USCPA試験 合格体験記｜松下 真一郎さん

松下 真一郎さん
立命館大学ご卒業

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

大学3年次の後半から卒業まで時間があると思い、何か自己研鑽して打ち込めるものはないかと探していた際に見つけたのがUSCPAでした。当時、就職活動が始まる前のタイミングで将来自分がどのような道に進みたいか考えており、経理、財務系に興味を持ち始めていた時期でもありました。数ある資格の中で難関ではあると分かっていましたが自分が興味を持つキャリアパスに将来活きるのではないかと考え、この資格に挑戦してみようと思ったのがきっかけです。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：ゼロ
英語知識：帰国子女

TACをお選びいただいた理由は？

教材がどの予備校よりも充実しており、徹底的にやり込めば合格に近づくと考えたからです。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

教材の量、質共に申し分ないと思います。私は会計や簿記の知識ゼロから始めましたが、そういった初心者でも基本から学んでいけるように丁寧に講義も進んでいきます。更に講義でインプットした後はTACの問題集はもちろん、本試験直前期になるとベッカーのオンライン演習ソフトでアウトプットを存分に出来るので非常に助かりました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信
1年半

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

講義の視聴、TACオリジナル問題集、ベッカーオンライン演習ソフト（初めはMC（選択問題）のみ、正答率が上がるとTBS（シミュレーション問題）と半々）の順で学習を進めました。

FAR：学習時間：約900時間
一番量が多く、私自身も会計素人でインプットが大変でした。論点によっては講義動画を2回見ました。問題集を８周から10周して正答率が80−90％超えたらベッカーオンライン演習ソフトに移ってMC、TBSを繰り返しました。

AUD：学習時間：約650時間
体感では一番楽に受かりました。講義を進めて、問題集、ベッカーオンライン演習ソフトのMC、TBSと移りました。意識したのは、テキストの読み込みを通しての論点理解です。漠然とMCを回すのではなく、他の科目よりも質を意識してなぜ間違えたのか、答えが合っていてもなぜこれが合っていて、他の答えが間違っているのかなど、“なぜ”を問うことに注力しました。

BEC：学習時間：約800時間
範囲が浅く広いので、各論点の記憶を定着させていくために問題集で正答率を上げた後はベッカーオンライン演習ソフトでランダムにMCを回していきました。深追いせずに、各論点でどこまで理解してればいいかをある程度見極めて学習を進めていきました。

REG：学習時間：約800時間
論点理解をするのに一番苦労しました。講義、問題集、ベッカー全部潤沢に使わせて頂きました。特にbasisの横串の理解をする事に時間を割きました。後の論点は、MCを回せば必然的に定着していきました。

受験手続・受験時のエピソードなど

一人でひたすら勉強の日々を過ごしていたので、時には心が折れそうなこともありました。特に、最初のFARのインプットの際は簿記の経験さえない自分からすると理解に苦しむという時期もありました。ただ自分は学生で卒業まで一年半、時間だけは存分にあると思いひたすら自分を信じて学習を続けました。結果全科目一発合格し、特に最後の２科目（BECとREG）を受ける頃には学習方法も確立され、最初の２科目よりも高得点で合格することが出来ました。

勉強したことが仕事に役立っていることは

自分は就職する事業会社で経理部に配属されるので、USCPAを通して学んだ知識をベースにして実務で更に深く学んでいきたいと考えています。学生ながらここまで広く体系的に企業経営をお金の面から学ぶ資格に出会えて良かったと思っています。

これから合格を目指す方へのアドバイス

私みたいな学生で会計知識ゼロのような方でも、徹底的にやり込めば合格は近づいてくる資格だと思います。苦しい一年半の学習期間でしたが、合格した今では乗り越えて頑張った過去の自分に感謝しています。やり切る自信のある方には、是非チャレンジしてみて欲しいです。応援しています。