警察官・消防官 合格体験記2021年度

髙木　萌雪さん

DATA BANK

警察官を目指した理由

　警察官を目指した理由は、大きく分けて２つあります。一つ目は、説明会に参加した際、パトカーで犯人を追跡する際は、サイドの安全確認をしてくれるパートナーを信頼し、命をかけて猛スピードで走行しているというお話を聞き、信頼関係の強さや警察官としての責任感に、とても感銘を受けたからです。二つ目は、ある警察署では、婦人警官のみが仕事をする交番が設置されています。そこで、女性警察官ということを活かし、最近多く発生している痴漢等の性的犯罪や、ストーカーの対応、またそれに関わる相談業務にも力を入れたいと考えたからです。

TACを選んだ理由

　私は今まで英語以外の科目に力を入れて学習しておらず、学習量や知識が公務員試験を受けるうえで足りないと感じていました。そこで予備校への入学を検討したのですが、警察官になるという夢を実現するために、私が選んだ予備校はTACでした。様々な予備校を探し、資料にも目を通したところ、自分自身も真剣に夢に向かい、取り組むことができる環境が、TACにはあると考えたからです。私の友人もTACに通っていたことに加え、無料ガイダンスでの講師の協力的な姿勢に魅了されたあｔめ、TACに通うことを決意しました。入学すれば、その時すでに終わっている講義もPCやスマートフォンでWeb講義を視聴できるため、直前期12月入学の私でも遅れを取り戻すことができました。さらに、わからないところもビデオブースで復習ができるので、とても助かりました。

担任講師・講師について

　私は直前期12月に入学をしたので、数的推理や各科目の講義はすでに終了してるものもあり、最初はとても不安に感じていました。しかし、担任講師や他の科目の講師の方達は、質問コーナーや講義内でとても丁寧に、熱心に教えてくださいました。問題に関する質問のみならず、面接カードの修正もしてくださり、試験科目だけでなく、面接に関しても自信を持てるように、サポートしてくださいました。

教養試験対策

　私が公務員試験で一番大切だと感じたことは、しっかりと基礎を固めることです。数的推理では特に大切になってくると思います。公務員試験は範囲や科目数がとても多く、すべての科目を暗記や克服することはとても難しいです。更に、試験ではどの問題が出題されるかわかりません。その為、基礎をしっかり固め、広く浅く知識を持つことも必要だと考えています。私は1日に２〜３科目学習することを目標とし、各科目講義ノート２回分を1日で取り組んでいました。まず、講義ノートの問題を解き、基礎を頭に入れ、問題集の応用問題を解いていました。知識の問題は講義ノートに載っていない事項が、選択肢で出題されることがあります。その時は自分なりにその答えを調べ、講義ノートに書き込みをして追加で暗記していました。まずは基礎をしっかり固め、その上でどの様に応用できるかを考え、取り組んでいくことが大切だと思います。

面接試験対策

　面接では態度や意思の強さなど、様々なところを見られていると考えます。面接の雰囲気は自治体により異なりますが、深い質問を数多くされることが多いです。その為、私は過去に聞かれた質問を調べるだけでなく、より深く質問されることを予測し、それに対しての答えも用意しました。志望動機や自分の長所や短所だけでなく、その自治体や県警の取り組み、事件・事故の発生頻度も調べ、限られた面接時間の中で、いかに自分は合格したい気持ちがあるのかを示せる様に、徹底しました。更に、志望動機は友人に目を通してもらい、理解できない点などを指摘してもらいました。質問に対する答えは暗記するのではなく、面接官の目を見て、伝えたいポイントを自分なりに強調して伝えられるようにしました。講師の方が行ってくださる面接対策にできるだけ参加し、面接に慣れて挑むとより万全だと思います。

苦手科目克服法

　私は数学が全くできず、TAC入学後に問題集を解いた時は、何一つわかりませんでした。最初は何回もテキストを解きましたが、テキストの問題をひたすら解いているだけでは、その問題しか解けるようにならないと考えました。試験ではどの問題が出でくるかわからない為、しっかりと各問題（例えば食塩水、速さ、確率など）の基礎をしっかり固め、応用問題を解くことが大切だと感じました。そのため、問題集を解く前に講義ノート内の公式や基礎をしっかり理解できるように、何度も解きました。その後、問題集を解くと、解き方への理解が深まりました。苦手な数学は毎日触れる様に心がけ、この様な学習方法を繰り返しました。結果として、試験では問題に目を通すと、どの公式を使って解けばいいのか、わかるようになりました。苦手なことに向き合い続けるのは大変ですが、必ず努力は無駄にならないと実感できました。

これから受験する人へ

TACでは講師の方々が全力でサポートし、私たちの夢を実現するために一生懸命寄り添ってくれます。しかし、それに応え、自分の夢を掴み取るのは自分の努力や諦めない心です。今まで触れてこなかった科目や苦手な科目もあり、辛い時期もあると思います。しかし、夢のために沢山の試練を乗り越え、将来笑える様に、後悔がない様に、今しかない時間を楽しみながら頑張ってください。