不動産鑑定士 合格体験記|Y.Hさん

【合格の秘訣】とにかく「合格に必要なことだけ」やるようにする、それ以外は趣味!

Y.Hさん

Y.Hさん
(30代)

  

一発合格

 

DATA BANK

受講コース 1.5年L本科生
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら→受験専念
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 1回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 1年6カ月
学習期間中、TAC受講期間 1年6カ月
得意科目 【民法】
田畑先生の授業が好きだったから。採点も答案を全部きっちり読んでくれて嬉しかったです。
不得意科目 【経済学】
最後までよくわからなかったし、出題範囲をカバーすることが困難でやりがいを感じなかったです。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

自身のキャリアに専門性がなかったので、独占業務があり年収が増える資格で、かつ働きながら1年でも合格できる可能性があるギリギリの難易度の資格が欲しく、その条件を満たすのが不動産鑑定士でした。もともといろんな建物を見るのが好きだったので、形式面だけでなく、主観面でも不動産は興味をもっていました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

難関資格で予備校に行かないという選択肢が頭に無かったので、最初から予備校に行くのは当然と考えていました。試験範囲も広く、独学では効率的な学習ができないので、1年で働きながら合格するには予備校が必須だと思います。

TACを選んだ理由・決め手
合格者占有率が圧倒的に高いことが決め手になりました。TAC生が解ける問題を自分が解けない場合は不合格に直結するため、TAC生ができる問題は自分もできるようにすることが必須だと考えたからです。また、単純に合格者が多いのは講師や教材が優れているからだと考えました。


受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

上手くやっている方もいらっしゃるので言い訳ですが、働きながら幼い子どもがいる状態での家庭での勉強時間の確保は本当に大変でした。家族には本当に迷惑をかけました。また、自分はTACの受講開始が講座の開講後だったので、学習進度が常に講座スケジュールや答練に遅れているような状態でした。答練やアクセスαは学習の進度として死守すべきものだったと思います。


仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

通勤時間が1時間あるのを逆手に取り、日々の勉強時間の大部分は通勤中に稼ぎました。家から出た瞬間からスマホで歩きながら暗記をやりました。帰宅後は子どもの世話や疲労からなかなか勉強することが難しかったので、とにかくスマホに触れるときは暗記をするように意識していました。


効果的な学習方法

本試験はかなりの文量を手で書き上げないといけないので、考えている時間はほとんど無いと思ったほうが良いです。論証例や基準だけでなく、答練の解答で重要なものや使えるものは、片っ端から段落ごと暗記していきました。簡単には暗記はできませんが、まずは「こんな感じのこと言ってたな」という漠然としたものから、段々と精度を上げていきます。暗記は眺めていても意味がないので、必ず口に出すか、頭で暗唱したり、イメージしてから正解を確認するようにしました。時間はかかりますが、頭を使わないと定着せず精度も上がらなかったです。書いて覚えるのは漢字のミスなど見つけられますが、とにかく時間がかかりますし、汚く書くクセがついたり頭を使わずにただ書いていたりするようになるので、一長一短があります。直前期は時間の無さから強制的に勉強方法と脳が洗練されていき、音読か頭の中の暗唱で暗記は進められるようになり、かなり効率が上がりました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

働きながらだとどうしても答練以外の出席は難しいため、WEBフォローでの講座の視聴は必須でした。また出席していないと質問の機会が限られますが、質問メールも役に立ちました。自分はとにかく暗記に必死で、あまり質問が思い浮かぶことはなかったのですが、気になったところは質問メールですぐ解決できたので良かったです。特に教室で答練を受けられない時は活用しました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

どの講師もレベルが高く、満足できる授業が受けられました。特に演習の渡邊先生の熱意には精神面で助けられました。周りの人が答練で難なくこなしていく演習で、自分だけは勉強不足からなかなか点数を伸ばせずにいて焦る日々でした。結局最後まで得意科目にすることはできませんでしたが、渡邊先生の熱意で諦めることなくなんとか合格レベルまでは押し上げることができました。渡邊先生の演習のアクセスコースを受けていなければ不合格だったと思います。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)
答練の解答が芸術的で、いつも感動していました。特に鑑定理論の解答は本当に美しいと思います。可能ならそのまま丸暗記して使うべきです。テキストも必要なことが必要なだけしっかり書いてあり、無駄なく効率的に勉強できるのは本当に強みだと思います。例えば今年の会計学はテキストだけやっていれば問題なく高得点が取れる内容でした。TACのテキストから作問しているのではないかと思うほどでした。


TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

気づいた時には遅かったのですが、学習の進度は適切に作られています。アクセスコースや各種答練の進度は非常によくできています。それぞれの答練の時期に、必ずためることなく答練を解いて、またある程度その答練を解けるレベルまで勉強しておくスケジュール感は大事です。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

自分の立ち位置が知れるというのは非常に重要だと思います。TACの合格者占有率と、自身の模試の順位でだいたい本試験の位置も見えてくるはずです。また緊張感や雰囲気を掴むためにも教室で模試の受験をおすすめします。最初の民法は頭が真っ白になりがちなので、開始前の時間ギリギリまで答練を解いて、手を動かして書いてエンジンをかけておこう、といった対策も思いつけました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

論文特効ゼミを受けないという選択肢はないと思います。とにかく論文マスター問題集は必携です。論文マスター問題集を丸暗記するくらいの気合とスケジュール感は持っておいたほうが良いです。また恒例の出題予想も、ラスト1週間の勉強内容の取捨選択で威力を発揮しました。アクセスコースは特に演習と民法が良かったです。演習は渡邊先生が非常に良いのと、各手法の基本が学べること、民法は可能な限りいろんな論点に触れられることが魅力です。

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

単語帳アプリを使って3週間ですべてのカードが周回するようにしていました。単語帳の入力も時間の無駄なので、テキストや答練の該当部分を撮影した画像で作成します。あとは答えを見る前に声に出すか、頭で正解を暗唱してから答え合わせをします。科目数が多いので、こんな単純な勉強でも完璧に日々の分量をこなすには時間不足でした。

直前期の過ごし方

ほとんど皆さん同じかと思いますが、とにかく時間がないので他のTAC生に差をつけられないために、答練・模試・総まとめテキストに絞って回していました。1年前に合格体験記を読んで、「自分は余裕をもって勉強を進めるから決してこうはならない」と思ってましたが、結局自分も同じでした。時間がないのであれこれ手を出さずに、やったものを繰り返して完璧にしていくのが大事だと思います。

本試験当日のエピソード

空調が直撃して寒かった以外は、ありがたいことに隣の人や周りの人に迷惑な方もおらず集中できました。ただし、3日間は異常な緊張状態と興奮状態でまともに食べられず、寝られませんでした。変に寝ようとするよりは、興奮しているのを利用してとにかく勉強していました。最終日はお米すら飲み込めなくなったので、ゼリー飲料がオススメです。

これから目指す方への応援メッセージ

高橋先生が良く言いますが、皿回しのような勉強が続いて、働きながらの勉強は本当に大変です。1日に1科目たった2時間の勉強でも全科目やったら10時間も必要という理不尽な試験勉強です。時間が足りなくて本当にしんどいと思いますが、TAC生というだけで優位な立場にいます。必要以上に焦らずに、とにかく合格に必要なことだけやることを意識してください。

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