活動をしていたため、『継続力・体力・忍耐力』には自信があり、これらを生かしたいとも考え消防官を志望しました。東日本大震災では何もできなかった悔しさを胸に、今度は私が市民の命を守りたいと思います。

TACを選んだ理由

　大学の部活動の先輩が、TACで学習し志望する試験に見事合格したことがきっかけです。また、私は大学の授業や部活動にも力を入れていたため、消防官の学習は通信講座で受講したいと思っており、TACの通信講座が人気と聞きTACへの入学を決めました。TACを選んで正解だったと思っています。

担任講師・講師について

　私は通信講座を利用していたため直接講師の方と触れ合う機会は少なかったのですが、各種講義は大変わかりやすく、自分のペースで学習を進めることが出来ました。自分のわからない分野や問題についてもメールで質問すると即回答が届き、悩むことなく学習に取り組めました。こうしたわかりやすい講義と質問体制のおかげで、受験した1次試験に全て合格することができました。

教養試験対策

　教養試験は、科目が多く最初は何から手を付ければよいのかわからないと思いますが、まずは出題数が多い数的処理の問題から取り組むことをおすすめします。数的処理の問題を毎日少しずつ解き、その他の科目についてもしっかりと時間を割り振り「捨て問」を作らないようにしましょう。また、受験する自治体によっては問題数や各項目の出題数が変わってくるので、早めに自分が受験する自治体の出題傾向について把握することをおすすめします。

TACの教材について

　TACの教材は、それだけでほぼ全ての科目を学習できるだけでなく、とてもわかりやすく作られていました。問題集についても、難易度別に分かれている多くの問題が掲載されておりとても役に立ちました。面接対策や論文対策の教材も配付されるので、ＴＡＣの教材だけで試験全般の学習ができ合格することができました。

苦手科目克服法

　苦手科目は毎日少しずつ解くようにしました。また、何度挑戦しても解けない問題は『間違いノート』を作り、電車の移動時間や通学時間にすぐ見直せるようにし、似たような問題が試験に出ても解けるようにしました。それでもわからないときは、捨てる勇気も大切です。ただ、日本史であれば室町時代までを捨て問にする、など、捨て問の範囲はなるべく小さくするようにしましょう。その代わり、他の科目で確実に解けるようにならなければいけませんので、早めに苦手分野を見つけ克服することが大切です。

これから受験する人へ

　試験に合格するには、まず自分に勝たなければいけません。通信講座では自分の部屋で勉強することが多くなると思いますが、そうした誘惑がとても多い環境での勉強はまず自分の欲望に打ち勝つことが大切になります。この数か月間、誘惑を我慢することで夢を叶えられます。絶対に合格して見せるという強い気持ちを忘れずに頑張ってください。