税理士 豆知識・用語集
[ 法人税法 ] |
「法人」とは簡単にいうと「会社」を指し、「法人税」とは、会社の利益に対して国が課する税金です。 法人税は、会社の利益を基準にして課税されます。ここでいう「利益」とは、会社が決算により算出し、株主総会を通じて承認された金額です。ですから、法人税を算出するにあたっては、決算は既に終了し、利益が株主総会により確定していることが前提になります。 法人税は、簡単に言えば、この「利益」に30%を乗ずると求まります。そういった意味では、非常にシンプルな計算方式です。 しかし、課税するにあたっては、課税の公平さ、統一性などの観点から、この「利益」に若干の修正を加える必要が出てくることがあります。そこで、法人税では、どういった場合に、その修正をいくらぐらい行うかが規定されているのです。 |