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木村 圭子さん(40代)
DATA BANK
【民法】一番好きな科目ではあるものの、要点をつかむのが自分にとっては難しく、確実に得点にできる自信が最後までつかなかったため
20年以上会社勤めをしてきて、その後の人生では全く違う働き方をしたいという思いがありました。旅行先で町並みや家を見ることや引っ越しが好きで不動産にもともと興味があったこと、自営として長く続けていけそうなこと、学ぶことが好きな自分にとって向いている仕事だと思い、目指すようになりました。
短答式試験には2022年と2025年の2度合格していますが、1度目は独学がメインでした。その際にTACの短答式試験の直前答練の講座を受講したのですが、その際に先生方の解説がとても分かりやすかったこと、要点がとてもよくまとめられていたことに感動し(誇張ではなく、独学で苦しんでいた自分にとって本当に光が差すようでした)、論文式試験では予備校を利用することに決めました。
短答式試験の全国模試を受験したく、そのためにはTACで受講する必要があると思い、直前答練の講座のみ受講しました。その際に上記でも記載した通り、TACの先生方の解説が非常にわかりやすいこと等を知り、とても信頼していたため、論文式試験対策ではTACを選びました。合格までの最短距離を選んだつもりです。
受験開始時は1歳になったばかりの子どもがいたため、育休中は家事・育児と勉強の両立、復職してからは仕事と家事・育児との両立がとても難しく、子どもがコロナにり患した際など10日間何もできなかったり、気持ちばかりが焦る時期もありました。その一方で、自分時間ができるとつい息抜きでネットサーフィンをしてしまい、30分…1時間… 無駄にしたことも多々ありました。限られた時間をいかに有効活用できるか、ちゃんと自分に厳しくできるか、が勝敗を分けるポイントで、自分も無駄をなくすことができていたらあと1年は早く合格できていたかな…と思うこともあります。
2度ほど論文式試験にチャレンジした後、やはり暗記ができていないと土台がないから点数が伸びないということを痛感し、暗記アプリを活用したり、鑑定理論の論文特効ゼミで頂いた暗記チェックブックを持ち歩いて時間があったらとりあえず読むようにしたりしました。ただ自分としては隙間時間にやるよりも、家以外の場所に移動して朝6時から8時半or9時まで(直前期や土日は11時半~12時まで)、毎日勉強すると習慣化した方が集中して取り組むことができました。
ノートの一番後ろにカレンダーを作成して、いつ・何を・どの順番でやるというふうに計画を立てて、その通りにこなしていくようにするのが、やったことが目に見えて達成感もあり、続けやすかったです。土日はあえて詰め込みすぎないようにして、平日できなかった分のフォローができるようにしたり、余力があったらとりあえず鑑定理論のマスター問題集を進めるようにしました。自分としては鑑定理論はやはり暗記が足りないと書けない・書いても得点が伸びないと思っていたので、マスター問題集をこなしつつ暗記も暗記チェックブック3~4ページ分を毎日必ずやるようにしました。また、基本的にはマスター問題集で十分ではありますが、直前答練や模試と同じ内容が本試験で出題される確率が高かったので、これらも何度か復習しました。演習は暗記漬けの毎日の気分転換にもなったので、土日のどちらかに答練を一回分やるというのを毎週繰り返しました。民法は、自分が持っていた2023年の基本テキストでは論症例に重点を置いた内容になっていたため今年はあまり活用できず… 答練を中心に、基本的なことを順序良く丁寧に説明するという先生のご指導を少しでも徹底できるよう努めました。経済学は総まとめテキストを中心に、直前答練と模試を何度か復習しました。意義についてはテキストから抜粋したノートを自作し、それらを定期的に見直しました。会計の意義の暗記については、暗記アプリを活用しました。会計の意義の暗記は短いので、一問一答形式でできてよかったと思います。
教室に行くことはほとんどなかったのですが、質問メールは度々活用させていただきました。愚問と思えるような質問をしてしまったりもしましたが、いつも早くに的確な回答をいただき、とてもありがたかったです。試験前の回答を確約する時期を過ぎてしまった後に質問をしても、いつも早くに回答をしてくださいました。
当たり前なのかもしれませんがどの先生も担当の科目を熟知していらっしゃり、また試験対策についてもベテランでいらっしゃるので、先生が「ここはやって」「ここはあまりやらなくていい」と言ってくださることがあればそこは信頼して、強弱をつけて勉強することができました。鑑定理論のように「穴を作っちゃダメ」な科目は辛かったですが、合格した後も結局それらの知識を生かして仕事をするので、当然のことだったと思います。
どの科目も基礎・応用期は土台作り、直前期は実力固めと目的が明確で、その目的に沿った内容になっているため、しっかりやりこむことで力をつけることができたと思います。答練は本試験を想定した出題形式及び内容になっているので、こういうふうに書くものなんだということが繰り返しやることで身に付きました。民法と経済学は過去問も利用しましたが、それ以外はTACの教材以外のことはやりませんでした。
応用答練及びアクセスαで土台作りをしていき、直前答練及びアクセスα以外のオプション講義で仕上げていき、模試で本番想定を行う、という合格へのガイドラインが明確で、とてもよかったと思います。
1度目の短答式試験は独学メインで勉強を進めていたのですが、全国模試の結果が合格ラインに届いておらず、もっと死に物狂いでやらないと合格できない現実を突きつけられ、その結果本試験で合格できたと思います。論文式試験の全国模試もやはり同じで、受講生の中での自分の立ち位置が明確になるため、その後どれだけ勉強しないといけないかが明らかになります。7月の模試は教室で受けるようにしましたが、やはり教室受講はシビアで、他の場所で受けるのとはその後に得られるものが全然違うので、7月の模試だけでも教室で受講することをお勧めしたいです。また、論文式試験の全国模試が5月下旬に設定されてありますが、ここまでにある程度の実力をつけておくのは難しいような、本番は8月なのにちょっと早いような気がしていたのですが、本試験を経験するとやはりこの時期までに実力をつけておかないと6月以降で巻き返すのは生活を変えるレベルでやらないと厳しいことを痛感したので、とても妥当だったと思います。また、上位ランキングをよく見てみると、実は全科目で平均点以上をとっていない人もけっこういるということも分かります。苦手科目がある場合、じゃあ得意科目でどれだけとれれば上位に入れるようになるのかなどの参考にもなるので、受験して終わりではなく、その後の勉強に多々活かしていければと思います。
アクセスαは学んだ内容の復習としても論文を書く練習としてもとてもよかったです。アクセスβはもしかしたら受講生は少ないのかもしれませんが、演習については令和2年の本試験から難易度がとても高い内容になっていたため、本試験への自信につながりました。また、鑑定理論の論文特効ゼミは、オプションではなく必須にしてもよいと思います。この暗記チェックブックがなかったら何をどう暗記するのかが全く手探りで、全然進みませんでした。あわせてマスター問題集を解くことで、暗記した文言がどうつながっていくのか、どういう意味なのかが理解できていきました。本試験は偏った内容になることはあってもさほど難しい内容ではない印象だったため、特にマスター問題集の基礎編を繰り返しやりました。
論文特効ゼミでいただいた暗記チェックブックを中心に、欄外に答練やマスター問題集でよく出てくる文言も追記して、ほぼ毎日3~6ページ分の暗記作業を行いました。全然おぼえられていない時期は読むことを中心に、前日おぼえ(ようとし)た3ページ分の復習を行いつつ新たに3ページ進めることを繰り返し、少しおぼえられてきたら3ページ分をノートに書いてみるという作業を繰り返しました。また、特に苦手なところは家族に協力してもらい、家族に出題された内容を私が回答する作業も行いました。ほとんどおぼえられてきたら、間違った単語で覚えてしまっていたりしていたので、試験直前の7月は読んでから書くようにしました。
直前期は夫に協力してもらい、保育園の送り迎えはほぼお願いして勉強に集中できる環境を作りました。私は習慣化しないと勉強が進まないので、生活を勉強を中心としたものにしてできるよう協力してもらいました。そのようにして勉強時間は増やしましたが、全体的には勉強内容は特に変えず、直前答練の復習が加わったぐらいでした。自分の年齢もあり、寝ないと体が持たないし、2か月や3か月で飛躍的に実力が伸びることはないので… ただ、民法・経済学よりも会計学の方が得点源となる確実性が自分は高いと思ったので、会計学の勉強時間の割合を増やして、暗記を鑑定理論と同様に毎日行うようにしました。
特に面白いエピソードはないのですが、やはり複数の先生やスタッフの方にお会いできたことはとても力になりました。応援してもらってるんだから頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。ちなみに有明TOCはエアコンがよく聞いていて寒いので、羽織るものを持っていくのをお勧めします。当日…ではないですが、自分としてはよくて平均点ギリギリ、解答速報のコメント等を見ているとコケたかなと思っていた経済学が80点とれていたので、諦めるのは厳禁です!
私は45歳直前で勉強を始め、48歳で合格しました。記憶力の衰えのひどさに絶望することも何度もありましたが、何度も何度も繰り返しやることで合格するために必要なものは身につけることができました。最初から長期戦になることは覚悟の上で、家族の協力もあって…にはなりますが、「やれば出来る」と思います。自分にあった勉強スタイルやスケジュールを見つけて、工夫して、腹をくくって量をこなして、頑張ってください! 頑張ったら頑張った分だけ、ちゃんと結果になってかえってくると思います。
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