外交官(外務省専門職)合格体験記
百尺竿頭進一歩(百尺竿頭に一歩を進む)

小林 恵太さん
Profile
| 研修語 | ロシア語 |
|---|---|
| 出身校 | 上智大学 外国語学部(在学中合格) |
| 合格年度 | 2025年度 |
| 選択科目 | 憲法 |
- 外務省専門職の志望理由
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私は幼少期に空手を通じて知り合った、ロシア含め旧ソ連地域出身の人々との交流から、旧ソ連諸国に関心を持ちました。大学では言語の背景にある民族対立や資源問題に触れ、ロシアとの意思疎通の維持や中央アジアとの連携強化に寄与したいと考えました。また、空手の師範から沖縄戦の体験談を聞いた際、軍民を問わず多くの命や文化が失われた話に衝撃を受け、平和の尊さを痛感しました。戦争の惨禍や大量破壊兵器の脅威を知る中で、軍縮・不拡散の重要性についても強く意識するようになり、こうした経験や日本の被爆国としての歴史を踏まえ、対話を通じた国際秩序づくりに貢献したいと考え、志望しました。
- TACを選んだ理由
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圧倒的な情報量と体系的で非常にわかりやすいテキスト、そして実務経験も豊富な講師陣の存在は非常に大きかったです。また、講義は知識の理解と定着を両立できる構成で、効率よく学習を進められました。さらに、定期的な担任カウンセリングにより学習計画の見直しや悩みの相談ができ、モチベーションを高く保つことができました。同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境も大きな魅力で、互いに刺激を受けながら最後まで走り抜ける力となりました。
- ハイブリッド型学習の素晴らしさ
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ハイブリッド型学習は私にとって非常に効率的な学習スタイルでした。特に国際法のように初学で難解な科目は対面講義で受講し、講師の解説や質問のやり取りを通じて理解を深めることができました。一方で、得意科目や基礎知識がある分野はWeb講義を活用し、自分のペースでスムーズに学習を進められました。この組み合わせにより、限られた時間を最も効果的に使うことができ、学習の質と量の両立が実現できたと感じています。
- 完全無欠な最強テキスト
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外務省専門職のテキストは合格に必要な情報が過不足なく整理されており、非常に完成度の高い教材だと感じました。特に国際法では初学者でも理解しやすいように「サイトマップ」など図表や具体例が豊富に盛り込まれ、難解な用語や制度もスムーズに頭に入りました。また、憲法のテキストでは重要度や出題頻度が明確に示されているため、学習の優先順位を立てやすく、効率的に進めることができました。国際法・憲法、どちらも復習時に要点が一目でわかる構成になっており、試験直前期まで(、ひいては外交官になった後も)頼れる心強いパートナーとなりました。
- 同志との交流
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同じ目標を持つ仲間と出会い、互いに切磋琢磨しながら学習を進めることができました。講義の前後や自習室での情報交換を通じ、新しい学習方法や効率的な復習の仕方を知ることができ、学習の幅が広がりました。また、公開模試や基本マスター・論文マスター演習では互いの成績を刺激にし、時には悩みを共有し合うことで精神的な支えにもなりました。一人では挫けそうな場面でも、仲間の存在が大きな励みとなり、最後まで走り抜ける原動力となりました。
- モチベーションの保ち方:百尺竿頭進一歩
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学習を継続するうえで、私は一人での学習と他の受講生との共同学習をうまく使い分けることを意識しました。集中力が必要な暗記や問題演習は一人で取り組み、自分のペースで深く掘り下げる時間を確保しました。一方で、理解があいまいな分野や論点整理は友人と意見交換し、異なる視点や解き方を吸収することで理解を深めました。このメリハリのある学習スタイルにより、効率と継続力を両立でき、最後までモチベーションを保つことができました。また、個人的に重要だと感じていたのが上昇志向であり、常に現状に満足せず、さらに高みを目指せるというマインドです。「百尺竿頭進一歩(百尺竿頭に一歩を進む)」です。
- 自分流のリフレッシュ法
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学習の合間に独自のリフレッシュ法として、「放浪×暗記」を取り入れていました。特に直前期はなじみのない地域をあてもなく歩き、その先にある公園や静かなベンチで暗記科目に取り組むことが多かったです。場所を変えることで新鮮な気持ちになり、集中力が高まるうえ、適度な運動にもなりました。屋外の開放感や自然の音が心を落ち着けてくれ、机に向かっているだけでは得られない発想や記憶の定着にもつながったと感じています。
- 合格後の気持ち・今後の抱負
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試験に合格した瞬間は安堵と喜びが入り混じった気持ちでした。長い学習期間を振り返り、多くの方々の支えがあったからこそ、ここまで来られたと強く感じました。しかし、合格はあくまで一つのマイルストーンに過ぎません。今後は研修や現場での経験を通じて、語学力と専門知識をさらに磨き、日本の国益と国際社会の平和に貢献できる外務省専門職員として成長していきたいと考えています。
- これから外務省専門職員試験の学習を始める人へのメッセージ
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学習の道は決して平坦ではありませんが、目標を明確に持ち、一歩ずつ積み重ねていくことが大切です。苦手科目も焦らず、自分に合った学習方法を見つけてください。また、同じ志を持つ仲間との交流や情報共有は大きな力になります。悩んだときは無理せず休息を取り、リフレッシュも忘れずに。最後まであきらめずに努力を続ければ必ず道は開けます。応援しています。
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