税理士 豆知識・用語集
[ 簿記論 ] |
簿記とは、帳簿記録の略語であり、企業が行う取引を帳簿に記録して、その記録内容から「企業の状態」を明らかにすることが目的となります。 ここで少し難しい話だなと思う方は、身近な例として家計簿などをイメージしてみてください。お金の出入りを家計簿に記録していきますと、「今月は食費が多すぎたとか、ローンの支払のための資金が不足している。」等の家計の状態が分かります。 したがって、簿記論とは、どのように帳簿記録(処理)をしていけば企業の状態を明らかにすることができるのか、つまり帳簿記録の方法と、その記録に基づく集計の仕方を学習する学問であると理解してください。 また、簿記論の知識は、他の試験科目である「財務諸表論、法人税法、所得税法、消費税法等」の理解に不可欠であるため、税理士試験においては、必ず受験しなければならない必須科目とされています。 |