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武藤 千秋 さん
DATA BANK
以前は営業職として勤めていました。これからの会社の将来性や営業職としてのキャリアに不安を感じておりました。そんな中、妻が以前に建築会社に勤めていたことがあり、その際周りの社員で電験を取得している人間は専門性があり会社でも重宝され、手に職が付き高齢になっても活躍していると聞かされたのが初めのきっかけでした。
しかし、始めるのに現実は甘くなく、当時試しに「みん欲し!電験三種はじめの一歩」を購入して読んでみたものの、一文字も理解できず泣きを見ました。ですが諦めきれず、まずは第二種電気工事士→第一種電気工事士合格とステップアップしながらチャレンジすることに決めました。(ちなみに電気工事士講座はいずれもTACさんの講座にお世話になりました。)
【独学ではなく受験指導校を選んだ理由】上述の通り「みん欲し!電験三種はじめの一歩」を購入し、読んでみたところでこれは日本語なのか?と思うほど一文字も理解できず、その衝撃が強かったからです。まず独学では不可能だったでしょう。
【TACを選んだ理由】「みん欲し!電験三種はじめの一歩」ですら一文字も理解できない衝撃から第二種電気工事士講座と、その合格後第一種電気工事士講座(三原先生)をTACさんで受講させていただいたのですが、この講座が文系の私にも非常にわかりやすく、実技対策もとても丁寧に対応してくださったため電験三種講座もTACさん一択に決めていました。そしてその選択は正解でした。
私の場合、先に第二種電気工事士、第一種電気工事士試験に合格しておりました。その中で電気の勉強に面白さを見出し、一念発起して退職し電気主任技術者を目指すことを決めておりました。実際、教育訓練給付金も活用させていただき、家事・育児をしているとき以外はほとんどの時間電験の学習に充てていました。TACさんの合格保証制度も考慮し最長2年で結果が残せなければ、電気工事士として働くつもりでした。その分、学習を楽しみつつも最短で確実に取得できるよう死ぬ気で勉強しました。
【得意科目】電力【理由】学習内容の6割ほどは知識問題になるので文系の私でも覚えるのは苦にならなかった。また、すでに合格している第一種電気工事士と内容が被る部分があるので頭に入りやすかった。
【不得意科目】機械【理由】全体的に範囲が広すぎる。四機はしっかりと基礎を理解していないと応用問題に太刀打ちできない。また、四期以外はやたら範囲が広くやり出したらキリがない。
【全体】講座自体は2月から開講していたが4月から申し込み、学習を開始しました。これから学習を始める方にはあまりおススメできませんが、自身が文系出身であるというコンプレックスから高校数学(数1、数2、数B(ベクトル))の電気数学で使用する部分及び高校物理の電磁気学を教科書と数学はチャート式、物理は家庭教師塾の無料動画を使って学習していたためスタートが遅れました。電験レベルと自分のレベルがどれだけ乖離しているか想像がつかなかったため、取り敢えず2025年上期は理論科目のみを受験し実力を試そうと思いました。
【理論】これも他の方にはおススメできませんが、4月から上期試験までは理論のみをひたすら学習し、他の機械・電力・法規には全く手を付けませんでした。数学へのコンプレックスから時間にシビアな理論科目でいかに早く時間を掛けずに解答を導けるか演習を続けました。最終的には過去問を見たら答えの数字を覚えてしまうくらい繰り返し反復を続けていました。上期で理論は無事合格できたもののそこで時間を使いすぎてしまったため下期は詰め詰めのスケジュールとなってしまいました。
【機械】四機はしっかりと原理を理解していないと応用が利かないことや、範囲がやたら広いので、学習時間に比して成果が上がらず苦戦しました。下期受験した3科目の中で恐らく半分の時間は機械に費やしていたと思います。原理の理解が不足していると感じ講義は1.5倍速で2周目も視聴しました。
【電力】他の科目に比べると暗記系、計算問題もパターン化していることと、一部既に合格済みの第一種電気工事士の学科試験と被っている部分があったため頭に入りやすく、電力科目で徐々に遅れを取り返すことができました。
【法規】法規科目は有難いことに計算問題以外は既に合格済みの第二種電気工事士及び第一種電気工事士の学科試験とモロ被り(内容によっては電気工事士のほうが知識が細かい)だったため、条文部分や電気施設管理は1~2周した程度でサクサク進みここで完全に後れを取り返しました。後はほとんど電技計算に時間を割くことが出来ました。
【メディア】Web通信【メリット】自分の好きなタイミング・進捗で進めることができる。また、自分が理解しにくい点に戻って繰り返し視聴できるので1度聞いて分からなくても何度か繰り返し聞くうちに理解できることや、ブックマーク機能があるのでその時分からなくても全体の講義を受けて後から視聴し直して理解できることもあり効率よく、且つ高い効果で学習を進めていくことができた。
【講師名】入江講師【おすすめポイント】入江先生の講義は一言でいうと、とにかく丁寧で分かりやすい。理系出身の方には物足りないのかも知れませんが、高校時代に数学と物理を捨ててしまった文系の私にとっては数学・物理の基礎的な部分を細かく例えを用いたり平易な言葉を用いて説明して下さるので、途中理解困難となることなく最後まで続けることができました。基礎的な部分から丁寧でありつつも本題から脱線しすぎることはなく、あくまで電験合格に必要な内容に絞って解説は進めていただけるので遠回りすることなく効率よく学習を進めることが出来ます。
【テキスト】講義視聴後はテキストで該当箇所を一読。完全に理解できていない部分があってもそこで立ち止まらず、取り敢えず先へ進むことを心掛けた。
もし文系出身で受験を悩まれている方がいらっしゃるのであれば、結論から言うと合格することはできます。もちろん、数学・物理がゼロからとなると私のように挑戦する側にもそれなりの覚悟は求められます。しかし遠回りも体験した身からすると高校数学・高校物理の電磁気学を完璧にしてから始める必要もありません。数学的には黄チャートの応用問題のほうがよっぽど難しい。電験三種で最も高度な数学が求められる場面はボード線図で出てくる対数と複素数の基礎くらいです。そういう意味では近年の出題傾向を研究し尽くしている講師陣の講座に忠実に演習を継続していけば必ずゴールは見えてくると思います。私は通信でしたが入江先生に大変お世話になり、ここまで引っ張って行って頂いたことを非常に感謝しております。入江先生が講義中よく仰っていた学習方針は「原理を理解し、公式・定理を使いこなし、得点すべき問題を、計算ミス・勘違い・思い込みなどせず確実に得点できる実力を身に付ける」でした。実際、本試験後の自己採点結果は難問奇問はことごとく失点しましたが、それ以外はほぼノーミスでクリアし結果を出すことが出来、入江先生の仰っていたことは事実だったと実感しました。
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