合格者が語る!DX経営アドバイザーの魅力
上野 正博 さん
★資格取得者★

上野 正博 さん
盛岡信用金庫
DX経営アドバイザー
Web通信講座|一般コース受講
2025年検定試験合格
仕事においてデジタル化は企業変革のための生命線。DXを学ぶことで自分自身の大きな武器に!
DX経営アドバイザーを受講された理由は?
TACのホームページで企業経営アドバイザーの案内を見た際に、この資格の情報が目に入りました。企業経営アドバイザーの付加価値として、今後注目されるであろうDX分野の資格に挑戦しようと思い、受講を決意しました。
選択したコースと、受講した感想をお聞かせください。
Web通信講座の一般コースを受講しました。
<知識編について>
講師の方のわかりやすい説明のおかげで、知識と理解が深まりました。私は以前システム担当の業務をしていた経験がありますが、その当時と比較して、DXの分野が何倍も進んでいることを実感しました。これから自分自身でさらに努力すべき分野や課題も明確になりました。
テキストは非常にわかりやすく、将来DX関連の仕事に就く際には、大いに参考になる内容だと思います。特に、DXにおけるプロジェクト対応時に役立つ内容が多く含まれていました。また、テキストに記載されている「情報システムの変遷」については、非常にわかりやすく、よくまとまっていると感じました。
学習の構成としては、まずDX戦略について学び、それからIT、デジタル、プロジェクト、法規、最後にパソコン関連へと進む流れで、内容とテーマにメリハリがありました。そのため、次々と新しい内容に進むことができ、飽きることなく学習を継続できました。特に「デジタル時代の経営戦略」というテーマは、内容が非常に理解しやすく、印象に残りました。
<実践編について>
講師の方は実務経験が豊富で、講義ではリアルな事例を数多く紹介してくださいました。地方に住んでいる私にとっては驚くような話も多く、非常に勉強になりました。私もアンテナを広げ、視座・視野・視点をさらに伸ばしていきたいと思います。
テキストは、自分がDXの担当になった際に「バイブル」として使えるものだと感じました。特に「導入時支援概論」に記載されている内容は、非常に実践的で必要不可欠なものだと思います。また、事例問題では、普段使わない頭を鍛える良い機会にもなりました。
DXとは何ができるのか、なぜ取り組む必要があるのか、どのように進めるべきなのかについて、一貫してさまざまな箇所で説明されており、単なるデジタル化ではないことを理解することができました。
DX支援導入の優先順位について、「簡単に結果が出るものから取り組む」というお話が非常に参考になりました。合理的な優先順位の基準を設けることで迷うことがなくなり、スムーズにアナログからデジタル化を進められると感じました。
一方で、導入前支援概論に記載されている「課題解決ツール」については、具体的な内容やプロセスについて理解が不足していると感じました。たとえば、「名刺管理ツール」と記載されていても、その具体的な機能や動きについてはぼんやりとしたイメージしか持てませんでした。
1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。
平日は約2時間、休日は約2~3時間学習しました。
知識編は、基本テキストを動画の2倍速で視聴しながら、2回反復して学習しました。また、各テーマごとに問題練習を行い、理解できなかった箇所やミスが多かった箇所は、何度もテキストを見返しました。知識編では、どれだけ覚えられるかが重要だと感じました。
実践編も同じように動画を視聴しながら学習しました。ただし、知識編と異なり、実際の導入支援の方法をテキストを読みながら理解し、頭に入れることを意識しました。
試験には2回挑戦しました。1回目は、試験時間配分がうまくいかず、見直しの時間を確保できませんでした。また、デジタル用語の理解が不十分で、選択肢を2つまで絞り込むことはできましたが、最後の詰めが甘く、不合格となりました。
その後、1か月後の再試験に向けて、時間配分の対策を徹底し、テキストと動画をすべて見直しました。また、「60点を目標にするのではなく、80点を目標にする」という意識を持って取り組んだことで、より頑張ることができ、自分にとって良い結果を得ることができました。
DX試験は、知識を問う問題と、問題に対するプロセスを問う問題が出題されます。知識については、通勤時間や休憩時間を活用して暗記を進めました。一方、実践編については、自宅でテキストを使い、導入プロセスの読み込みを行いました。
仕事と勉強の両立のポイントは、アドバイザーとしての基本ともいえる「PDCAサイクル」を自分自身で実践することです。学習を進める上での大きな助けになりました。このような経験は、将来に向けた良いトレーニングにもなると思います。
対話力向上講習について、感想をお聞かせください。
先生のお話は実体験に基づいており、ビジネスマンとして心に響く内容でした。また、グループでのロールプレイングも新鮮で、とても勉強になりました。3人でのロールプレイングは初めての経験でしたが、一緒に参加した2名の方は言葉がスラスラと出てきており、非常に感心しました。私もこのようにならなければと思い、モチベーションが上がりました。本当に刺激的な講習でした。
現在の業務では直接活用する場面はありませんが、今回学んだロールプレイングの手法を、いずれ何かの場面で提案できると考えています。ロールプレイングでは経営者との会話を想定しましたが、これまでの「BtoB」や「BtoC」という枠組みとは異なる、新しいアプローチが必要だと感じました。この新しい視点「BtoK」を今後活かしていきたいと思います。
これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか?
現在の仕事はデジタル分野とは全く異なりますが、もし資格を活かす機会をいただけるのであれば、現在所属している部署において、アナログからデジタル化への提案を行いたいと考えています。また、デジタル人材の育成にも携わり、支援ができればと思っています。
これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。
現在、コンピュータはAIをはじめとして急速な進歩を遂げています。仕事においてデジタル化は、企業変革のための生命線といえます。そんな時代の中でDXを学ぶことは、自分自身の大きな武器となるでしょう。
DXはあくまで「道具」であり、それをどう使うかが重要です。コンピュータについて最低限の知識があれば、この資格は取得可能です。自分の成長のために、ぜひチャレンジしてみてください! 。






