TACデータファイル

■資格受験者の推移

(単位:人) 資格受験者の推移

 過去10年間の各種資格の本試験受験者数は、2008年以降に大幅に増加し2010年には過去最高の308万人が受験しています。2015年は251万人が受験し、2006~2015年の10年間での平均受験者数は約275万人となっています。
 会計系資格については、2015年は受験者数が増加基調になる前の2005年に近い水準となる60万人強が受験しています。会計の知識は、業界・業種を問わず幅広く活かせる知識であり、ビジネスの現場における不可欠な共通言語として重要視されています。

■売上推移 TAC株式会社(連結ベース)

売上推移

 TACでは、好況期に伸びる資格から不況期に強い資格まで幅広く取り扱っているため景気変動の影響を受けにくく、結果として1980年の設立以来31年間連続増収という安定した成長を続けてまいりました。
 2016年3月期は、2014年4月の消費税増税に伴う駆け込み申込みによる反動減の影響が落ち着いたことやわが国の経済が 引き続き良好に推移したことなどを背景に増収となりました。

■教育訓練給付制度利用者数・売上金額の推移

教育訓練給付制度利用者数・売上金額の推移

  教育訓練給付制度は、労働者の主体的な能力開発の取り組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とした雇用保険の給付制度であり、厚生労働省が主管しております。一定条件を満たす雇用保険の一般被保険者等がいったん全額受講料を支払い、講座修了後、出席率等一定条件を満たしている場合に、入会金・受講料の一定割合に相当する額が雇用保険からハローワーク(公共職業安定所)を通じて支給されるものです。給付基準は数年に一度変更されることがあり、現在は被保険者期間が3年以上(初回利用に限り1年以上)の方は一律20%、10万円が限度とされています。
 2016年3月期の給付金利用売上高は13億6千6百万円(前年比5.9%増)となりました。

■受講者数の推移

受講者数の推移

2016年3月期の受講者数は、216,359人(前年比21,705人増、11.2%増)となりました。個人受講者は、簿記検定講座(同2.9% 増)、不動産鑑定士講座(同18.5%増)、建築士講座(同40.9%増)、司法試験講座(同35.3%増)、公務員講座(国家一般職・ 地方上級)(同46.9%増)等で増加した一方、公認会計士講座 個人受講者の年齢層を大学生層(24歳以下)と社会人層(25 歳以上)に区分すると、2016年3月期は社会人層が103,967人となりました。この背景には、1997年の山一證券、北海道拓殖銀 行の破綻により、終身雇用や年功序列といった日本的経営の崩壊が始まり、社会人層の危機感が高まったためと考えられま す。社会人としてのスキルアップのほか、起業する前の知識とし(同7.7%減)、司法書士講座(同11.3%減)、行政書士講座(同 4.7%減)となり、結果、全体では前期から12.9%増加し、146,888人となりました。法人受講者は堅調に受講者数を伸ばし、同7.7%増の69,471人となりました。

■個人受講者の内訳推移

個人受講者の内訳推移

 個人受講者の年齢層を大学生層(24歳以下)と社会人層(25歳以上)に区分すると、2016年3月期は社会人層が103,967人となりました。この背景には、1997年の山一證券、北海道拓殖銀行の破綻により、終身雇用や年功序列といった日本的経営の崩壊が始まり、社会人層の危機感が高まったためと考えられます。社会人としてのスキルアップのほか、起業する前の知識として学習をする等、学習目的の多様化が進んでいます。これに対し大学生層は、簿記検定講座は前年比5.9%増、公務員講座(国家一般職・地方上級)が同100.1%増となった一方、税理士講座は同2.7%減、宅地建物取引士講座は同4.1%減となり全体では同 40.3%増となりました。

■出版事業の業績推移

出版事業の業績推移

 当社グループの出版事業は、当社が展開する「TAC出版」ブランドおよび子会社の早稲田経営出版が展開する「Wセミナー」ブランド(以下、「W出版」という)の二本立てで進めております。
 2016年3月期は、TAC出版が450点(前年同期は457点)、W出版が159点(同157点)を刊行しました。
 TAC出版ではフルカラー書籍が好評で、W出版では会社法や商業登記法の改正関連書籍が売上に貢献しました。また、書店との連携強化・独学道場の商品ラインナップ拡大に努めた結果、売上高は27億6千4百万円(前年同期比19.1%増)、営業利益 6億1千2百万円(同13.0%増)と増収増益を達成しました。

■人材事業の業績推移

人材事業の業績推移

 当社グループの人材事業は、子会社のTACプロフェッションバンク、2014年6月に子会社化した医療事務スタッフ関西およびクボ医療、同年12月に新たに設立したTAC医療事務スタッフの4社で展開しております。
 2015年度の会計業界向けの就職説明会は、会計人材需要が旺盛で大手会計事務所等を中心に多くの出展社数を集め活況 だったことに加え、新たに始めた税理士法人等のプロモーションビデオ制作の受注も好調で求人広告売上が増加した結果、売上高は6億2千3百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益は2千1百万円(同230.4%増)となりました。