1級建築施工管理技士 合格者座談会

TACで受講し、見事合格された2名の方から合格までのそれぞれのストーリーをお話しいただきました。

1級建築施工管理技士 合格者座談会 参加者

(左から)
松島 怜香(まつしま れいこ)講師

狩野 多香子(かりの たかこ)さん 一次・二次対策本科生受講

長澤 晋(ながさわ すすむ)さん 二次対策本科生受講

三浦 伸也(みうら しんや)講師

*やるなら一気に受かろう!

 

──(三浦) 合格おめでとうございます。おふたりはどのような経緯で1級建築施工管理技士を目指そうと思ったのですか。

長澤 オフィス系メーカーで、改修工事専門の営業をしています。コロナ禍で4000万円~5000万円超の大型改修工事が非常に増え、施工管理部門との接点が多くなりました。それがきっかけで施工管理に興味を持つようになり、自分自身の知識を増やしたいと考えて挑戦を決めました。また、数年後に定年を迎える50代の営業として、1級建築施工管理技士はひとつの武器になります。施工管理部門に移るという、定年後を見据えた選択肢になると考えました。

狩野 防水全般の改修工事専門業者で防水工をしていますので、防水施工技能士1級やシーリング防水施工技能士1級を単体で取得しようと思っていました。ただ、それだと防水なら防水だけになってしまうことと、施工管理に興味を持っていたことから、1級建築施工管理技士を目指しました。周囲の先に一次検定に合格した仲間への対抗意識もあって、「やるなら一気に受かろう!」と受験勉強をスタートしました。

*期間と価格と講義のバランスがよいTAC

 

──(三浦) 長澤さんは一次は独学で、2回目の二次から二次対策本科生コース、狩野さんは一次・二次対策本科生コースを受講されました。数ある資格学校の中からTACを選んだ理由を教えてください。

長澤 一次については、社内の資格者に「とりあえず過去問を買って何回か回し、ほぼ100%まで持っていけば受かる」と言われたので、独学にしました。二次に関してはやるべきことの要領が得られなかったので、資格学校の講座を受けて全体の概要を把握したいと思いました。
 立地やテキスト、開講するタイミング、価格と回数のバランスなどを検討した結果、他校は回数も価格も多めなのに対して、期間と価格と講義のバランスが一番自分に合っていたのがTACでした。

狩野 私は改修専門で新築についてはまったくわからないので、とにかく質問できる学校を選びたいと考えました。100人規模のマンモス教室や金額的に高い学校が多い中、TACはリーズナブルな価格で受付の方が懇切丁寧でとても感じがよかったので、「ここならやっていけそう!」と直感で決めました。

*頭の良いふりをするな

 

──(三浦) TACの講座と教材やテストを利用した感想はいかがですか。

狩野 過去問を見ても新築に関する専門用語が多すぎて、私には言っていることすらわからない状況でした。そこが最大の不安要素でしたが、先生が映像で「新築ではこういうものを使う」、「実際にはこういうことがあった」と言葉とイメージをつなげる配慮をしてくれたので、経験していなくても知識としてうまく取り入れることができました。先生の寄り添ってくれる雰囲気に安心感を覚えて、一次のときから講義後は必ず質問に行っていました。

長澤 私が非常にいいと感じたのは、最初の講義概要です。1回目の講義で試験構成、試験対策、どのように本試験まで勉強していけばいいかを説明してくれたので、最初に全容が掴め、勉強のスケジューリングができた点が非常によかったです。
 今でも忘れられないのは、三浦先生の「頭の良いふりをするな」という言葉です。それまで受験をひた隠して勉強していたのですが、先生の言葉を聞いてからは「自分は学校に通って1級建築施工管理技士を目指している」と周囲に公言し、「これで落ちたら落ちたでいい」と自分の中で踏ん切りがつきました。間違いなく、そこがターニングポイントになりました。
 教材に関しては、テキスト1冊と講座の資料さえやっておけばいいとお墨付きをもらえたので、毎回配られる資料のコピーをどこでも持ち歩き、見返してわからなければ参考書に当たるようにしていました。非常にシンプルでやりやすかったです。

*講義を受けたら必ず3日以内にすべて復習

 

──(三浦) 受験中に工夫した点や独自にやってみた勉強方法を教えてください。

長澤 仕事があるので隙間時間を使うのは当然ですが、毎日必ず何かしらやると決めていました。そして講義を受けたら必ず3日以内に復習をすべて終わらせるようにしました。平日の学習時間は一次、二次とも、1日平均2~3時間(週13~15時間)でした。

狩野 学習時間は一次は平日は1~2時間、二次は移動時間なども活用して毎日2時間確保しました。私は覚えてもすぐ忘れてしまうタイプなので、「戻っては進み、戻っては進み」を繰り返しました。寝るときも呪文のようにひたすら暗唱したり、時間の取れないときでも「絶対に寝る前10分はやる」と決めて集中するようにしていました。

──(松島) TACは「経験記述添削課題」が3回ですが、添削回数はいかがでしたか。

長澤 二次の講座を申込む最大の決め手が添削指導3回でした。3つの記述項目なら3回あれば十分だと思います。自分の考えた内容が添削段階で間違いないことがわかり、それをベースにいくつかパターンを用意できました。

狩野 添削がありすぎても集中できないので、私も3回で良かったと思います。

──(松島) 添削は想定した設問と多少違っても基本を吸収してもらうことが目的なので、3回としています。

*わからなくてもTACだけは休まずに通う

 

──(松島) 一次で構造につまずいてドロップアウトしてしまったり、前半の課題が提出できないという理由で休んだまま来られなくなってしまう受講生がいます。挫折しそうなときはありましたか。

長澤 TACに通学するようになってからは、ほぼ挫折したことがありません。むしろこの歳で30年ぶりに学校に通って受験仲間と接することが、楽しくて仕方ありませんでした。
 営業の帰りに水道橋校、八重洲校と自習室を使い分けると、若い人から自分くらいの人まで幅広い年齢層の受験生が勉強しています。それが嬉しくて、一緒になって夜9時まで勉強していましたね。

狩野 私はわからなくても学校だけは休まずに通い、「わからないことはちゃんと質問する」と決めていました。挫折したのは、頭にまったく何も入らなくなってしまった時期ですね。そのときはやり方を変えて、覚える項目を友人に預け、頭だけ言ってもらって答えたり、「ながら勉強」がいいと聞いて車を運転しながら友人に隣で質問してもらったり。友人の協力のお陰で乗り越えられました。

*絶対に受かるとイメージしなさい

 

──(松島) 実際に本試験を受けてみた感触はいかがでしたか。

狩野 1回目の一次は試し受験だったので、まったく勉強しないで雰囲気だけを味わって帰ってきました。問題を見てもチンプンカンプンだったので「これはきちんとやらなければダメだ」と感じて、TACに通うことにしました。通い始めると、当初0点レベルだった私が直前期にはなんと自信がつくようになったんです。先生に「絶対に受かるとイメージしなさい」と言われて受けた2回目の一次は、1回目とは遥かに違いました。
 二次は1問目が品質管理だったので、ひたすら枠ギリギリまで書きました。できる限りのことはやったので、終わった後は多少の不安と「よし!いけるぞ」という気持ちが入り交じっていました。

長澤 一次は過去問を5年分回していたので、まったく問題ないと思いました。二次に関しても合格の手応えを持てるまで勉強したので、予想外の問題と展開にならない限り自信はありました。

*本当に大切なことは、合格のその先にある

 

──(三浦) 1級建築施工管理技士を今後どのように活かしていきたいですか。

狩野 防水の現場だけでなく改修工事全般を管理する側になれるので、さっそく実務に活かせると思います。周囲には2級の技士補まで持っている人はいても1級は少ないので、そこを強みにしていきたいです。

長澤 まず、月々の資格手当が退職まで続くのは大きいですね。またこの2~3年間、営業から施工管理部門への異動願いを出し続けています。営業を経験し、さらに資格を持って、施工管理もできれば、今後の大きな強みになると思います。

──(三浦) 最後に、合格するために一番必要なことは何だと思いますか。

長澤 私が資格取得を思い立ったのは5年以上前で、2年間は検定の申込みだけして受けにも行きませんでした。3年目に独学で一次を受けて合格しましたが、二次まで気力が続かず、2回目の二次をTACで勉強して合格を手にできました。5年越しの合格経験から、二の足を踏んでいるなら早くTACに飛び込むことをお勧めします。本当に大切なことは、合格のその先にあります。

狩野 やろうと決めたら、やる。これが一番大切です。「今この瞬間がんばれば、良いことが待っている」をモチベーションに、短期集中でがんばってください。

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