弁理士合格体験記|A.K さん

論文4回目にしてやっと合格

A.Kさん

DATA BANK

受験回数 5回
受講講座 論文本科生
その他 松宮ゼミ(論文直前特訓編)・民法トータルパック・口述模試など
得意科目とその理由 特許法
論文では、短答の知識があれば解けるから
不得意科目とその理由 商標法
論文では、短答の知識だけでは点数がつかないから
ズバリ合格の秘訣 継続
1日の平均学習時間 入門期~基礎期 平日1~2時間 休日4時間
直前期 平日7時間 休日5時間
スケジュール
TACを選んだ理由

 はじめはTAC渋谷校が通いやすかったので選択しました。予備知識なしで松宮ゼミに参加しましたが、論文不合格となった2年目3年目も、親身になって応援してくださる松宮先生のゼミで、継続してがんばろうと決めました。

TACのカリキュラムで良かった点

 小松先生の基本講義はわかりやすくて、短答試験の勉強をやり直すのに役立ちました。生の講義では、質問にも丁寧に答えていただき、理解できるようになりました。家庭の事情で通えない場合もオンラインで受講できましたので、よかったです。

TACの教材についてよかった点

 TACの基本テキストは、レイアウトが見やすいので気に入っていました。口述試験模試でいただいた資料も活用しました。口述試験に合わせたインプットができ、口述でのアウトプットをスムーズに行うのに役立ったと思います。

TACの講師について良かった点

 小松先生の基本講義は、短答試験の勉強を1からやり直すために受講し、とてもわかりやすくてよかったです。松宮先生のゼミは、講義だけではなく、メールでも応援してくださり、最後の口述試験まで伴走してくださったことがとてもよかったです。特に、論文合格後の口述対策は、良い思い出になりました。

モチベーション維持の方法

 後半にモチベーションとなったのは、「もう落ちたくない」という気持ちでした。特に論文本試を経験すると、あの緊張感、プレッシャー、試験までのストレスを、もう1回はやりたくない!と強く思いました。
 短答合格までは、モチベーション維持の方法、と言うより、どうしても勉強する気が起こらない時の方法になりますが、ボイスレコーダーに条文を読み上げて録音していました。何もやる気が起こらない時は、ただ何も考えずに声に出して読み上げてみるだけでも、新しい発見があるし、読み上げた条文をあとで聞くことも勉強になりました。自分の声だと聞きやすいしストレスも感じにくいです。

私の学習方法

【短答編】
 4法と、パリ条約、TRIPSの一部、PCTを読み上げてボイスレコーダーに録音しました。かなり時間はかかりますが、まず声に出して読むだけで新しい発見があります。また自分の声で読み上げた条文を繰り返し聞くことができます。バスでのちょっとした移動時間に、パリ条約だけ聞いておこう、というふうに隙間時間での勉強方法としても活用していました。
 あとは、過去問を繰り返し解くのがメインの学習方法でした。間違える原因は、知識不足だけではなく、問題文の読み方の間違や癖によるものもあり、そのような場合は何度も同じような問題で引っかかってしまいます。そういった問題にも対処するため、体で覚えるつもりで、間違えた枝に〇をつけておき、そこだけ何度も(例えば毎日夜寝る前に)解いたりしました。繰り返しとくと、だんだん簡単になってくるので、例えば不著だけであれば10-15分(あるいはもっと短い時間)で消化できます。

【論文編】
 論文は松宮ゼミ一本でした。ゼミの中で解く過去問は、直近10年ぐらいだと思いますが、もっと昔の過去問を解くことも重要とあとから気付き、ゼミで配付された過去問集はすべて解きました。1年目は、論文に慣れるだけで精一杯だったので、模範答案をただ真似する形でしたが、2・3年目以降は、いただいた資料の答案構成をよく読むと新たな発見がありました。
 知識のインプットは、条文、青本、改正本、審査基準(主に商標)で、iPad proを活用していました。PDFでダウンロードして、書き込みをしていました。重たい本を持ち歩かなくても、いつでも勉強できるので、まず勉強に取り掛かるまでのハードルを下げるのに役だったかな、と思います。

【本試験直前編】
 直前期の1-2か月は、職場の育休を延長させてもらう形で、子供を保育園に預けて勉強に専念できました。平日の昼間に7時間程度、保育園近くの自習室を契約して勉強していました。(試験期間中に子供が生まれたので、どうしても勉強できない期間が1年ぐらいありました。)
 合格した年は、松宮ゼミの論文直前ゼミだけを受講して、いただいた資料や先生の指示はすべてこなしたかなと思います。全文書きも毎日1本はやりました。構成だけやるのと、全文書きをするのとではまったく違うので、そうした時間が作れたことが合格につながったと思います。

これから受験される方への応援メッセージ

 私の場合は、試験の全体像を把握するのに1-2年、自分に合った勉強方法や予備校をみつけるのにも時間がかかり、転職・結婚・出産・子育てなど私生活でもいろいろなことがあり、結果、一番初めに受けた予備校の入門コースを上手に活かすことができず、青本・改正本・審査基準も参考にしながら、つぎはぎの様に知識をつけて勉強していった感じです。当初は3年で合格するつもりが、結果5年近くかかりました。
 時間がかかると、法改正があり、知識の焼き直しが必要になります。基本講義のパックを何度も購入すると、お金もかかります。弁理士として経験を積むのも先延ばしになります。
 試験勉強中も早く合格したい!とは思っていましたが、今試験を終えてみても、やっぱり早く合格するのが一番だよな、と思います。勉強の方法は、人それぞれ、自分にあった方法・予備校があると思います。勉強の量は、どのみち、どこかで覚悟を決めて、がっつりと、やる必要があります。最短で合格された方の話を聞いてみても、決して能力があるから楽に合格した、わけではないとわかります。
(1)まずは合格のためにどんな勉強をどれぐらいしなければならないのか試験を把握すること
(2)自分に合った方法や先生のもとで勉強すること
(3)覚悟を決めること
 が合格に必要なことではないかと思います。合格するととても嬉しいですよ!がんばってください。

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