警察官・消防官 合格体験記2020年度

飯田　雄太さん

DATA BANK

消防官を目指したきっかけ

　私が消防官を目指した一番のきっかけは、単純に何か人のためになる仕事を将来したいと考えたからです。困っている人の助けになりたい、漠然とそんな風に考えていたので、公務員公安職を目指し始めました。その中でも、人の安全を第一に考え、人の命を守ることだけに専念する消防官という職業を第一志望に考えるようになりました。また、大学2年時の冬に東京消防庁のインターンに参加し、初めて消防署を見学させて頂き、絶対に自分もここで消防士になりたいと強く思うようになりました。

TACを選んだ理由

　東京消防庁のインターンに参加した際、絶対消防士になりたいと思い、3年時から予備校に通い勉強しようと考えていました。TAC以外にもいくつか予備校見学に行きましたが、TACの無料体験説明会で担任講師から丁寧な説明や真摯に相談事に乗っていただき、TACなら信頼できる、ここでなら自分の夢が叶えられるかもしれないと思い、迷わずTACに入会を決めました。少しの後悔もありません。

TAC教材について

　自分は、TACから配布される教材しか手をつけていません。あれこれ手を付けたくなる気持ちも分からなくはありませんが、TACの教材を何周も繰り返して下さい。自分は、大学受験のとき、国語、英語、政治経済を選択していたので、文章理解と社会科学には特に苦労しませんでした。しかし、自然科学、数的処理は全く勉強したことがない科目だったので、講義を受けて問題集を繰り返すことをひたすらに繰り返しました。自然科学、数的処理の問題集はそれぞれ10周したかと思います。
　直前期になると、模試や過去問を解いていくかと思いますが、これも満点になるまでひたすら何周もした記憶があります。他社の参考書を買うくらいなら、TACの参考書をもう何回転でもすることをおすすめします。

論文試験対策

　自分は、数的処理と自然科学に勉強時間のほとんどを割いていたため、あまり論文の勉強に時間を割くことが最後までできませんでした。合計で論文の講義で添削してもらった10回分くらいしか練習で書いたことはありませんでした。しかし、TACの教材の論文対策テキストの論文の模範解答を、移動時間や暇な時間にひたすら読んでいました。模範解答を読み込むことで、こんな風に書けばいいのかと知識を蓄えることができ、試験本番もしっかり書ききることができました。

担任講師、講師について

　自分がTACに入って本当によかったと断言できるのは、担任講師のサポートがあったからです。普段から、ちょっとした不安や相談事に乗ってくれたり、試験直前も連絡をくれたりなど、担任講師のサポートには感謝しきれません。合格した時も誰よりも喜んでくれたのも担任講師でした。さらに、担任講師の方は、本当に様々な情報を持っています。自分が受験する上で役に立ったことばかりだったし、相談してよかったと思うことしかありません。不安なことがあったら担任講師を頼って下さい、絶対力になってくれるはずです。

これから受験する人へ

　公務員試験というと教養試験や論文試験にばかり目が行きがちです。しかし、自分が経験した中で面接が一番大事だったのではないかと個人的には感じました。そしてその面接試験は付け焼刃では絶対太刀打ちできません。学生時代頑張ったこと、苦労したこと、そしてそれをどのように乗り越えたのかなど、きっと自分にしかないエピソードが大学4年間の中にあるはずです。これは頑張った！と胸を張って言えるような大学生活を送ってください。部活でもバイトでもサークルでも何でもいいはずです。それが、必ず糧になります。大学生活一生懸命頑張ってきたことを素直に面接官に訴えかければ、思いは届くはずです。
　おごらず、かっこつけず、素のままの自分をアピールしてください。かっこいい言葉やネットに転がっているようなフレーズなんて使わなくていいのです。
　公務員試験は長丁場ですが、最後まで腐らず努力をしていれば、結果はおのずとついてきます。自分と担任講師、そしてTACを信じて頑張って下さい。