税理士の科目合格で就職・転職を実現!!
高田 泰世さん(25歳)
ひかり税理士法人
<合格科目>
簿記論
財務諸表論
法人税法
消費税法
<就職時の取得科目>
簿記論
財務諸表論
消費税法

1.税理士を目指したきっかけは?

 私は、広島の福山市という田舎で学生時代を過ごしました。物心ついた頃は、バブルが崩壊した後でしたから、あまり景気のいいニュースを聞いたことがありませんでした。大学生のときに関西に出てきて、3年生くらいから自分の将来の仕事について真剣に考えましたが、帰郷するたびに自分が生まれ育った思い出の街が寂れていくのに悲しさを感じていました。
 自分のライフワークとして、これから何を社会に還元すべきかを考えたとき、傷んでいる地方の経済を守ることなのではないかと感じました。税理士という職業は、経営の町医者というイメージがあり、同じ経済系の会計士よりも自分の思いが発揮できるのではないかと考え、受験を決意しました。

2.就職活動はいつから始めましたか?

 資格の勉強を通じて身につけてきた知識は、税理士業以外の仕事でも社会に還元できるのではないかと考え、大学院1回生の10月頃から一般企業の就職活動を始めました。その結果、経理専門職の内定を大学院2回生の5月にいただきましたが、「自分の可能性を世に問う」という意味も含めて、税理士法人の就職活動をその年の6月から始めました。本試験を8月に控えており業界分析をする時間もなかったため、TACプロフェッションバンクに登録して就職活動を行いました。
 その結果、7月に現在の税理士法人から内定をいただきました。改めて自分が本気で頑張れる場所はどこかと考え、税理士業の道に進むことを決意しました。

3.TACプロフェッションバンクを利用した感想を教えてください。

 一言でいえば、感謝です。一般企業の業界分析は冬にみっちりやっていたのですが、税理士業界は、大学院の研究や税理士試験の勉強が忙しくなる夏場でしたので、全くわかりませんでした。最初にTACプロフェッションバンクに伺った時に、担当の坂口さんが、「本試験も控えているから、早く決めたほうがいいね。色々サポートするから」とおっしゃってくださったのが心強かったです。
 担当の坂口さんも税理士として実務経験がある方でしたので、業界の情報や仕事上での苦労話など、本当にためになるお話を聞かせていただき、スムーズに就職活動ができました。

4.会計事務所で働いていてよかった点はどんなところでしょうか?

 まず、自分が勉強してきた知識を使い、実際に税務・会計の面からサポートできる実践の場があるということです。具体的には、まだ新人の立場ですのでお客様との渉外の機会はそれほどありませんが、他の先輩の仕事をしている姿を見ると、今まで机上の空論であった知識が、社会に貢献できるノウハウに変わる場がここにはあると実感しています。
 次に、優秀なスタッフが多く在籍しているということです。税理士や社労士、会計士も数多く在籍しているので、目標がないとなかなか努力できない自分にとってはありがたい職場です。まだまだということもあり拙い部分もありますが、その分やりがいは非常にあります。

5.今後の目標を教えてください。

 長期的な目標としては、「高田に任せれば何とかなる」と言われるほどの税理士になることです。何年かかるかわかりませんし、自分の理想と現実のギャップはかなりありますが、諦めずに頑張ろうと思います。
 短期的な目標としては、実務で法人・個人の1年間の業務ができるようになることです。上司から重要なことは、実務は試験勉強と違い、1.相手のニーズにこたえるという点、2.税理士試験の問題で与えられる資料を自分が整理し、作成する能力が必要であると言われています。

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