警察官・消防官 合格体験記2021年度

百田　雅音さん

DATA BANK

警察官を目指した理由

　私が警察官を志した理由は、幼いころから町中で警察官や警察車両を見つけた際に市民の安全を守り職務に励んでいる姿がとてもかっこよく見え、自分も警察官として誰かのために働きたいと感じたため志しました。実際にアルバイトで警察官と触れ合う機会が何度かあり、話を聞いている中でより警察官の仕事内容に魅力を感じたのも目指すうえで大きかったと感じています。

TACを選んだ理由

　私がＴＡＣを選んだ一番の理由は様々なことに寄り添ってくれる環境があったことです。私は学習が苦手であったため、学習方法のような基礎の部分から相談に乗っていただきました。そのような初歩的な事や些細な事でも相談しやすい環境は予備校を選ぶ際に重要になると感じました。公務員試験のような情報戦はどれだけ周囲に頼れる人がいるかも大事になり、ＴＡＣにはそのような環境が整っていたためＴＡＣを選びました。

担任講師・講師について

　公務員試験の論文は配点が教養試験の数倍ある場合が多いため、特に力を入れて対策する必要があると思います。論文のテーマは試験会場でわかるため、多少の動揺はすると思います。そのため重要なのはどのようなテーマであっても、書く内容やあらすじが頭の中で連想でき、なるべく動揺しないようにすることが大事になると感じました。そのため私は過去の論文のテーマを利用して論文を何本も書く練習を繰り返し練習して本番に臨みました。実際の試験でも以前に練習した論文のテーマと類似したものが出題されたため、焦ることなくすらすらと論文を書くことができました。

論文試験対策

　私は非常に論文が苦手でしたので、早いうちから講師に何度も添削をして頂きました。よく出題されているものから書き始め、慣れてきてから書きにくい題に挑戦していきました。論文は得意不得意あると思いますが、自分が不得意と感じているのであれば、周りの仲間よりも多く論文を書くべきです。様々な分野の過去問題に取り組み、どのような題であっても自分の思いを確実に伝えられる方法を見出すことができれば、論文試験が楽になると思います。私は、読み手がどのように受け取るのかを意識し微調整を繰り返し行ったことでより良い論文が書けるようになりました。

面接試験対策

　面接試験は多くの自治体で配点が大きい為、対策を考えることが重要だと思います。本番の面接は面接官の性別や質問内容や雰囲気など事前に分かる情報があまりありません。その為、ＴＡＣだけではなく大学の模擬面接など様々な面接官と多くの面接パターンを試験までに経験することを意識しました。面接の回数を踏むことで多くの面接パターンを経験することが、本番の試験での自信に繋がると考えます。自信をもって臨むことができれば面接官に熱意や自分自身について伝えることができると思います。

苦手科目克服法

　私は苦手科目に関しては、得意科目にするのではなく、苦手から普通にもっていくことを意識して取り組みました。また苦手な科目は好きな科目や得意な科目に比べ、モチベーションが出ず後回しになることが多かったです。その為、少ない範囲でもやると決めた範囲は絶対にその日のうちに学習したり、トイレの壁紙に暗記帳を貼ったり、電車の移動時間のような隙間の時間で目を通すことを意識して取り組みました。そうすることで気づいたら平均点を取れるレベルに到達していました。実際に試験科目との相性が合う、合わないはあると思います。いくらやっても点数が伸びないような時は、担任講師の先生に相談し、苦手な科目の一部分を捨てたり、学習方法を見直すといった勇気も必要になってくると思います。

これから受験する人へ

　公務員試験は試験科目が多い為、試験範囲のすべてを完璧にしようとするのは時間的にも精神的にも難しいと思います。そのため苦手な科目は得意にするのではなく平均レベルにもっていくことを意識し、配点の多い科目や試験は重点的に取り組むことを意識しました。公務員試験は長期戦です。その為、モチベーションをできるだけ維持しながら全ての科目を浅く広く学習し、平均レベルにもっていくことができれば合格に大きく近づくと思います。頑張ってください。