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鈴木 義直さん(60代)
DATA BANK
【民法】従来の論文試験結果について、民法の点数が際立って悪かった
現在65歳。還暦(60歳)を迎えた際に、可能な限り70歳以降も働きたいと考え、資格を取得すべきと考えました。当時、従事していた職種が不動産業(主に住宅開発)であったので、不動産鑑定士を目指しました。
不動産鑑定士を目指した当時、周囲に不動産鑑定士試験の受験経験者は皆無で、受験に関する情報はゼロに近い状態でした。また、宅地建物取引士の資格は有していたものの、とても独学で鑑定士試験に望むことは不可能なレベルであり、専門の受験指導予備校を利用することに決めました。
主に次の3点です。ア)他の予備校と比較して、合格実績がダントツに高かったこと。イ)通信教育の機能(DVD,WEB)があり、自由な時間に受講が可能であったこと。ウ)比較的近隣に津田沼校があり、問合せ等がスムースであると考えたこと。
論文試験を5回受験しました。3回目までは、理解と暗記の重要性に気づかず、漫然と受験勉強をしていました。4回目の年に、理解と暗記を重点的に心がけて学習したつもりですが、鑑定理論に注力し過ぎた結果、教養科目の点数が伸びませんでした。5回目は鑑定理論のみならず教養科目にも力を注いだ結果合格できました。
5年間の学習期間のうち、初めの2年間は仕事と試験勉強を両方やっていました。結果的に、その間は試験に合格しなかったので、両立法と言えるものはありませんが、次の2点は意識していました。ア)通勤、顧客訪問時等の歩行、電車等の移動時間の活用(暗記物、演習問題の全体把握等。但し、歩行時の交通事故には充分注意してください)、イ)仕事が休みの時の集中力と計画性
<鑑定理論>論文特効ゼミ/論文マスター問題集の問題を繰返し解答しました(最終年は、前年度教材も含めて全部で13回解答)。それにより、各テーマのポイントが整理され、全体像が理解でき、その結果暗記すべき内容が明確になりました。<民法>苦手科目でした。論証例は3~4割程度しか暗記できませんでした。一方、上級テキストや答練の問題について、解答骨子を自ら作成し、問題を繰返し解答し(最終年は3~5回)、問題解答の流れ又はポイントの把握に努めました。<経済学>基本テキスト、上級テキストの各章ごとに、自分で内容を纏めたノートを作成しました。そのうえで、答練、アクセス等の問題を繰返し解答(最終年は3~6回)しました。その際に、各問題の理解度(A~D)を記した表を作成し、理解度の低い問題に集中するようにしました。<会計学>基本テキストから、暗記すべき項目を纏めたノートを作成しました(エクセル、B5版で18p)。エクセルで色分けをすることにより、暗記の優先度を明確にしました。
ア)通信生であったため、質問メールは頼りになる制度でした。解答も解りやすく、レベルアップを図れた要因となりました。イ)オンラインイベントは適切な時期に、適切な内容、時間等でやって頂いたと思います。
ア)全科目とも一流の講師が揃っていると思います。イ)私は、すべてWEBでの講義視聴だったのですが、基本テキストの説明、答練等の解説は、理解しやすく、疑問点の把握がしやすいものでした。ウ)特に答練等の講義における解説は、単純な模範解答の説明ではなく、何故、このような解答の流れ(骨子)になるのかを説明して下さり、得点に繋がったと思います。
ア)各科目とも、基本テキストで基本的事項、重要事項等の整理、理解が出来、上級テキストで問題対応が可能となり、各答練で具体的な問題を解いていく、という全体の教材はよく出来ていると感じました(会計学は基本テキストと上級テキストがかなり重なっている年度もあり)。イ)答練の解答は、講師によって差はありますが、添削のご指摘が的確で、難度の高い項目の理解やポイントの整理に役立ちました。特に、鑑定理論/高木先生、民法/田畑先生・千葉先生、経済学/粟国先生他諸先生にはおおいに助けられました。
ア)各科目とも、上級講義により具体的な問題への対応について、大きな指針となりました。イ)答練は、それぞれの段階に応じた難易度及び出題範囲が考慮されており、通信生であったため問題が届くのが毎回楽しみでした。
ア)全体の受験生における自分のレベルを測る意味でとても有意義でした。イ)単に点数や順位に一喜一憂するのではなく、自分の学習の進捗度において、弱点等を判別するのに役立ちました。ウ)3日間6科目という長丁場の試験を模擬的に行うことにより、本番に向けた実践的な経験を積むことができました。
ア)アクセスコースは、全て受講した訳ではなく、弱点科目(民法、演習)や更に高得点を目指す科目(経済学)について、受講し目的は達成できました。イ)鑑定理論/論文特効ゼミ、民法/弱点補強ピンポイント講義、経済学/徹底演習等は、各科目の全体の理解と問題解答のポイント把握に役立ちました。ウ)鑑定理論/電卓トレーニング、会計学/穴埋め対策セミナーは、初期段階に受講して基本レベルの達成に効果がありました。
ア)暗記すべき項目(留意事項を含む)をエクセルに落しこみ、色分けによって優先度を区別して、繰返し暗記を実施しました。イ)隙間時間に暗記することも重要ですが、毎日、30分か1時間、暗記の時間を設け、その時間に集中して実施しました。ウ)ダジャレ、連想用語等を用いて、自分なりに暗記する工夫しました(例:同一需給圏内の不動産の関係/~用途、規模、品等等の類似性に基づいて⇒楊貴妃(ヨウ・キ・ヒ))エ)要因等多数の項目を暗記する必要がある場合は、呪文のように頭の文字等を覚えました(例:区建専有部分の個別的要因⇒階・日・室・専・隣・エ・敷・区)。オ)覚えにくい文章等は、書くことによって暗記することも行いましたが、時間が掛かるので、全面的にお勧め、というわけではありません。
ア)毎日、全科目の学習をしました(但し、鑑定理論演習は2日に1問) イ)一週間単位で、毎日の学習計画表を作成しました(毎週、日曜日に作成)。前記ア)の通り、全科目の予定学習内容を計画しました。例えば、鑑定理論であれば、マスター問題集を1日〇題、暗記シート〇頁、経済学であれば、「徹底演習」のC、Dレベル問題等、かなり細かい計画を作成しました。そのことによって、自分の弱点又は更に強化すべきポイント等が明確になりました。
試験3日めの5科目が終了した昼休み、つまり鑑定理論演習の開始前に、それまでの5科目の感触が良かったので、演習で大チョンボをしない限り、合格できると考え、演習の問題を慎重に入り過ぎました。過去の本番試験や模擬試験では、最初の論述問題は後回しにして、一区切りがついたところで残り時間を考えながら、論述問題に対応していたのに、その日は論述問題に30分以上かけてしまい、積算法の問題に取り掛かり想定以上に時間が必要と気づいた時には手遅れでした。焦りと緊張のなかで、賃貸事例比較法にたどり着いた時には、残り5分を切る状態で、これで全て終わり来年も受験と覚悟しました。結果的には、演習の点数は50点台に留まり、他科目のおつりもあって合格が出来ました。大チョンボはしなかったものの、通常のやり方(論述は後回し)は変えるべきではない、と反省しています。
ア)全科目万遍なく、一定のレベルを目指すことが必要だと思います。私は、昨年まで経済学が苦手でしたが、答練問題等に時間をかけて取組むことにより、解答する際の考え方のコツやポイントが理解でき、結果的に高得点を取れました。イ)どの科目も山張りはしないことだと思います。恒例のTACさんのヤマ当てセミナーも視聴しましたが、自分の弱点の整理に活用しました。ウ)自らの学習計画の作成が必要だと考えます。私の場合、5月までは各月と各週の計画を、6月以降は各週と毎日の計画を作成しました。予定通りに進まなかったときは翌週の計画作成時に調整しました。エ)暗記色の強い試験だと思いますが、暗記のためには理解が必要となると思います。また、暗記は理解を助けます。理解と暗記の両立が合格への道だと考えます。
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