Vol24【2025年度内定者海外体験記】 ペルー
こんにちは!2025年度外専LAの丸山です。
私は2023年8月、ブラジル留学中の休暇期間を利用して、ペルーに旅行してきました。本来であれば、留学先であるブラジルの魅力をたくさん書きたいところですが、すでに過去の先輩方が素敵な記事を書いてくださっているので、今回はマチュピチュ旅行記を書きたいと思います。
マチュピチュまでの行き方はいくつかありますが、一般的な観光客の場合、主に次の2つになると思います。
1.鉄道のみ(クスコ → マチュピチュ村)
2.バス+徒歩(クスコ → 水力発電所 → マチュピチュ村)
クスコから鉄道でゆったり向かう方法は快適ですが、その分費用がかかります。価格は時期によって変動しますが、おおよそ1万~2万円ほどです。留学中でできるだけ余計な出費は抑えたかったこと、そしてすでにマチュピチュを訪れた友人から「トレッキング楽しいよ~」と言われたこともあり、今回は最も安く行けるバス+徒歩ルートを選びました。
・クスコから水力発電所まで
マチュピチュへ向かう拠点となるのは、クスコという都市です。首都リマからクスコまでは飛行機で約1時間半ほどです。到着した初日は高地に体を慣らすため、あまり無理をせず、Airbnb周辺を散歩したり、買い出しをしたりして過ごしました。
翌朝6時ごろ、クスコ中心部からマイクロバスに乗り込み、水力発電所を目指します。途中で3回休憩を挟みましたが、座席はリクライニングできないタイプだったため、腰が限界を迎えました。
水力発電所に近づくにつれて山道をどんどん登っていき、道も舗装されていない箇所が増えていきます。まるでインディ・ジョーンズの世界でした(?)。崖沿いの道を進むのですが、ガードレールがあるわけでもなく、一歩間違えれば転落しかねません。「南米だなぁ」と強く感じた瞬間でした(小並感)。

(水力発電所へ向かう途中の“インディ・ジョーンズ”の道)
・水力発電所からマチュピチュ村まで
約7時間かけて水力発電所に到着すると、いよいよトレッキングが始まります。この区間は、いわゆる山道を歩くのではなく、線路道をひたすら進んでいくのが特徴です。

※マチュピチュ村までのトレッキングコース
ゴワゴワした岩が続く道を、約3時間歩き続けるのですが、これがトレッキング初心者にとってはなかなかハードでした。普段からスポーツをしており体力にはそれなりに自信があったのですが、それでも足への負担は想像以上でした。標高の高さも相まって、「平地なら余裕」の感覚はまったく通用しません。少し歩いては休み、また歩いては休み、をひたすら繰り返します。
それでも、この道の救いは景色でした。線路のすぐ横をウルバンバ川が流れ、周囲は一面のジャングル。ときどき列車がすぐ脇を通過していくのですが、運転士が手を振ってくれたり、観光客が写真を撮っていたりと、不思議な一体感がありました。「電車いいなぁ」と思いつつも、友人たちとの会話を楽しみながら歩を進めました。
そうして歩き続け、ようやくマチュピチュ村が見えてきたときの安心感は、今でもはっきり覚えています。山の中に突然観光地が現れたような感覚で、ここまでの道のりとのギャップに少し驚きました。到着後、マチュピチュ村の可愛らしい街並みを散歩しました。山あいに広がる小さな村には、カラフルな建物や土産物屋、観光客向けのレストランが立ち並び、歩いているだけでも楽しい雰囲気です。
・マチュピチュ村からマチュピチュまで
いよいよ天空都市・マチュピチュへ向かいます。
朝7時ごろにバスに乗り込み、山道を登って揺られること約30分。ついにマチュピチュ遺跡に到着しました。

(世界史の教科書で見たあのマチュピチュ)
想像していた以上に壮大で、しばらく立ち尽くしてしまうほどの迫力です。感動に浸りながら遺跡内を歩き進め、私たちは次なる目的地へ向かいました。それがワイナピチュ山です。この山の山頂からはマチュピチュを真上から見下ろすことができます。せっかくここまで来たのだから、そして「若いうちにしかできない挑戦だ」と思い、ワイナピチュ山にも登ることにしました。
登山道は想像以上にハードで、勾配の急な階段が延々と続きます。かなりきつかったですが、山頂に到着した瞬間、その疲れは一気に吹き飛びました。眼下には、あれほど大きく見えたマチュピチュが、まるで手のひらに乗るかのように小さく広がっています。その光景は、言葉では表しきれないほどの絶景でした。体力的には大変でしたが、人生で経験した中でも最大級の感動体験のひとつです。

(ワイナピチュ山からマチュピチュを見下ろす丸山)
以上、長くなりましたが、私のペルー旅行記でした。
マチュピチュ村の市場でポルトガル語を使って値切り交渉をした話や、首都リマでの少し怖かった出来事など、まだまだ語りたいエピソードはたくさんありますが、書き始めると止まらなくなってしまうので、ここでは割愛させていただきます。
日本ではなかなかできない体験ばかりでしたが、留学中という限られた時間だからこそ、一歩踏み出して行動して本当によかったと感じています。今回の旅は景色の美しさだけでなく、自分の足で目的地へたどり着くことの達成感や、異文化の中で生まれる小さな出会いの大切さを改めて実感する機会になりました。







