簿記チャンピオン大会 参加者インタビュー

2022年11月大会参加の中学3年生
髙木佑真さんに伺いました

中学校の部活は「卓球部」、学校以外でも「少林寺拳法」を習うなど、運動が大好きな髙木佑真(たかぎゆうま)さんは、中学3年生(可児市立蘇南中学校)でTAC「簿記チャンピオン大会」へ初めて参加し、3級全国個人戦5位という優秀な成績を収めました。
そして、2022年11月の日商簿記検定3級にも、みごと合格。
中学3年生で簿記を知っている人のほうが少ないところ、なぜ、髙木佑真さんは簿記にチャレンジをしているのだろうか。
今回、いろいろとお話を伺いました。


(インタビューは、2023年1月現在です)

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──2022年11月「簿記チャンピオン大会」3級全国個人戦5位、おめでとうございました。初参加でしたが、いかがでしたでしょうか。

髙木 実際の試験よりも「簿記チャンピオン大会」のほうが難易度が高めで、試験に向けてのプレテストとして、ものすごくよいなと思いました。また、テスト後の解答解説会もわかりやすかったです。


──参加特典の『本試験問題集』は利用されましたか。

髙木 はい。本番の試験にも似た問題がいくつか出題されましたし、1週間でやり切れる量になっているなど、『本試験問題集』もよかったです!とても役に立ちました。


──大会のあとも、本試験に向けて学習をされていたのですね。ちなみに、髙木さんの同級生で簿記を学習している人はいないということですが、簿記の学習を始めたきっかけは、なんでしょうか。

髙木 中学3年生のときに、岐阜県各務原市にある中部学院大学の森均先生に出会って、簿記についてや税理士についてなど、いろいろとお話を伺い、「やってみよう」と思って始めました。


──森均先生は、中部学院大学シティカレッジ各務原の「会計プロフェッショナルコース」の特任教授ですね。

髙木 今は、中部学院大学を出られて、各務原市役所前に「森均会計プロコース」で独立されました。僕も「森均会計プロコース」に所属していて、そこの先輩方や森先生に簿記を教わっています。


──簿記の学習は、どのくらいしていますか。

髙木 月曜日から金曜日の平日は、1日1、2時間くらいです。土曜日は、中部学院大学の各務原キャンパスの森先生のところで4時間ぐらい学習をしていました。あとは、日曜日に4時間半~5時間くらい、家で学習をしています。


──毎日、簿記の学習をしているのですね。簿記の学習をしていて、どういうところがおもしろいですか。

髙木 問題を解いていて、B/SやP/Lなどを書くときに、正しい答えとピタッと一致した時に、「やったぞ!!」という達成感が味わえて、とても楽しいです。


──B/SやP/Lという言葉も理解されているのですね。すごいですね。ちなみに、簿記の知識は、おこづかいなどの「お金の使い方」や日常生活で役に立っていますか。

髙木 今は、自分でお金を使うこともなく、また、あまりおこづかいなどももらっていないため、正直なところ、今は役に立つなと思うことはありません。でも、将来、就職後には、すごく役立ちそうだなと思います。


──中学3年生で日商簿記3級を取得した髙木さんですが、将来の夢はありますか。

髙木 元々は学校の教師になることが夢でしたが、僕のいまの夢は「税理士」になることです。僕は、「税理士」という職業は、森先生に会うまでは知りませんでしたが、「税理士」という職業を知って、「税理士」をめざそうと思いました。前回の税理士試験で先輩の早兼さんが、高校2年生で「簿記論」と「財務諸表論」に合格されたので、目標としています。


──「税理士」になろうと思ったのは、具体的にどのような理由ですか。

髙木 実際に税理士試験科目の「簿記論」「財務諸表論」につながる簿記の学習をしてみて、そういった内容が職業となるなら、自分に合っているなと思いました。それが、「税理士になろう」と思った理由です。


──「自分に合っている」という分野、職業を早く見つけられたことは、とてもすてきなことですね。今後の日商簿記検定の受験予定や税理士試験科目で受験要件がない、だれでも受けられる「簿記論」「財務諸表論」へのチャレンジ予定はありますか。

髙木 はい。高校1年生で「簿記論」「日商簿記検定2級」を受験予定です。高校2年生で「財務諸表論」「日商簿記1級」、日商簿記1級合格後に「法人税法」を受験予定です。そして、高校3年生で「所得税法」と「相続税法」を受験希望です。高校生税理士を目標にしています。


──すでに具体的な予定を立てて、「高校生税理士」への道のりを描いていらっしゃる、髙木さんの今後のご活躍が楽しみです。これからもがんばってください。応援しています!




親御さんにも“”ちょこっと”インタビュー

──簿記にチャレンジしているお子さんについて、どのような感想をお持ちでしょうか。

親御さん 学校の教科と全く関係のない「簿記」にチャレンジすることはすごいことだと思いますが、やるからにはもっと集中してやってほしいです。




参加者のみなさんからのメッセージ

参加者のみなさんからいろいろなメッセージをいただきました。
実際に参加した人のメッセージを読んで、あなたも大会に参加したくなるはず!

  • チーム戦は盛り上がるので楽しんでください!

  • 参加して損はないです!自分の実力や弱点がはっきりすると思います!

  • 頑張ってランキングのってください!

  • 学校でやる問題には出ない問題も出題され良い刺激になりました。また、友だちと教え合うきっかけにもなります!

  • 解説会や特典があるので、苦手な人も受けた方がよいと思う!

  • 自分の能力、実力がよく分かるいい機会になると思います。しっかり勉強して、挑んでください!!