宅地建物取引士試験 合格体験記｜伊藤　充さん

50歳を迎える年で、何かを変えるきっかけにしたいと宅建の受験を検討していました。学習方法を調べてみた所、受験指導校への通学や通信教育、独学などの手法があり様々な体験談がありました。私自身は不動産業界に勤務している訳ではないため、独学での学習には不安があり、途中で挫折してしまうかもしれないと感じていた所、昨年に友人が受験指導校に通学し、1回で合格した事を知り、専門の学校を選択する事が業界経験者ではない自分には向いているのではと思い決断しました。

不動産業界に勤務していない友人が昨年、TA?の講座を受講し1回で合格した事を知り、その友人から詳細を聞く事にしました。友人から聞いた話しでは渋谷校には笠松先生という講師の方がいて、とても話も聞きやすく冗談も交えながら講義も分かりやすいという事と毎回のミニテストや答練などアウトプットも充実しているのでお勧めであるという話しを聞き、他の学校のウェブサイトなども確認したのですが最終的にはTACにする事にしました。

コロナの影響もあり仕事は週の半分が在宅勤務であったので、在宅時には8時に業務を開始し17時に業務終了する事で通勤時間に該当する時間と余暇の時間にあたる17時から21時の時間を勉強にあててきました。学校に通学する時はなるべく出勤して時間の効率を高めるように工夫もしました。休日は家族の協力もあり4月から午前は9時から12時まで、午後は14時から19時までの計8時間の勉強を10月の本試験直前まで変わらず実施してきました。

【講師】
笠松先生の講座を受講させて頂きましたが、重要なポイントにはマーカーをするように指示がでたり、何度も何度も繰り返して重要な文言を発言してくれるので自然と頭の中に文言が残るっていきました。テキストに記載されている項目でも重要ではない所は大胆に飛ばしたりと分かりやすかったと思います。学習スケジュールも笠松先生の助言をもとに実施し9月からの直前答練は模試含めて最後まで生成期が上昇し、本試験もタックでは取れなかった点数を取る事が出来ました。

【教材】
挿絵なども適度にあり記憶に残りやすく作られていると感じました。また過去問集との連動性が高いため復習をする際にはとても見やすくて役に立ちました。過去問は最終的には7周くらい実施しましたがランク別に分かれていてとても見やすかった。

【カリキュラム】
民法から始まりその他関連知識の流れも勉強しやすい流れだったと思います。また、インプットの後には毎回のミニテストがあり、次回の授業までに復習をしていくモチベーションにつながりやる気が継続する事が出来ました。単元ごとの基礎答練や応用答練、直前答練の分析データや優秀成績者の発表などもモチベーション向上にものすごく役立ちました。

授業で聞けなかった事や授業では省かれた段落もウェブでは話されている場合もあり、倍速で見れる事もあり気軽に何度も視聴する事がとてもよかったです。また、質問メールにも丁寧に回答して頂きこれもとても役立ちました。

全国公開模試は全体で自分がどの位置にいるのかの把握に役立ちました。これまでは講座の中だけでしか順位が分からなかったのがもう少し広い範囲で自分の立ち位置が分かったので成績を見て自信につながりました。

自分はTACのカリキュラムとテキスト、講師の言葉、方針を100％信じて学習に取り組んできました。TACを信じて1回で合格する事が出来たのでこれからの皆さんもTACを信じて取組んで欲しいと思います。