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田口 陽平さん
DATA BANK
私は輸出関係の仕事に携わっていますが、時に思いがけない問題やお客さんの要望への対応で知識や能力の不足を感じることがあり、資格取得には以前から漠然と興味はありました。そんな中、あるトラブルで非常に悔しい思いをしたことが通関士を目指した具体的なきっかけになりました。資格の勉強を通して知識を増やし、能力を身に付けたい、貿易業界唯一の国家資格を取得して仕事の幅を広げたい、と考え試験に挑戦してみようと思いました。
通関士試験の勉強に関する知識や経験は全くありませんでしたので、独学では何から手を付けて良いか分からなかったでしょう。また一人では勉強を継続することもできなかったと思います。受験にあたって、予備校で講義を受け、勉強を継続できる環境が自分には必要だと考えました。
以前別の資格の講座を受けたことがあったので、資格への挑戦を検討してまずTACの資料を取り寄せると、たまたま通関士講座の開講直前であったことが最初の理由です。また、仕事の都合で講義に出席できない日があることが不安でしたが、TACの受付で受講について相談すると、他校舎での振替やフォローについて説明してもらえたこと、それから受講料の割引があったこと、校舎へのアクセスが良かったことでTACに決めました。
最も時間をかけたのはテキストの読み込み、読み返しです。特に内容を自分なりに理解すること、難解な表現を自分の言葉で言えることを意識して読み込んでいました。暗記が必要な事柄は、何度もテキストを読み返したり、テキストに書き込んだりして覚えるように心がけました。また講義も基本はテキストに沿って進み、講師が「ここはつまりこういうことです」、「こういう事例があります」等と説明されますが、ちょっとしたことでもそれらを全てメモで書き込むようにしていました。その場ではすぐに次へ進んでしまって理解が追い付かなかったとしても、とにかく書き込んでおけば、復習の際に後から確認して自分の理解に役立てることができます。答練や過去問の復習においても、特に択一式や複数選択式問題の選択肢ごとにテキストで確認して、問われている論点や正誤の根拠を理解するように意識しました。
6月頃から仕事で同僚が退職してしまって忙しくなり、月曜日から土曜日の夜遅くまで仕事、日曜日に講義を受けると翌日からまた仕事という週が続いて身体的に大変でした。復習も遅れ気味になり精神的にも辛かったです。それでも次の日曜日の講義を楽しみにしながら通勤電車の中で少しでも勉強し、今はこういう時期、できることをやれば何とかなるさという心持ちで乗り切りました。
普段は仕事があって物理的にも気持ちの面でも学習時間を作ることは大変でしたが、毎週必ず講義に出席することと、毎日の空き時間や電車での移動中に学習をすることで勉強を継続したのが良かったと思います。少しずつでも学習を継続していると、だんだんと成果が上がって自信がつき、忙しい中でも学習意欲が湧いて、勉強を辛いと感じる気持ちも減ってきます。私の場合、試験直前には仕事帰りに自習室で勉強しないと落ち着かなくなりました。
星野先生は講義の中でご自身のエピソードを話してくださり、具体的なイメージが湧いて理解を深める助けになりました。でも実は試験の合格に直接関係ない話も好きで、先生が「これは半分余談なんですけどね」なんて言った時には、お、どんな話だろうなどと勝手にわくわくしていました(笑)。試験には関係ないのにテキストにメモしたりもしていました。星野先生の講義で勉強を楽しむこともでき、モチベーションを保つ大きな力になりました。 教材の点では、基本テキストがとても良かったです。サイズが小さくて移動中に勉強するのに使いやすく、コンパクトでも内容はしっかりまとめられていました。答練の問題等を解いていて、こんな話あったっけ?と思うことがあっても、探してみると大抵テキストのどこかに載っていました。応用テキストは試験問題を想定した様々なタイプの問題が載っていて、最初はなかなか正解が導けませんでしたが何度か解き直してみることで申告書対策、計算対策の力をつけることができました。
直前答練も公開模試も間違えてしまう問題が多くて、思ったように点数が取れず少し落ち込みました。特に通関実務は毎回見直しの時間も足りず、かなり焦りました。でもこれが今の自分の実力なんだということが分かり、まず計算は同じ問題を時間をかけてでも正解を導けるようにしよう、正誤を間違えた問題はどういう理解が足りていなかったかテキストで確認しよう等と、その後の勉強の方向を考えることができました。
直前チェック模試を受講しました。この結果も、本試験は絶対に大丈夫だと確信できる程良くはありませんでしたが、それまでの答練や模試に比べれば少し点数が伸び自信がつきました。この直前チェック模試と直前答練、公開模試等で間違えた箇所の復習、過去問演習とその間違えた箇所の確認を本試験直前まで行い、かなり力が伸びたと思います。最後は課税価格の計算で高い精度で正解できるようになったのが一番自信につながりました。
私もそうでしたが、資格は取りたいと思っても、その勉強の過程では大変だ、辛いなと思うことがあるかもしれません。でも、そうした中でも楽しむことが大事だと思います。新しい知識を得ることそのものでも、講師との会話でも、講義の後に教室近くのお店に行くことでも良いので、勉強しながら自分の中で楽しみなことを作ってみてください。そうして途中でやめずに継続していれば必ず成果が上がり、きっと合格に繋がります。
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