外交官(外務省専門職)合格体験記
世界が混迷を極めているからこその選択

I・Sさん
Profile
| 研修語 | 中国語 |
|---|---|
| 出身校 | 中央大学 法学部(卒業) |
| 合格年度 | 2025年度 |
| 選択科目 | 憲法 |
- 外務省専門職の志望理由:平和な日本という国を追求するために。
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私が外務省専門職員を志望したのは、日本そして国際社会の平和と安定に貢献したいと思ったからです。私は大学卒業後、特別職国家公務員として4年ほど仕事をしていました。その際、米国出張に行く機会に恵まれ、そこで様々な国の同業者と話す中で、日本は「アジアにおいてリーダーシップを持てる国」と大きな期待を抱かれていることを実感しました。世界中の様々な地域で争いが起こるなか、どのようにこの戦禍を食い止め、また日本に飛び火しないようにするのか。そう考えたとき、世界中の大使館や領事館を拠点に橋渡し役を担い、各国との間に信頼を醸成しうる外交官の仕事に辿り着きました。
- TACを選んだ理由:志を同じくする仲間との出会い
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外務省専門職試験に向けた学習は長期戦です。また、他の試験種に比べて受験者数自体も少ないので、自身の周囲に外務省専門職試験を目指す仲間を見つけるのは難しいと思います。学習を続けていると、「なぜ自分はここまで学生生活を犠牲にして学習しているのだろう」「なぜ外交官になりたいのだろう」と思い悩むことがあると思います。そのようなとき、TACの校舎に行くことで、同じ悩みを持つ仲間、様々な経験を持つ仲間、闘志を燃やして学習する仲間に出会うことができます。悩んだ時はざっくばらんにお互いの心のうちを相談し、またお互いを学習のペースメーカーとして奮い立たせることができる存在が見つかるのがTACを選んだ最大の理由です。
- 社会人の勉強法:「戦略」が全てを制する。
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社会人はあらゆるものが制約されると思いますが、その最たるは「時間」ではないでしょうか。私も平日は試験学習のためのまとまった時間をとることが難しい状況でした。だからと言って、平日は仕事、土日は学習と割り切ってしまうと、休日が学習に全振りになってしまって身体の休息をとるもままならなくなってしまうと思った私は、自分のライフスタイルに合わせた「戦略」を立てて学習しました。すなわち、自分が苦手な科目はなるべく毎日触れ、得意な科目はまとまった時間で集中的に学習しました。限られた時間を最大限に活用して目標に向かうという姿勢が社会人の学習法として重要だと思います。私も最初は自分に合った「戦略」とは何かと悩む時期もありましたが、TACの講師陣に相談することで、徐々に自分に合った学習法を確立することができました。忙しい方こそ、効率よく合格を勝ち取る姿勢も重要です!
- 私の教養試験対策:朝の時間を活用すべし
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私は試験科目の中でも、特に基礎能力試験に苦手意識を感じていました。そのなかでも数的処理は、算数・数学が苦手な自分にとっては永遠の課題です。自分の性格として、苦手なものは意識しなければ最後まで手を付けないで後々慌てるタイプなので、この轍を踏まないようにしていました。数的処理は、どんなに仕事が忙しくても、出勤が早くても退勤が遅くても、必ず毎日1問は問題に触れるようにしていました。苦手な科目であっても、毎日のルーティンに組み込むことで日々の負荷を感じることなくスキルアップすることが合格の近道だと思います。
- 私の専門試験対策:実務家0年目にできること
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前職の経験から、公務員は学者や研究者のように時間をかけて特定の分野を研究するのではなく、目の前の課題を幅広い知識・知見を総動員して迅速に対処することが仕事であると思っています。私は学習を始めた当初、試験科目の内容を極めようとTACのテキストだけではなく、市販の参考書なども積極的に参照しながら学習を進めていましたが、その過程で自分の関心がある分野には時間を費やす一方で、全体を満遍なく理解することがおざなりになっており、幅広く知識を定着させるという視点が欠けていました。細かい知識は、実務をするなかで嫌でも身に付きます。実務家を目指す段階では、完璧主義にならず、効率よく科目全体の理解を重ねることで、実務に携わるうえで求められる基礎体力になると思います。
- モチベーションの保ち方:原体験を追求せよ!
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試験に向けた学習をするなかで、どうしても「自分がなぜ外交官になりたいのか」と思い悩み、モチベーションが低下してしまうことがあると思います。私も受験期に思い悩むことが幾度となくありました。モチベーションを維持する方法としては、もちろんTACで志を同じくする仲間と話すこともあるのですが、一番大切なのは「自身の原体験」を明確にすることです。日本での大学生活や留学生活、仕事などで得た「外交官を目指したきっかけ」を明確化し、当時の自分の熱意を思い出すことで再び机に向かう気力がわくはずです!
- これから受験される皆さんへ
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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。将来の進路として外務省専門職を考えている方、現在学習をされている方は「本当に自分が試験に突破できるのだろうか?」と不安に思うこともあると思います。また大学に行けば公務員試験に関する迷信が渦巻き、SNSなどでも様々な情報が飛び交っており、この「不安」がますます増大すると思います。しかし、最後に自身の背中を押してくれるのは、外務省専門職を目指す仲間であり、今までの実直に学習してきた自身の姿だと思います。自らの意思で外交官を目指す決断をした自分を誇りに思い、粘り強く頑張ってください!
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