宅地建物取引士試験 合格体験記｜天田　照美さん

自分に甘いところがあり、独学では途中で断念しそうであったことと、本屋で書籍を買ってみたが参考書を読んでも理解できないことが多かったから。また、TACの説明会に参加し、例題に対する担当講師の説明がとてもわかりやすく、かつユーモアがあって、これならついていけそうだと感じたから。

過去の合格者数や、合格者のインタビュー内容を拝見し、同じ目標に向かう仲間たちも努力家の方達が多いと感じ、自身のやる気につながると感じた。また、自習室やWebサポートなど、学習する環境が整っているところに魅力を感じた。

テキストの内容は、講義中にしっかり確認し、講義以外はトレーニングを何度も解いた。わからないところや、知識が曖昧なところは、トレーニングの解説ページに、テキストの内容や自分で調べたこと、授業後に講師に質問し理解した内容をどんどん書き写し、最終的にトレーニングの解説を確認すればいいようにした。直前期に、ノートやテキストを見返したり、調べたりする必要がなく、各トレーニングのみを解きながら確認することができたので、仕事でなかなか時間が取れない日が多かったが、効率よく学習することができた。

【講師】
テキスト以外に、各講師がそれぞれオリジナルの資料を作成して渡してくださったので、復習がしやすく、理解が深まった。講義後も各自の質問に丁寧に答えてくださり、サポートが手厚い。また、重要なポイントを絞って説明してくれるので、試験に必要な知識を優先順位をつけて覚えることができた。

【教材】
テキストの内容に沿って、過去問トレーニングが項目ごとにまとめられていたので、インプットした内容が自分で正しく理解できているか、また引っかかりやすいところをアウトプットで確認することができて、効率よく学習できる。webでは、視聴スピードを変えることができるため、聞きたいところを重点的に学習できた。

【カリキュラム】
独学で始めたとき、いろいろな学校のカリキュラムを比べたり、参考書をみたりしたが、どれも宅建業法から入っていた。内容が理解できず、悩んでいたが、TACは民法から入れたので、その後の宅建業法が非常にわかりやすかった。学ぶ順番も考えられていて、学習を進めやすかった。

昼間の講義を申し込んでいたが、夏の時期、仕事が忙しく昼間に通うことが難しい日が多くなり、その期間は夜の講義への振替やWebフォローがあったので、自分のペースで勉強会できた。Webフォローは、講義で理解が不足していたところや、トレーニングをしながら苦手だと認識した箇所について、繰り返し視聴することで理解が深まったので助かった。

その前の答練でなかなか点数が伸びず、このまま本試験を受けるのは心配であった。全国公開模試では、答練と違い、受験生も多い環境で本試験と同じ緊張感を持って臨めたこと、また実力の最終確認ができたことで、自信がつき、本試験は落ち着いて受けることができた。

トレーニングや答練で、理解しているつもりでいた箇所も、再度テキストを見返すきっかけになり、間違えて覚えていたところに気づくことができた。とくに直前対策講義のテキストはたいへんみやすく、試験前の会場での待ち時間に見直すのにちょうど良かった。

2回目の受験で、合格することができました。この一年は心が折れそうになったり、試験前はストレスと不安でいっぱいでしたが、いつも担当講師が励ましてくださり本当に感謝しています。仕事などで時間がなかなか取れない環境ではありましたが、自分にあった効率の良い学習方法を早期に確立すれば必ず合格につながると思います。担当講師からは、学習方法の説明や個別に相談にのってもらえたので本当に助かりました。TACの講義やテキスト、トレーニングなど、時間を有効につかうためのツールは本当に自分に合っていました。また、教室で同じ目標を持った方々と一緒に学べる環境は、自分のやる気につながりました。諦めなければ絶対に合格への道につながります！！