通関士講座 合格体験記|櫻井 真司さん

退職後は自分の好きなことをやりたいと思いチャレンジ!

櫻井 真司さん

櫻井 真司さん

一発合格

DATA BANK

受験回数 1回
受講コース 総合本科生S
受講形態 教室講座
受講オプション 通関実務解法テクニック講座
語群選択大予想+α講座
ご職業 -
学習時間 【基礎期】平日5時間/休日5時間
【直前期】平日6時間/休日6時間
得意科目 【通関業法】 例外として憶える事項が相対的に少ないからです。
不得意科目 【通関実務】 部,類,項,号の注や貨物分類の知識や相応の英語力も必要ですし,類似貨物の相違点等を総合的に判断しなければならない場合があり,答練や試験時には全てを読む時間的余裕がないからです。
通関士を目指したきっかけ

会社退職後は,自分の好きなことをやりたいと思っていましたので,一通り探してみたのですが,これはというものが見つからず,20代の終わり頃,知り合った方々から聞いた,それ以来ずっと気になっていた通関士の勉強を,これも何かの縁だと思い始めることとしました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

独学では,自分の勝手な理解が入ってしまうような気がしまして,いたずらに時間を浪費してしまう事態も考えられましたので,最短距離で,効率的に,必要十分な知識・理解が得られる経験豊富な学校で,講師と直に質疑が交わせられる通学コースを選択しました。

TACを選んだ理由・決め手

講師の方と直に質疑応答ができて,通学にも便利な場所で,カリキュラムも合格を目標にしていて無理がなく,しかも,合格実績もトップクラスであったからです。費用もリーズナブルであると思いました。

効果的な学習方法

講師の言われていた講義の注意・留意点等はノートをとり,テキストは試験までに最低3回は読み込む,過去問題は最低3回は繰り返す,ケアレスミス,間違った問題,注意を要すると思われる問題には,それぞれ異なる印をつけておき,正解できるまで繰り返しみる,受験1カ月前からは通関実務は毎日必ず問題にあたってみる,テキストの条文のポイントでは,太字をマークし,色付き下敷きで見えないようにして暗記する,これら講師の方の指導事項は,言われる通り素直に実施しました。暗記ノートは,授業の前に行われた試験で間違った個所や,講師が良く説明された箇所はその時には正解であった問題でも,繰り返復習しました。通関実務の答練では暗記ノートの講義内容が所属分類の回答に役立ち,時間短縮もできますので,最初から力を入れて取り組むのが良いと思います。講師が指摘された箇所と関連する他ページは必ず関連させて理解しておくよう心掛けました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

年齢による記憶力の衰えか,問題が否定文なのか肯定文なのか取り間違えて回答している場合が時々ありましたので,問題が要求しているのは何なのか,問題文を注意深く読まなければならず,集中力の維持が必要でした。気力の衰えと体力の衰えを感ぜざるを得ませんでした。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

勤めていた会社を退職してから特に就職せずに通関士試験の講義に取り組みましたので,通関士の受験勉強が生活の中心になり,気持ちに張りとリズムを与えててくれました。勤めている時とは逆に受験勉強があったお陰で,時間を持てあますことなく生活することができました。

TACを受講して良かった点

私は総合本科生Sコースでしたが,合格するための必要な知識,理解する範囲及び通関実務の習熟度を達成するための勉強時間,達成時期がカリキュラムに組み込まれていて,講師の言われた通りに“復習を重視し・答練を含み,繰り返すことで定着化を図る”“誤った個所を見直す”“疑問・確認を要する事項の理解・再確認”を実施してゆけば合格域に達するように,よく考えられていると感じました。学習内容が広範囲にわたっていますし,通関実務の答練等の問題は難易度が高く,ハードルの高さを感じ,諦めかけましたが,講師に言われた“少しずつ覚え,理解し,何回も繰り返すことを忍耐強く実施する”ことによって実際に実力がついたと思います。テキストは,時々,理解が困難な法律用語と独特の言い回しがありますが,講師の説明で理解することができました。全体的に理解ができるようなったと感じたのは,ちょうど一通り基礎学習が終わった8月中旬頃からだと思います。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

直前答練・公開模試は間違えた問題やわからない問題が多く,難易度も高かったと思います。直前答練の通関業法,関税法・関税定率法,外為法等はほぼ合格点が取れていましたが,どうしても通関実務の問題では,問題及び輸出入統計品目表を読み,理解するのに時間的が掛かり,余裕がなく,とても正解する自信は試験日前日までありませんでしたが,そのおかげで,毎日,通関実務の問題を毎日2~3問は,必ず解くようにしました。同じ問題に2~3回,繰り返し取り組みました。徐々に,講師の言われていた所属分類のコツとも言うべき,読み方や頻繁に出題されている貨物の部,類,項,号の分類するための注意点がわかるようになってきました。

貨物分類を早期に対策して良かった点や「貨物分類暗記ノート」の活用方法

貨物分類暗記ノートの知識は通関実務の問題を解くときに役立つことが,受講当初,実務の未経験者には,わからないので(私がそうでしたが)受講の早い段階で,通関業法の実務の問題練習がありますが,この時に,この事が実感としてわかります。その後は,過去問を繰り返し解くようにすると総合的な理解が進み,実力がつくと思います。

これから受講する方への応援メッセージ

ともかく講師の言われる通りに,復習を中心に合格に必要な勉強時間,過去問への挑戦回数,誤った個所のテキストや講師への確認や質問を着実に繰り返し,不明な点は極力無いようにしておくことが大切だと思います。(しかし,関係法令等で理解,運用が異なる事が有るようですので,その個所は,相違があるということで記憶しておくしかないと思いますが)そうすることにより,その場で,自分では気付かなかった点が理解でき,驚くこともあり,急に理解が進むこともありました。この点は,通学コースの他のコースにはないメリットだと思います。

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