警察官・消防官 合格体験記2021年度

大前 実夢葉さん

DATA BANK

警察官を目指した理由

　私が警察官を目指したのは、人のためになる仕事をしたいと考えたことが1番大きな理由です。中でも、皇宮護衛官は他の警察組織と少し異なり、護ることに重きをおいている為、自分自身が「護る為に働く」ということに憧れと誇りを感じ、受験を決めました。

TACを選んだ理由

　私は部活動をしており学習時間等を確保することが難しかったため、短時間でより濃い情報を得られるよう予備校に通いたいと決意しました。通学でもWebでも学習ができるTACの制度に魅力を感じて選びました。又、私は皇宮護衛官になりたいと考えていたため、色々な予備校を見ていく中で、皇宮護衛官に合格実績のあったTACにしようと考えました。

担任講師・講師について

　TACの講師はとても心強い味方でした。担任講師には、特に面談や面接練習を何度も行っていただき、試験そのものの対策においても気持ちの面においても沢山支えていただきました。私は、良い担任講師に巡り会えたことが第一志望の合格に繋がったと思っています。

教養試験対策

　私は部活動が週6日あったので、あまり時間がなかったということもあり、教養試験の対策は短期集中で行っていました。悪く言えば、ヤマをはった学習法で、自分が点数をとれそうなものと、とれなさそうなものを区別して、とれそうなものを重点的に勉強していきました。又、過去問を最後の演習のみに使用するのではなく、早い時期から過去問に取り組み、どの科目が出やすいのか、どのような文量なのか等、問題の傾向をよく調べ、過去問を解きながら根本の対策を進めていきました。

論文試験対策

　論文は10月頃から少しずつ取り組み始めました。私は、比較的論文を書くことが得意で、好きだったので、教養試験の対策に行き詰った際に取り組み、息抜きのような感じにしていました。しかしながら、皇宮護衛官の論文は群を抜いて難しく、知識が豊富でなければ書けないと思い、挫折しそうにもなりました。いろいろな物事に対しての考え方を広げることが、皇宮護衛官の論文を書くうえで大事なことだと感じました。

面接試験対策

　面接試験対策は、とにかく沢山の方に何回もやって貰うことが大事だと感じました。TACの模擬面接を何回も利用し、担任講師にも対策をして貰いました。又、実際に面接練習を行うだけでなく、将来自分が目指している姿を具体的に思い描いたり、自分自身のことを具体的に考えて言語化したりすることが大事だと思いました。

フォロー制度について

　私は通学で受講できる機会が限られていた為、Web講義があるのは非常にありがたかったです。電車の中でも見ることができ、大学への通学時間を利用して勉強を進めることができました。

TAC教材について

　TACの教材は非常に使いやすいと感じました。TACの教材以外に利用したものはなく、内容も十分だったと思います。

苦手科目克服法

　私は、苦手科目を克服する時間があまりなかったため、どちらかというとそこに重点を置きすぎずに勉強していました。苦手科目が日本史、世界史だったため、試験で出る問題数があまり多くなかったので、重点を置きすぎずに取り組み、数的処理等の苦手ではないが試験で出る数が多いものの学習に重きを置きました。

これから受験する人へ

　合格するには、受験勉強だけやっていても仕方ない」と私は思っています。私自身、週6日の部活動をこなしながら、それ以外の時間は本当に集中して勉強していました。きついと思うこともありましたが、その部活動で経験したことが、面接で話せる内容になったり、時間のなさや焦りが私自身を集中させるよい存在となったり、結果的には部活動も勉強も頑張っていたからこそ合格できたのだと思います。これから受験を迎える方々も、頑張れることはすべて頑張るという勢いで、様々な経験をしながら受験勉強にも全力で励めるとよいなと思います。