2025年度 1級建築施工管理技士 合格者座談会
TACで受講し、見事合格された3名の方から合格までのそれぞれのストーリーをお話しいただきました。

1級建築施工管理技士 合格者座談会 参加者
(左から)
三浦 伸也(みうら しんや)講師
佐々木 天太 (ささき てんた)二次対策本科生
大川 美和 (おおかわ みわ)二次対策本科生・一次直前セット
亀田 智之 (かめだ ともゆき)トータル本科生
松島 怜香(まつしま れいこ)講師
※以下敬称略

*1級建築施工管理技士を目指した理由と決意
──(松島)合格おめでとうございます。まずは、みなさんの1級建築施工管理技士を目指した理由を伺います。どのような経緯で目指そうと思ったのですか。
大川 意匠や設計のデザイナーをしています。会社で1級建築施工管理技士が必要とされており、合格すると月々資格手当も出ることから挑戦してみようと思いました。
亀田 ガラスの施工管理会社に勤務しています。2級建築施工管理技士の上司が定年退職を迎えることで、営業所技術者が不在になるという状況を防ぐため勉強を始めました。
佐々木 以前は、ゼネコンで働いていましたが、スーパーゼネコンに転職したかったので、面接の際のアピールポイントにするため1級建築施工管理技士を目指しました。

*TACにおける各コース選択理由と感想
──(松島)亀田さんはトータル本科生(一次対策本科生+二次対策本科生)、大川さんは一次直前セットと二次対策本科生、佐々木さんは二次対策本科生から受講されました。数ある資格学校の中からTACを選んでいただいた理由を教えてください。
亀田 私が担当しているガラス工事は、スポットで現場に入ることが多く、工事の全工程を見ることがほとんどありません。1級建築施工管理技士の学習範囲は広く、右も左もわからない状態でしたので、受験指導校には通おうと思っていました。TACを選んだ理由は、たまたま書店で購入したTAC出版のテキストがわかりやすかったので講義の質も高いだろうと思ったからです。
大川 一次検定の直前までは、過去問を解くなどして自分で対策をしていました。ところが本番前にTACの模試を受検したところ、E判定という結果でした。焦りを感じてTACの一次直前セットを受講したところ、リーズナブルで理解しやすく、問題を解いて解説を聞いて、また問題を解くの繰り返しで力をつけることができました。
佐々木 費用のことを考え、前年度は一次・二次検定ともに独学で受検しました。一次はTACの問題集を7~10周して合格することができたのですが、二次は記述中心なので独学では歯が立たず不合格でした。そこで、インターネットで「低コスト」を軸に調べたところ、やはりTACだと思い入会しました。
──(三浦)他社と比較はされましたか? また、TACの価格の手ごろさを評価してくださっていますが、品質に関して不安はありませんでしたか?
亀田 一次・二次検定対策ともに他社に見学に行きましたが、ライブ講義で質問がその日のうちにできるTACに魅力を感じました。TACは「良質なテキストに沿った講義」という印象があり、不安はありませんでした。
大川 過去に二級建築士を他社で取っているのですが、TACの金額は妥当だと感じますし、何よりYoutubeのお試し講義がスッと頭に入ってきたので信頼感がありました。
佐々木 他社は正直に言って「金額が高すぎる」と感じるところもありました。TACは他と比べても安いですが、大川さんのおっしゃる通り適正価格だと思います。内容は、TACの初回講義を受けて「最初から学校に通えばよかった」と後悔するくらい良いものだと思いました。二次検定対策は答案にフィードバックをもらえるので、細かい修正ができて力が確実につきましたね。

*受験勉強中の工夫とモチベーション管理
──(松島)モチベーション管理を含め、受験勉強中に工夫したことを教えてください。
大川 平日は仕事もあってなかなか時間が取れず、土日にまとめて勉強するスタイルにしていました。まずは1時間から勉強を始め、少しずつ時間を伸ばしていったような感じです。土曜日は過去問で丸1日費やしていたと思います。一次検定直前の2週間ほどは、平日も毎日2時間勉強するようになりました。
──(松島)大川さんの場合は、お仕事で日常的に試験範囲の知識に接していらっしゃったことや、過去に二級建築士を取得された経験から、ベースがある分日々の勉強時間が平均より短くできたのかなという印象があります。
亀田 私は大川さんと対照的で、ゼロから知識を入れるところからスタートしました。会社から受検するように言われたのが本試験を受ける前年だったため、まずは書店でテキストと過去問を購入しました。通勤時間や昼休み、寝る前の時間を使って毎日2時間はそれらを読み込むことに充てました。そして、講義が始まってからも1日2時間の勉強時間を最後まで維持するようにしていました。
──(三浦)亀田さんはコツコツと予習をされていたので、講義が始まってからみなさんに先行した内容を質問してくださっていた印象がありました。よく勉強されているなといつも感心していました。
佐々木 私は通勤時間などの細切れ時間で勉強に集中するということがどうしてもできないタイプでした。そこで「終業後は毎日カフェで最低1時間勉強する」と決めて実行していました。1時間集中して勉強すると、たいてい2、3時間はそのまま続けられてしまうので、時間は区切らずキリのよいところまでやっていました。
──(松島)佐々木さんも「細切れ時間を活用する」というセオリーにとらわれず、自分に合った方法を見つけられたのが素晴らしいです。

*本試験と添削課題への感想
──(松島)実際に本試験を受けてみた感想や当日のエピソードを教えてください。
亀田 一次検定は8割得点して合格できました。二次検定は一通り書いて見直ししたとき、問題2の自分の記述内容が、問われていることに対して十分ではない気がしました。残り時間は少なかったものの、思い切ってすべて書き直し、提出することができました。
大川 私の場合、一次検定は「できなかったな」と思いましたが、余裕を持って合格できていたことに驚きました。二次検定は記述で見たことのあるものが出たので、自信をもって解答することができました。サプライズ的な問題もなく、見直しもしていつも通りできたことが印象に残っています。
佐々木 二次検定は自分にとって手を付けやすい経験記述から解いていきました。ただ、試験の最中は落ち着いて対応できていたのですが、終わってから振り返った時にミスを発見してしまい、「また不合格かもしれない」と気持ちが落ち込んでしまいました。松島先生にメールで相談したところ、温かい言葉で励ましてくださり、今でもとても感謝しています。
──(松島)TACは「経験記述添削課題」が3回と直前テストが1回の計4回ですが、添削回数や内容はいかがでしたか。
佐々木 回数はちょうどよく、フィードバックされる内容が的確なので経験記述を得意分野にすることができました。
大川 私にとっても計4回は適切で、これより多かったら負担に感じたと思います。1回目は模範解答を写したのですが「こういう風に書くものなんだ」と腑に落ち、回数を重ねるごとに自分の力で書けるようになるのが楽しかったです。
亀田 経験記述が始まる前のオプション講義の記述解法プレ講座に申し込んでいたので、全体の流れをつかんでから課題に取り組むことができてよかったです。回数、内容ともに満足しています。

*合格後の目標と合格のために必要なこと
──(三浦)1級建築施工管理技士を取得した後の目標や、お仕事や心境に変化などがあれば教えてください。
亀田 営業所技術者を上司から引き継ぐことができて安堵しています。また、ゼネコンなど取引先と工程の打ち合わせをするときも、知識が増えたことによって疑問点を質問できるようになり業務がスムーズになりました。今後は、専門分野を深めるべくガラス施工技能士に挑戦する予定です。
大川 仕事の現場を取得前とは違った目線で見ることができるようになりました。例えば、窓を入れる際、以前は現場監督や職人さんに意見を聞いて雨漏りを防ぐ方法を考えましたが、今は理論を知っているので自分でまず考えてから「こうしませんか?」と提案できるようになりました。主体性を持って仕事をできるようになったと感じます。
佐々木 転職活動に成功し、これからスーパーゼネコンで4月から働く予定です。工事現場の仮囲いに自分の名前が載っているのを見るのが夢なので、実現が近づいていてうれしいです。最終的には一級建築士になりたいので、まずは、二級建築士の勉強を始める予定です。
──(三浦)最後に、合格するために一番必要なことは何だと思いますか。
亀田 睡眠と息抜きの時間は確保しつつ、それ以外の時間を勉強に充て続けることが重要だと感じます。私の場合は細切れ時間を集めて毎日2時間勉強しましたが、やり方は人それぞれなので自分に合った方法を見つけてほしいです。また、TACに通うことによって勉強のリズムができ、校舎の雰囲気はモチベーションアップにつながりました。先生方はどれだけ質問しても毎回丁寧に答えてくださるので、TACをどんどん活用してください。
大川 私の場合ですが、勉強できる環境をいくつも用意しておくことが重要だと感じました。家で1人だとなかなか手をつけられないので、カフェ、図書館、とその日の状況や気分に合わせて場所を選んでいました。TACに行けば同じ勉強をする仲間がいるので励みになりましたね。自分がどんな場所なら勉強に集中できるのか、把握しておくといいと思います。
佐々木 仕事をしながら勉強をしていると、「忙しい」「疲れている」などやらない言い訳はいくらでも出てくるんですよね。それでも、テキストや問題集を広げる。すると自然と「やらなきゃ」という気持ちになってきます。「合格して憧れの会社で働くぞ!」という気持ちも支えになりました。目指している方にもぜひ頑張ってほしいです。
──(三浦・松島)今回はお忙しいところ、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。我々としても講義をしていくうえで、大変参考になりました。今後みなさんが、1級建築施工管理技士としてご活躍するのが大変楽しみです。頑張ってください。



