

| 1.税理士を目指したきっかけは? 私は、広島の福山市という田舎で学生時代を過ごしました。物心ついた頃は、バブルが崩壊した後でしたから、あまり景気のいいニュースを聞いたことがありませんでした。大学生のときに関西に出てきて、3年生くらいから自分の将来の仕事について真剣に考えましたが、帰郷するたびに自分が生まれ育った思い出の街が寂れていくのに悲しさを感じていました。 2.就職活動はいつから始めましたか? 資格の勉強を通じて身につけてきた知識は、税理士業以外の仕事でも社会に還元できるのではないかと考え、大学院1回生の10月頃から一般企業の就職活動を始めました。その結果、経理専門職の内定を大学院2回生の5月にいただきましたが、「自分の可能性を世に問う」という意味も含めて、税理士法人の就職活動をその年の6月から始めました。本試験を8月に控えており業界分析をする時間もなかったため、TACプロフェッションバンクに登録して就職活動を行いました。 3.TACプロフェッションバンクを利用した感想を教えてください。 一言でいえば、感謝です。一般企業の業界分析は冬にみっちりやっていたのですが、税理士業界は、大学院の研究や税理士試験の勉強が忙しくなる夏場でしたので、全くわかりませんでした。最初にTACプロフェッションバンクに伺った時に、担当の坂口さんが、「本試験も控えているから、早く決めたほうがいいね。色々サポートするから」とおっしゃってくださったのが心強かったです。 4.会計事務所で働いていてよかった点はどんなところでしょうか? まず、自分が勉強してきた知識を使い、実際に税務・会計の面からサポートできる実践の場があるということです。具体的には、まだ新人の立場ですのでお客様との渉外の機会はそれほどありませんが、他の先輩の仕事をしている姿を見ると、今まで机上の空論であった知識が、社会に貢献できるノウハウに変わる場がここにはあると実感しています。 5.今後の目標を教えてください。 長期的な目標としては、「高田に任せれば何とかなる」と言われるほどの税理士になることです。何年かかるかわかりませんし、自分の理想と現実のギャップはかなりありますが、諦めずに頑張ろうと思います。 |