通関士講座 合格体験記｜Y・Sさん

Y・Sさん

通関士を目指したきっかけ

メーカーで調達の業務に従事しており、　海外企業との輸入取引の際に知識を活用できるかもしれないと思ったからです。また会社の先輩が資格を持っていたこともあり、自分も挑戦したいと思い受験を決意しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

一発合格を目指していたが、実務経験や知識が無く独学では難しいと思ったからです。自宅では集中して学習に取り組めないため、通信教育は選択肢から除外しました。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

Webフォローと自習室が充実していたからです。自習室は4月以降ほとんど利用できませんでしたが、自宅学習が苦手な自分にとってはメリットが大きかったです。横浜校の教室は座席数が少ないためあまり利用しませんでしたが、渋谷校や池袋校は100人規模の教室が解放されており集中して学習できました。

効果的な学習方法

市販参考書や他社教材は使いませんでした。TAC以外の教材に手をつけると逆に習熟度が中途半端になり、メリットが無いように思います。
6月までは校舎休講でモチベーションが下がったこともあり、ほぼ講義視聴のみでした。貨物分類はほとんど手がつけられませんでしたが、習熟度が低くても結果的に輸出入申告の問題は対応できました。
スピードマスターは「6月末までに3周」の目標に対し、結局1.5周程度しかできませんでした。この教材は網羅的な内容のため、7月以降は他の教材を優先した方が良いと思います。
直前期はひたすら直前答練&模試の復習に注力しました。当時は自習室が土日利用不可だったため、直前期の土日や連休に近郊の安いビジネスホテルへ泊まり、集中して復習に取り組みました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

コロナウイルスの影響により校舎が休講となったことでモチベーションが大幅に下がり、4月～5月は全く勉強できませんでした。6月に入って漸く焦り出し、勉強を再開したものの、未視聴の講義が大量に溜まっていたため、1日1講義のペースで消化することとなり、基本知識を十分に定着させることができませんでした。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

平日は仕事に専念し、休日の講義に集中するようにしました。校舎休講時期はWebフォローを利用しましたが、仕事の後は疲れて寝てしまうことが多く、土日は他の誘惑に負けてしまったため、平日朝に1時間ほど早起きして講義動画を2倍速で視聴していました。

ＴＡＣを受講して良かった点

教室講義でお世話になった星野講師は実務経験を踏まえた解説が多く、実務をイメージしながら講義を理解することができました。小貫講師にはWebフォローでお世話になりましたが、ユーモアのある解説が好印象でした。
また、直前答練と模試の質が高く、難易度の設定も適切だと思います。結果的に本番は全科目時間配分に困ることなく解答できました。テキストもカバーしている内容にムダが無く、答練で解けなかった箇所はテキストを読み返せば大体理解することができました。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

直前答練と模試を使っていかに質の高い復習ができるかどうかが要諦だと思います。時間無制限で解き直し、理解が浅い箇所は解説を読みこむことで知識を定着させました。

オプション講座を受講してよかった点

通関実務解法テクニック講座において輸出入申告の問題に集中して取り組めたことで、結果的に一番の得意科目とすることができました。
語群選択大予想＋α講座と通関業法・関税法直前重要ポイント講義は的を絞った内容で、試験直前期に効率よく学習できました。
答練・模試の復習は試験時間を意識せずに取り組んでいたため、直前チェック模試を時間配分の最終確認として活用しました。

これから受講する方への応援メッセージ

TACのカリキュラムと講師の方々を信じれば知識ゼロでも一発合格できます。自分も法律系2科目は伸び悩み、直前答練と模試では一度も合格ラインに到達できませんでした。受験当日まで諦めずに取り組んでください。

好きな講師と、その講師へのメッセージ

教室講義では大変お世話になりました。直接お話しすることは多くありませんでしたが、試験日の朝に会場で星野講師と小貫講師に激励のお言葉をいただいた時は気持ちが奮い立ちました。ご指導いただきありがとうございました。