●税理士を目指したきっかけ
大学生の時、大学で管理会計を専攻していた。その当時、アメリカ留学していたが父親の大反対にあった。女性は一生仕事を続けられる資格を保有している方が良いという考えだった父が、留学許可との交換条件として税理士か公認会計士試験を受けることを提案してきたので仕方なくスタートしました(笑)最終的には、会計事務所で仕事をしていく中で、素敵な税理士の方に出会い、税理士になりたいという気持ちが強くなりました。
●TACで受講してよかった点【講師】
TACの講師の方は、ほど良い距離を保ちつつ、さり気なく気にかけてくださっているのが良かったです。私はあまり積極的に質問に行ったり、相談をしに行くタイプではないのですが、たまに質問に行くと最近の答練の調子の良し悪しを分かっていて適確なアドバイスをいただけたのが印象に残っています。また、ある年はダメで同じ科目を同じ講師で受講したのですが、最初の講義で、「昨年は合格させてあげられずにごめんなさい。今年は絶対に合格しよう。」と声を掛けていただいたこともあります。気に掛けていただけて嬉しかったです。
●TACで受講してよかった点【教材】
TACの教材はどれも素晴らしいのですが、本当に使って良かったのは答練です。TACの答練は講師の方がこれは狙われそうだというもの、考えられる注意すべきパターンがすべて集約されていました。社会人の私にはトレーニングをすべて解く時間はありませんでしたが、答練を一通り解くことで安心して試験当日に臨むことが出来ました。
●TACで受講してよかった点【カリキュラム】
私は「上級コース」が好きだったので、「上級コース」をとることが多かったです。「上級コース」ですと、年明けから直前期まで同じような内容を2~3回転答練で繰り返すので、最初はうろ覚えだったことでも試験前にはしっかりと定着していました。直前期も必死に色々こなさなければというより覚えたこと、やったことを確認するだけで精神的に余裕をもって臨めました。
●仕事・家庭との両立について
最初バイトだった仕事をフルタイムの社員に変更する時は悩みましたが、私は仕事をしていた方が税理士になりたいという気持ちが強くなり、それからの方がスムーズに合格していきました。繁忙期は中途半端になりそうだったので“勉強はTACの講義に出るだけ”をノルマにしていました。その分、4月から7月は平日は仕事も家事もあり、あまり勉強できませんでしたが、土日は朝から夕方までとことん納得いくまで勉強しました。
●受講生へのメッセージ
税理士試験はそんなに簡単な試験ではありません。辛くて辞めたいと思ったことは何度もありました。けれども、難しい分、努力した人だけが自信をもって行える仕事だと思っています。合格の感動は言葉では表現できないほどです。皆様にもこの喜びの瞬間が訪れますように。 |