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2027年度から新試験制度に移行予定 情報処理技術者試験の制度見直しについて

試験主催元の情報処理推進機構(IPA)より、2027年度からの情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験における見直しのポイントや新たな試験区分体系、シラバス案などの検討状況が公表されています。
本ページでは、その概要をTAC情報処理講座が分かりやすくまとめております。受験を予定されている方は、ぜひ今後の参考にご一読ください。

2026年9月2日11:00 情報更新

参考:情報処理推進機構(IPA)「新試験制度のシラバス案について」「新試験制度のサンプル問題について」2026年8月31日

参考:情報処理推進機構(IPA)「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」2026年4月28日

試験制度の見直しのポイント

データマネジメント試験(仮称)の新設

  • AI活用において求められる、主にビジネス部門を想定したデータの整備・管理に関するスキルを習得し、評価するための試験として新設。
  • 幅広いビジネスパーソンの受験を想定し、ITパスポート試験の次のステップの試験として位置づけ。

ITパスポート試験の出題構成の変更

  • 出題分野を現在の “ストラテジ系” “マネジメント系” “テクノロジ系” から「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理。
  • DXで求められるマインド・スタンスや、データマネジメントの基礎に関する内容の新規追加。
  • AI時代に対応したセキュリティ・倫理の出題を強化。

プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)の新設

  • DXやAI利活用を通じた新たな価値創造に向けて幅広いスキルを習得し、評価するための試験として新設。
  • 現在の応用情報技術者試験と高度試験を大括り化したうえで内容を再編し、「マネジメント領域」「データ・AI領域」「システム領域」の三つの試験区分を設ける。

情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験の一部変更(※)

  • 科目Aの出題範囲体系の変更
  • 科目Bの出題範囲の一部変更

技術動向や環境変化等を踏まえて表記の変更等を行うもので、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません。

情報処理安全確保支援士試験の一部変更

  • 科目Aの出題範囲体系の変更(※)
  • 科目Bの出題範囲の一部変更(マネジメント分野の強化等)
  • 試験時間及び科目Bの出題形式の変更

技術動向や環境変化等を踏まえて表記の変更等を行うもので、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません。

新試験制度の概要

ITパスポート試験(内容変更)

ビジネスパーソンに求められるデジタルリテラシーとしての基礎知識及びマインド・スタンスが、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 120分
出題数

100問


データマネジメント試験(新設)

データ・AIを効果的・効率的に利活用するデータマネジメントの基本的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目Aと科目Bを合わせて120分
出題数

科目Aは48問、科目Bは12問


情報セキュリティマネジメント試験(継続)

データ及びデジタル技術の安全な利活用を推進する情報セキュリティマネジメントの基本的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目Aと科目Bを合わせて120分
出題数

科目Aと科目Bを合わせて120分


基本情報技術者試験(継続)

デジタル技術を活用したサービス、プロダクト、システム及びソフトウェアを作る基本的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目Aは90分、科目Bは100分
出題数

科目Aは60問、科目Bは20問


プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(新設)

組織やビジネスにおける、データ及びデジタル技術を利活用するプロセスをマネジメントする専門的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目A-1は90分、科目A-2と科目Bを合わせて120分
出題数

科目A-1は60問、科目A-2は23問、科目Bは12問


プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(新設)

組織やビジネスのデータドリブンな活動を支える基盤を構築してデータを整備する専門的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目A-1は90分、科目A-2と科目Bを合わせて120分
出題数

科目A-1は60問、科目A-2は23問、科目Bは12問


プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(新設)

デジタル技術を適用するシステムの要件定義・アーキテクチャ設計・開発・運用を主導する専門的な知識及び技能が、目標とする水準に達していることを評価する。

試験時間 科目A-1は90分、科目A-2と科目Bを合わせて120分
出題数

科目A-1は60問、科目A-2は23問、科目Bは12問


情報処理安全確保支援士試験(一部の内容及び出題形式の変更)

対象者像:サイバーセキュリティに関する専門的な知識及び技能を活用して組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者。

試験時間 科目A-1は45分、科目A-2は35分、科目Bは120分
出題数

科目A-1は30問、科目A-2は25問、科目Bは12問


試験区分一覧(科目・試験時間・出題形式・出題数)

新試験制度イメージ

情報処理推進機構(IPA)「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」より抜粋

新試験制度の開始時期

2027年度春頃

  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験

2027年度夏頃

  • データマネジメント試験(仮称)
  • プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)
  • プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称)
  • プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)
  • 情報処理安全確保支援士試験

新試験制度のサンプル問題及びシラバス案

2026年8月31日 最終更新

新試験制度のサンプル問題

IPAウェブページに各試験区分における、新たな出題分野、出題形式のサンプル問題が掲載されています。
準備が整ったものから順次掲載され、2026年度夏頃を目途に一通り掲載される予定です。

掲載情報

  • ITパスポート試験(マインド・スタンス分野/データマネジメント分野/情報倫理・AI倫理分野)[2026年8月31日掲載]
  • データマネジメント試験(仮称)科目A・科目B[2026年6月22日掲載]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)科目B[2026年8月31日掲載]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称)[準備中]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)科目B[2026年8月31日掲載]
  • 情報処理安全確保支援士試験 科目B[2026年8月31日掲載]

新試験制度のシラバス案

IPAウェブページに各試験区分におけるシラバス案が掲載されています。
なお、シラバス案の内容は公表時点の検討状況に基づくものであり、変更される可能性があります。

掲載情報

  • ITパスポート試験[2026年8月31日掲載]
  • データマネジメント試験(仮称)[2026年6月22日掲載]
  • 情報セキュリティマネジメント試験[準備中]
  • 基本情報技術者試験[準備中]
  • プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)及び情報処理安全確保支援士試験 共通知識(科目A-1)[準備中]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)[2026年8月31日掲載]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称)[準備中]
  • プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)[2026年8月31日掲載]
  • 情報処理安全確保支援士試験[2026年8月31日掲載]

今後の予定

新試験のシラバス案や各分野のサンプル問題は、公開準備が整ったものから順次IPAウェブページに掲載され、2026年度夏頃を目途に一通り公表される予定です。特にシラバス案については試験区分ごとに暫定版の時点から随時公開される予定です。

TACからの新試験制度に関するお知らせ

新試験制度に関するお知らせ

TACでは、2027年度からの新試験制度に合わせた最新の教材・講義をご提供できるよう準備を進めております。詳細につきましては、確定次第、ホームページ等で順次お知らせいたします。

IPAでは、デジタル技術の継続的な学びを実現する仕組み(プラットフォーム)の構築が進められています。個人が持つスキル情報・キャリア情報をプラットフォーム上で蓄積・可視化できる情報基盤が検討されており、2027年度から始まる新試験はもちろんのこと、2026年度に実施する現行試験や過去の合格情報も登録し、活用することが可能となります。2026年度の試験を含め、今後も継続的な受験が期待されています。

令和8年度がラストチャンス!現行試験(令和8年度試験)を受験するメリット

1

国家資格がもたらす「圧倒的なメリット」

「特定の製品に依存しない、ITの本質的かつ普遍的なスキルの証明」

専門職として唯一の国家資格である高度試験に挑戦できるのは、現行制度の今しかありません。

生涯有効な社会的信用:経済産業省が所管する、IT専門職として国内最高峰の国家資格です。更新不要で、生涯にわたりあなたのスキルを証明し続けます。

2

次年度試験へ向けた強力なアドバンテージ

新試験制度である「プロフェッショナルデジタルスキル試験」の科目A-1試験は、応用情報技術者試験の科目A試験と同等の学習量が必要です。例えばTACの講座の講義回数でいえば、科目Aの学習だけで20回(1回2.5時間)もの講義ボリュームがあります。

加えて、科目B試験は従来の高度試験とは異なり、複数の分野について深い知識の学習が必要となります。なお、現行試験の合格者は、2027年以降の「プロフェッショナルデジタルスキル試験(3領域への再編)」への移行時、科目A-1試験が免除される対象となります(2026年7月6日 IPA発表)。

仮に免除にならなかったとしても、現行の応用情報技術者や高度試験の学習を進めておくことは、新試験の科目A-1対策として直結します。新制度でのスタートダッシュを切る上でも、今から対策を始めることは非常に有効な手段です。

3

過去問の蓄積がそのまま活きる

試験方式はCBT(コンピュータを用いた試験)に変わりますが、出題範囲や難易度は現行のまま維持されます。

つまり、これまでの対策ノウハウがそのまま通用する「最後の期間」なのです。

新試験制度が始まると、新たな分野からの出題や出題比率など、不透明な要素が多くなります。確実な合格を目指すなら、対策が確立されている今が最大のチャンスです。

対策が確立されている今だからこそ、万全の体制で合格へ

TACでは、これまでの確かな実績に基づいた「現行試験の最短合格ノウハウ」を凝縮した対策コースをご用意しています。出題傾向を知り尽くした講師陣と充実のカリキュラムで、あなたの挑戦を強力にバックアップします。

確実な合格への第一歩を、今すぐここから踏み出しましょう!

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