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大槻 勇人さん
DATA BANK
2009年に電験三種を取得して、高圧受電の工場で電気主任技術者を務めていました。2023年にわけあって同じく高圧受電の施設へ転職し、電気主任技術者として働いています。当社は日本各地に工場(ほとんどが特高受電)があり、それぞれに電気主任技術者が配置されています。彼らとは定期的に電気主任技術者会を開催しています。
他事業所の電気主任技術者はほとんどが二種保持者であることから刺激を受け、いずれ特高受電設備に携わりたいと思うようになりました。また、他の事業所の電気主任技術者と肩を並べたいという思いから二種取得を目指すことを決意しました。
仕事以外の時間からいかに勉強時間を創出できるかを考えました。朝の5時から5時半まで30分間集中して勉強します。出社し、始業時間までの1時間勉強します。また昼休みの30分間は勉強します。帰宅してからは余裕があれば勉強しましたが、仕事で疲れていたり、朝早く起きて眠いと集中できないため無理せずに寝るようにしました。私は睡眠時間が短いと仕事も勉強もパフォーマンスがガタ落ちなので、7時間は睡眠時間を確保していました。
勉強時間は平日2時間程度、土日は3~5時間程度です。あとは出張の移動中に論述対策の本を読んでいました。また職場の大規模工場に特高受電設備がありますので定期メンテナンス時の作業に参加させてもらい、設備について勉強する機会がありましたので、その点は他の受験生よりも現場を生で見ることができる点が有利だったと思います。このように時間を確保できたのは何よりも妻の協力があったのが一番大きかったです。
【1次試験】数学を思い出すことが大変でした。高校生時に微積が得意でしたので、いやになることはありませんでしたが数学には時間をかけました。1回目で電力・機械は合格できましたが、理論・法規が不合格。理論・法規とも過去問10年分を3回は繰り返しました。法規については過去問だけでなく、昨今の電力事情見ておくことが必要だと感じました。
【2次試験】1次試験の勉強と並行して講義は受講していましたが、過去問を本格的にやり始めたのは1次試験が終わってからです。とにかくTACの過去問を繰り返しやり、電力管理はほぼ全体的にまんべんなく、機械制御は直流機とパワエレは捨ててその他を集中して過去問をやりました。あとは回答用紙への記入を意識して丁寧に文字を書く練習もしました。
内容が的を絞ってなおかつ丁寧に書かれており、さらに講義で理解が深まり、必要にして十分な内容だと思います。不安で他にも教材を買いましたが、使うことはありませんでした。
今後は二種の免状を生かして、今の高圧受電施設から特高受電大規模工場へ異動してさらに経験を積んでいきたいと考えています。そして他事業所の電気主任技術者と切磋琢磨して知識、技術を磨き電気事故・災害ゼロをみんなで達成したいと思います。今の会社を退職後もずっとこの資格を生かして電気設備に関わる仕事を続けていきたいと思います。学び続けることは本当に素敵なことです。「やればできる、継続は力なり」はずっと私の中でモチベーションを奮い立たせる言葉です。今回の受験は私を大きく成長させてくれました。今年で50歳になりますが、これからも何かしらにチャレンジしていきたいと思います。
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