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柳澤 梓さん
DATA BANK
以前働いていた会社で貿易についてのスペシャリストがいなかったことで,税関から指摘事項があり会社に大きな損失を与えたことがありました。それをきっかけに,自身の知識レベルを上げて会社を無知がゆえに起こしてしまう安易なミスを防ぎ,法令遵守を実行できる職場を作るために関税法の勉強をはじめようと思いました。また,すべて通関業者に任せていましたが,通関士試験に合格することで通関業者と対等に話ができるようになり,知識のある良い通関業者を見抜くことができると思い,通関士試験合格を目指そうと思い勉強を始めました。
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立地の良さが決め手でした。土曜日学校に通うのに自宅から近い場所がよかったためです。
とにかく初めは本当に何も知らなかったので,法律についての考え方を理解するところから始まりました。試験の出題形式や言い回しに慣れるように過去問を3~4回やり,間違った問題を何度も復習しました。申告書が苦手だったので繰り返し問題を解きました。直前期は貨物分類暗記ノートの中で自分が忘れがちなページの画像を保存し電車の中で確認しました。アナログ的方法としては,家中に分類番号を書いた付箋を貼り付けて自然と頭の中にイメージとして記憶できるようにしていました。
前年通関実務の点が1点足りずに落ちてしまいました。後から見直しをしたところ,自分の単純ミスでした。わかっていた問題を落としてしまった痛恨のミスをしてしまい,しばらく立ち直れず苦しさのあまり現実を受け入れられないほど落ち込んでしまいました。
仕事をしながらの通関士試験は大変でした。仕事が忙しく残業が多かったため,平日は勉強する時間をほとんど取れませんでしたが,その分,土日に集中して勉強することができたと思います。
TACを受講して本当に良かったと思います。講師はわからないことは理解できるまで粘り強く教えてくださいますし,何より生徒一人一人を大切にして合格まで導いてくれる熱意を感じます。ポイントを分かりやすく教えて下さったので,何の知識もない人が受講しても,このまま講義を受けていれば合格できるとモチベーションを上げてくれました。講義内容も面白い実例を挙げてイメージしやすく説明したりと固い法律の話でも頭にすっと入りやすく理解することができました。受けられなかった講義はWEBを利用し自分の時間で受講できるので良かったと思います。とにかく本当に今はTACで良かったと感謝の気持ちしかありません。
直前答練は受講時間も長く,ちょっと辛い時もありましたが,絶対受けるべきだと思います。点数が上がっていくので自信にもつながります。また,1つの目標として公開模試で良い点を出そうと区切りを付けて勉強できるのも良かったです。
貨物分類は,とにかく暗記しかないので早期に対策しておくと後半に出てくる申告書対策が早くなり楽になりました。特にランクAを中心にポイントを絞って対策をすることができたので良かったです。
何が起こるかわからないので最後まで諦めないことが重要だと思います。仕事をしながら勉強するのは大変ですが努力は必ず結果として出るので継続して頑張ってください。
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