外交官(外務省専門職)合格体験記
外国との齟齬のない関係を目指して

大井 菜緒さん
Profile
| 研修語 | ロシア語 |
|---|---|
| 出身校 | 上智大学 外国語学部(在学中合格) |
| 合格年度 | 2025年度 |
| 選択科目 | 憲法 |
- 外務省専門職の志望理由
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大学3年次のドイツ留学の際に、私自身が留学生の言動からその国のことを勝手に想像していることに気が付いた。そこから海外ではひとりひとりが国の代表としてみられることを実感し、齟齬が生まれないように日本の正しい認識を広めていくことの重要性に気が付いた。そのような対外発信、海外との交流に自分が参画することで建設的な外交関係の構築に貢献したいと思ったため外交官を志望するようになった。ただ、このような志望動機にたどり着く以前は「私自身が外国人とのコミュニケーションに課題を感じていたため外務省という場に身を置くことで成長したい」というようなことを考えていた。実際にそれは私の本音であるが、外務省に提出する面接カードに書く内容としてはあまりに自己中心的な内容だったため、そのような課題認識をもとにどのように社会貢献できるかという部分をより考えるようにした。
- TACを選んだ理由
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外交官になろうと決めてから実際にどうしたら外交官になれるのか調べていく中で、外務省専門職試験は独学では難しく、予備校に通うのが良いことがわかった。その後予備校探しをしていく中で、TACが最も合格実績が優れており、それにくわえて面接指導までしてくださること、通信講座があることなどからここにしようと決めた。実際に、面接練習で知り合いになったほかの受験生と本番でも会うことになるため、本番当日の緊張感がかなり削減された。特にグループ討議では話したことのある人と討議をするということは精神的な余裕の面で断然違いがあった。これは多くの外務省専門職志望者が利用するTACだからこそ成し遂げられる技であり、ほかの予備校との大きな違いだと思う。
- 私の教養試験対策
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数的処理に最も自信がなかったため早めに取り組み始めた。最初に教科書を2周した後、送られてきた紙の問題用紙の問題を全て解いた。ベースができた後は過去問をひたすら解くようにした。時間配分が変わっていたため、過去問の問題数を調整するようにしていた。また最後の時事ネタに関してはTACの講義を受けるぐらいで十分だと思う。正直、私は時事ネタの問題に関してはいくら対策してもドンピシャであてることはできないと思っていたため、前半の文章読解と数的処理で点数をとろうと決めていた。
- 憲法・国際法の学習方法について
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どちらもがっつり暗記しなければならない科目のため、とにかく紙に書いて覚えるようにしていた。本番同様に黒ボールペンを使って、教科書の言い回しや論文答練で用意した解答を書きまくり、基本事項はなるべく完璧に覚えられるようにした。毎日のすき間時間にペンと紙を取り出して書き出していたのを覚えている。その後、本番に近づいてきてだいぶ基礎が固まってきたときにはパソコンのグーグルドキュメントやメモ帳に書き出すことで時間を短縮するようにしていた。ただここで言いたいことは、覚えるためには手を動かして時間をかけることが重要ということだ。先輩たちの学習方法にはいろいろなものがあり、惑わされることもあったが昔から紙に書き出して覚えるという習慣が身についていたため自分のやり方を信じてやり切った。余談だが、この学習期間中に使ったルーズリーフを保管しておくことですべての試験が終わった後に見返せるようにしておいた。こうすることでどれほど自分が頑張ったのかよくわかり感慨深かったし、試験期間真っ只中でも自分はこれだけやったんだという可視化された自信となった。邪魔でなければ保管しておくことをおすすめします。
- 二次試験対策について
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先述したようにTACの強みの一つは本番で出会うはずの受験生にあらかじめ会うことができるということだ。実際に自主ゼミ形成後には、多くの人との交流が生まれ、特に同じ自主ゼミの人たちとは今も仲良くしている。当初、人前で自分の志望動機を話すことやそもそも面接形式のあの緊張感がとても嫌だった。しかし自主ゼミの方たちと交流が生まれる中で、自分もしっかり対策しなくては、という良い意味でプレッシャーがかかったため本番まで頑張ってやりきることができた。尻に火が付くとまでは言わないが、自分を奮い立たせて二次試験終了まで頑張ることができたのはTACの存在のおかげだと思う。また、単純にほかの人がどのような動機で外交官を目指しているのか、なぜその地域の言語を志望するのかなど千差万別の回答をみることができるのはとてもおもしろかった。TACの二次試験対策を楽しみに学習を頑張ってみるのはいかがでしょうか。
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