外交官(外務省専門職)合格体験記
外国語学部でも法学部でなくても合格できる!

楠 綾音さん
Profile
| 研修語 | アラビア語 |
|---|---|
| 出身校 | 早稲田大学 文化構想学部(在学中合格) |
| 合格年度 | 2025年度 |
| 選択科目 | 憲法 |
- 外務省専門職の志望理由:最初は単純な興味から始めたが…
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外務省専門職を初めて志望した正直な理由は、留学がしたかったから。海外で働くことに憧れを抱いていた私が進路を考える中で外務省専門職に興味を持ちました。最初は不純な動機だったと思います。ですが、学習していくうちに、邦人保護と国際テロ対策に携わりたいと考えるようになりそこから学習にも熱意が入りました。日々国際ニュースを目にする中で、海外で緊急事態に陥る日本人も数多くいることを知り、私もインドネシア在住時にISILによる国際テロを経験したことも動機の一つとなりました。
- TACを選んだ理由:圧倒的な合格実績が決め手
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外務省専門職を目指すにあたって調べると、圧倒的な合格者占有率を占めているTACを知り、迷わず入会しました。留学したこともなく、英語もネイティブではなく、法学部でもない私でもTACのカリキュラムに沿って学習を進めれば合格できると感じました。
- 私の専門科目対策:専門科目は忍耐力!
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専門科目である国際法、憲法ともに私は初学だったので正直、12月ごろまでは苦戦していました。国際法は情報量が膨大で、今まで聞いたことないような単語がたくさん出てきます。また、憲法は論文の書き方も全くわかりませんでした。ですが、国際法は付け焼き刃のようにただ字面を暗記するのではなく概念自体を理解するように努め、憲法は模範解答を読みこみ問題構成をしっかり把握することを繰り返し、徐々に論文も書けるようになっていったと思います。音読してみたり、書いて覚えようとしたり、PCで打って覚えようとしたり、赤シートを活用してみたり、いろんな方法を試しました。大切なのは忍耐力、持続力です。
- 私の英語試験対策:苦手科目は単純なミスをしないことを意識
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私の一番の苦手科目は英語でした。英訳ももちろん苦手だったのですが、和訳も時間内に綺麗な日本語に訳すことが課題でした。英訳の学習法としては、とにかく自分の表現を広げること、単語を暗記することは意識していました。外交青書に出ている単語はもちろん、地理的な単語、話題になっているニュースの単語は調べてメモしておきました。表現方法は、過去問を繰り返して、ChatGPTに添削してもらいました(月3000円課金していました(笑)正直英語はChatGPTに救われたといっても過言ではありません。)また、日本語力を鍛えることが大事です。試験問題に出る日本語文は、抽象的で高度な内容です。それを自分が表現できる日本語に変える能力がカギだと思います。 ちなみに資格(TOEFLやIELTS)に関しては、取りたい方は早めに取ることをおすすめします(受験年の1月まで)。試験前は外務省専門職試験に特化した英語の学習をすべきだからです。また試験前は国際法や憲法の学習で手一杯で資格学習に集中できる時間をとることが難しいと感じました。
- 私の基礎能力試験対策:調子に乗らずコツコツと
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幸い私は数的処理が得意な方でしたので、あまり苦戦しませんでした。ですが、得意なことにあぐらをかき、あまり数的処理をやらなかった時期があり、一気にできなくなってしまったことがあり大反省です。数処は調子に乗らず一日3問ずつでもいいのでコツコツ続けることが大切です。
- 時事試験対策:時事は情報を
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時事対策に関しては、大まかに出そうなトピックを自分なりに8つほどあげて(安全保障、ODA、AI、国連など)情報をいろいろ調べつつ2000字程度でまとめる作業を定期的に行いました。受講生の友人たちとお互いの論文を見合う機会も作り、批評し合うことができたのも新たな視点に繋がりました。
- 論文答練の活用法
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論文答練では成績上位者に載ることは目標にしていました。もちろん上位にのることによって、絶対受かる!上位に乗らなかったから落ちる!というわけではないですが、自分のモチベーション維持のためにも数か月後の合格を目標にしつつ、二週間ごとの論文答練で上位になることを目標にする方が私には向いていました。ただ、順位が全てではないですし、一番重要なことは習熟度なので極端に一喜一憂する必要はないと思います。もちろん、順位をみることがモチベーションにならないのであれば見なくてもいいです!学習をするうえで、向上心を保つための自分なりの方法を見つけることがベストです。
- 一番大事なのは!?
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ズバリ、周りと比較しすぎないこと!です。自分より成績が上の人、多言語話者、留学経験が豊富な人、学歴が高い人…たくさんいると思います。私自身、英語もペラペラではないし、法学部でも外国語学部でもないし、留学したこともない…と何度も落ち込みました。また、合格者アドバイザーの方々が優秀すぎて自分では受からないと感じた事もたくさんあります。ですが、比べる必要まったくありません!!こんな私でも、日々コツコツ諦めず学習して合格することができました。振り返ってみて私が皆さんに伝えたいことは。自分を信じて進むのみ、ということです。
- 受講生との切磋琢磨
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私は通学生でしたので、何人か早稲田校の友人がいます。私にとって彼らは今後も仲良くしていきたいかけがえのない友人になりました。もちろんお互いライバルでしたが、つらい受験に向けた学習の中で少し談笑するだけでも原動力になりました。私の大学の友人で外務省専門職、ましてや公務員を目指している子がいなかったので本当に精神的な支えでした。二次試験対策ではほぼ毎日練習したり、お互いの恋バナや将来についての真面目な話もしたり…受験生活を楽しめたのは彼らのおかげです。みんなありがとう♡
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